Webデザインやガジェット、格安SIMの情報ブログ

qi(置くだけ充電)は便利だからもっと流行ってほしい

普段スマートフォンの充電はどのように行っていますでしょうか?

皆さん普通にmicro USBやLightningなどの充電ケーブルととスマートフォンを繋いで充電しているという方が多いと思います。あれって結構面倒くさいんですよね。

充電するたびにいちいち充電ケーブルに繋いで充電して、充電が終わったらケーブルを外して…とズボラな私は「あーもう面倒くさい!」と嫌になってきます。

でもスマートフォンを毎日ずっと触っているような人間なのでバッテリー切れにならないかいつも気にしています。

どうにかしてこの手間を減らせないかと考えたら「qi(置くだけ充電)」という手段があったことを思い出しました。

今回はこの置くだけ充電について紹介いたします。

※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。

スポンサーリンク

Qi (ワイヤレス給電)とは

qiロゴ

Qi(チー)は、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WirelessPowerConsortium;WPC)が策定したワイヤレス給電の国際標準規格である。現在、携帯電話やスマートフォンを対象とした5W以下の低電力向け規格のみ策定されている。

NTTドコモでは、Qi規格に準拠したワイヤレス充電機能をおくだけ充電と称しており、登録商標を保有している。

引用元:Qi (ワイヤレス給電) – Wikipedia

ドコモが発売しているスマートフォンでqi対応だと置くだけ充電と呼ばれるようです。正式にはワイヤレス充電と呼べばいいのかな?

充電パットにqi対応のスマートフォンやモバイルバッテリーなどを置くと、本体とケーブルを繋がなくても充電出来てしまうというものです。ちなみに「qi」は「チー」と読みます。初めて見た時は読み方が分からなく、「くぃー」とか言ってましたw

技術的なことはよく分からないのですが、これがとにかく便利なんです。
今まで使う前は「あってもなくてもいいや」と思ってましたが、今ではなくてはならない存在となりました。

私はドコモで2013年2月に発売されたPanasonic ELUGA X P-02EとSHARP AQUOS Phone ZETA SH-06Eの2機種できる使用しております。

次にqi充電のメリットとデメリットを見ていくことにしましょう。

メリット1:ケーブルに縛られずに充電が出来る

スマートフォンを充電する時に本体を充電パットに「ポンッ」と置くだけで充電器に開始するので、充電するときの煩わしさが解消されます。

充電を終わるときも端末を持ち上げるだけなので、使いたいときに持ち出せるのが便利だなと感じました。

メリット2:防水パッキンの劣化を防ぐことが出来る

私が使用しているELUGA Xは防水端末のため、micro USB端子にはパッキンの付いた蓋が付いています。これを隙間なくきっちりと閉めることによって水の侵入を防いでいます。

しかし充電端子は頻繁に開け閉めする場所なので段々と締まりが悪くなってしまいます。(意味深)

蓋がガバガバになってしまうと防水端末の意味を成さないため、出来るだけ開け閉めする回数を減らし慎重に扱う必要があります。

qi充電を使うことで充電端子のキャップを開け閉めすること無く充電ができるので、パッキンの劣化を防ぐことが出来ます。

デメリット1:充電時間が長い

普及しない理由の一つとして、充電ケーブルで充電するよりも充電時間が長いことが挙げられます。
最近のAndroidスマートフォンは大容量のバッテリーを搭載されているため、1Aなどの通常の充電器では充電に時間が掛かってしまいます。充電時間を短くするには1.8Aや2.1Aなどの急速充電器を使うと早く充電することが出来ます。(対応するスマートフォンかどうか確認してから使用しましょう!)

置くだけ充電は充電パットによって出力によって異なり、ELUGA X付属品の充電パットは650mAしかありません。これはガラケーの充電器と同じくらいの量なので、当然ですが充電時間が伸びます。
私は夜寝る前にモバイルブースターと一緒に充電して朝起きたら満タンになっているくらいです。少なくとも3〜4時間くらいは掛かってしまうので、急いで充電したいときは急速充電器を使いましょう。

Panasonic QE-TM101-Kなどを使うと1Aで出力出来るため、ELUGA X付属品の充電パットで充電するよりも早く充電することが出来るようです。こちらもスマートフォンによって充電できる出力量が決まっているため、その量を超えると多くても充電時間が変わらなくなってしまいます。

デメリット2:充電パットが高い

家電量販店などで販売されている充電パットが高いのも普及されない理由だと思います。通常の充電ケーブルは通常1000円くらいでAmazonなどではもっと安いケーブルも販売されています。
しかし、qiの充電パットとケーブルセットで3,000〜9000円とかなり高額です。ドコモポイントが余っている人はドコモのオプション品を購入するのも手だと思います。

充電パットのみなら以下の商品が2,680円からAmazonや楽天で販売されています。別途充電ケーブルが必要になります。

参考記事

おくだけ充電 | サービス・機能 | NTTドコモ

価格.com – 『市販品での置くだけ充電について』 パナソニック ELUGA X P-02E docomo のクチコミ掲示板

流行りそうで、なかなか流行らない「おくだけ充電」 – ケータイ Watch

まとめ

Nexus7(2013)やNexus 5などのタブレットやスマートフォンにも搭載された置くだけ充電はまだまだ普及しておらず、充電出来る場所はほとんどありません。これを機に普及してくれたら、身近に充電スポットが増えてもっと便利に活用出来るのではないかと思います。

コメントを残す

writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。