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一部でボロクソに叩かれているWiMAX2+を「Try WiMAX」を使ってガッツリ試してみた

モバイル回線ながら固定回線代わりとして利用している人も多いWiMAX2+ですが、昨年からギガ放題の場合でも直近3日間3GB制限が掛かるようになり集団訴訟問題に発展しました。

肝心のネットワークもエリアが狭く速度が出ないと言われており、あまり良い噂を聞かないWiMAX2+。ちょうどゴールデンウィークで連休を取ることができたので「Try WiMAX」を使ってガッツリ試してみることにしました。

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Try WiMAXとは

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Try WiMAXとは、UQ WiMAXのモバイルWi-Fiルーターを15日間無料で貸出してくれるサービスのこと。

申し込んだら15日間フルに使えるわけではなく「申し込みから返却して到着するまでの15日間」なので、実際には一週間と+αだけ借りられます。不在で受け取れなかった日もカウントされるので、確実に受け取れる日に合わせて申し込むことをオススメします。

通信速度やエリアの確認、最新のモバイルWi-Fiルーターを借りられるので今使っているものと速度がどれだけ違うか比較することができます。初代WiMAX時代からあるサービスなので試したことがある方も多いのではないでしょうか。

初代WiMAXはauの EVO WiMAXレンタルで少し借りたことがありましたが、当時はまだまだ普及していなかったのでろくに電波を拾わないイメージが私の中で定着しています。

申し込み方法

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Try WiMAXレンタルのページから「Try WiMAXのお申し込み」ボタンをクリック。

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Try WiMAXの仮登録画面が出てくるので、重要事項説明書を確認後「同意する」を選択して申し込むボタンをクリック。

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メールアドレスを入力し仮登録ボタンを押します。この時、携帯のキャリアメールアドレスが無いと登録が出来ないので注意。

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よく見ると同社が出している格安SIM「UQ mobile」も含まれていました。私はワイモバイルのPHSを契約していたので問題なし。

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仮登録が完了するとこのようなメールが届くので、認証URLにアクセスして本登録に進みます。

本登録では発送先の住所や連絡先、クレジットカードの登録を行います。このクレジットカードは返却期限が切れても返却しなかったり、本体を破損・紛失した場合に違反金を支払う目的で登録します。あくまで本体一式は借り物なので大切に扱いましょう。

Try WiMAX 違反金
Wi-Fi ルータ(クレードル無し) 20,000円
Wi-Fi ルータ(クレードル有り) 22,750円

最新端末 Speed Wi-Fi NEXT W02が届いた!

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申し込んでから数日後に届きました。

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中身はクッション材で守られています。

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内容物はWi-Fiルーター本体、充電クレードル、microUSBケーブルと充電ケーブル、説明書や返送用伝票が付属していました。

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今回お借りしたW02は最新のWiMAX2+対応ルーター。WiMAX 2+ のキャリアアグリゲーションで下り最大220Mbpsまで対応しています。昔はWi-Fiルーターって男性向きのデザインが多かったイメージですが、清潔感のあるホワイトなら女性が持っても違和感が無さそう。

表面にはTry WiMAXのシールとSIMの取り出し口に「開封厳禁」の文字が。

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付属の充電ケーブルはコンセントプラグが大きく使いづらいので自前の充電器を使いました。

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専用クレードルは背面にLANポートを備えているので、外ではWi-Fiでスマホやタブレットを接続し、自宅に帰ったらクレードルを接続するだけでパソコンがネットに繋がります。

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スタンドに本体を設置してみた。軽い力でハマるのでよくパソコンで利用する方はクレードルがあったほうが便利ですね!

地方や建物内では圏外になることも

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WiMAX2+は電波の特性上、地方や建物の中では今でも繋がりにくく電波を見失ったり圏外になることが何度かありました。

そんな時は通信モードを「プラスエリアモード」にするとauのプラチナバンド(800MHz)「au 4G LTE」が使えます。LTEは広いエリアで繋がるのでWiMAXが届かない地域でも高速インターネットを楽しめます。

ただしプラスエリアモードを利用すると別途1,085円のオプション代金が発生し、通信量が月間7GBまでに制限されてしまいます。容量を超過してしまうとWiMAXとLTEの両方が128Kbpsへ制限されてしまうため使いすぎには注意です。

噂されているほど速度制限は掛かっていない?

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上の圏外だった写真でも表示している「通信量カウンター」では直近3日間と1ヶ月間の通信量をホーム画面に表示可能です。

WiMAX2+では「直近3日間の通信量が合計3GB以上通信すると翌日の昼頃~翌々日の昼頃まで速度制限が掛かる」ようになっています。

直近3日間で3GBって聞くとヘビーユーザーだけだと思う人も多いですが、高画質で動画を見たりすると意外とあっさり到達してしまいます。実際にどれだけ遅くなるのか確かめるためにHD動画を視聴し続けて3日間で12GB、10日間で25GBの通信を行いました。

いつもどおり沖縄県那覇市周辺で測定してみると意外な結果に。

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    速度制限前
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    速度制限後

自宅で測定したら常時これくらの速度が出ています。速度制限前は下り20Mbpsを超えることも多く、規定の容量を超えた後も「これ本当に制限掛かっているの?」と言うほど快適に楽しめました。

スクリーンショットでは制限時の上りが極端に遅くなっていますが、通常であれば平均で3~4Mbps程度は出ていました。速度制限に引っかかったときでも格安SIMの平均値くらいの速度が出ているので全然問題なく使えます。

利用期間終了後はアンケート調査の電話などが掛かってることがありますが、「検討します。」とだけ答えればOK。

UQ公式から申し込むのもいいですが、他社のプロバイダで契約するとキャッシュバックをもらえたりや月額料金が非常に安く維持することが可能です。

WiMAX2+は”今のところ”快適に使えるベストなモバイル回線だった

約10日間程度WiMAX2+を試した結果、モバイル回線の中で今のところ快適に使えるベストな選択肢だと感じました。

WiMAX2+は通信する環境に大きく左右されやすいため万人に勧められるものではないと思いますが、短期間にこれだけ通信しても極端な速度制限が掛けられないのは大きな強みだと思います。

格安SIMとは違いキャリアと同じ2年間の縛りがあるため今後どうなるか不安が残ります。なので、今のところ快適という表現にしました。制限は今のところ言われているほど厳しくないので、無制限の格安SIMに期待してうんざりしていた方は一度Try WiMAXでお試してみて下さい。

auの携帯とセット契約で「auスマートバリューmine」が適用可能

特にオススメなのがauのガラケーやスマホでパケット定額に入っている方!「auスマートバリューmine」が適用され、ガラケーは月額料金から802円引き、スマホ1,008円引きになります。ただし、割引が適用されるのは1契約につき1台のみなのでauひかりのように家族全員まとめて割引ではないです。

自宅のネットとモバイル回線をまとめたい方に

一人暮らしの方で自宅にいる時間が短く、外でもお家でも快適にネットがしたいかたにはWiMAX2+がオススメ。

コンマ一秒を争うようなネットゲームなどには向いていないものの、動画視聴や作業用BGMを垂れ流すような使い方にはもってこいだと思います。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。