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「UGREEN HiTune X6」レビュー:高機能かつ低音強めのパワフルな音を楽しめる!価格破壊な完全ワイヤレスイヤホン

USB充電器やケーブルなどを取り扱うUGREENさんより、ノイズキャンセリング・片耳モード・低遅延モード搭載の多機能な完全ワイヤレスイヤホン「UGREEN HiTune X6」をご提供いただきました。

■メリット
  • 販売価格が安い(セールで3,000円台になることも)
  • マットな質感で高級感のあるデザイン
  • IPX5の防水に対応
  • ノイズキャンセリング搭載
  • 片耳モード・低遅延モードに対応
  • 低音の深さで気持ちよく聴ける
■デメリット
  • イヤホン本体とケースは少し大きめサイズ
  • イヤホンが丸みデザインで滑りやすい
  • 長時間聴いてると疲れやすいかも?

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UGREEN HiTune X6のスペック

UGREEN HiTune X6は、5,000円台で購入できる価格帯ながら、アクティブノイズキャンセリングや片耳モード、低遅延モードに対応した高機能なワイヤレスイヤホンです。

UGREEN HiTune X6のスペック
メーカー名 UGREEN
型番 WS118
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.1
対応プロファイル A2DP/AVRCP/HSP/HFP
対応コーデック SBC/AAC
最大通信距離 10m
ドライバー経 10mm
ANC機能 最大-35dB
バッテリー駆動時間 本体:6時間(SBC・音量80%時)
ケース込み:26時間
充電時間 本体:1.5時間
ケース:2時間
バッテリー容量 本体:100mAh
ケース:400mAh
充電端子 USB Type-C
防水・防塵 IPX5
サイズ ケース:8.5×42.9×61.5mm
重量 本体:5.2g(片耳)
ケース:50g

対応コーデックはSBCとAACのみで、Android に採用されているapt-Xには非対応です。

アクティブノイズキャンセリングは最大-35dBまで対応。バッテリーはイヤホン単体で6時間(SBC・音量80%時)、ケース込みで26時間使用できます。

低価格でノイズキャンセリングを試してみたい、ワイヤレスイヤホンをコスパ重視で選びたい方にオススメです。

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UGREEN HiTune X6の外観・デザイン

パッケージはブラックのクールな印象。表面にはイヤホンの写真と型番などがあり、裏面にはスペック表などが記載されています。

内容物・付属品

箱を開けるとイヤホンの操作方法やイヤーピースの説明が出てきました。

箱の中身はイヤホン単体、充電ケース、イヤーピース、充電用のUSB Type-C to Cケーブル。ユーザーズマニュアルとセーフティーガイドが入っています。

ユーザーズマニュアルは日本語に非対応ですが、イラストでなんとなく伝わります。

ケースのデザイン

ケース本体は光沢のないマットな質感。Apple製品のブラックとスペースグレイのようなツートンカラーで高級感があります。

ケースのサイズは8.5×42.9×61.5mm。卵一個分より少し大きいサイズをイメージしてもらうと分かりやすいかも。厚みがあるのでポケットに入れると膨らみが目立ちます。

イヤホン単体の重量は片耳5.5g、ケースを含めると50gでした。

蓋には「UGREEN」のロゴが控えめに印字。正面中央にバッテリー残量やステータスを表示するLEDランプを搭載しています。

背面にはリセットボタンとUSB Type-C端子があります。残念ながらワイヤレス充電には対応していません。

UGREEN HiTune X6は片耳での使用も出来るため、オンライン会議などで長時間使用したいときは交互に充電しておけば長時間使用できます。

底面がフラットなので写真のように自立します。自立することで卓上に置いたままイヤホンを出し入れしやすく、見栄えもよくなる気がしています。

イヤホン本体のデザイン

イヤホン本体は丸みのある細長い形状をしています。外側のセンサーをタップすることで各種操作が可能です。

外側はケースと同じマットな質感ですが、内側は光沢がありツルッとしています。LとRが色分けされているが地味に便利。

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UGREEN HiTune X6の特徴・機能

UGREEN HiTune X6をしばらく使ってみて、使用感や良かったところ、イマイチだったところをご紹介します。

装着感

イヤホンを実際に装着してみるとこんな感じ。

カナル型で耳に触れる部分が小さいため、イヤホンをひねって耳に固定するまでは抜けやすく感じました。うまく固定できると頭を振っても落ちないです。

イヤホン自体が少し大きめなので、耳穴が小さい人だと長時間着けていると疲れてくるかもしれません。イヤーピースを交換することでフィット感もある程度調整可能です。

ペアリング・接続の安定性

ペアリングや接続の切り替えはデバイス側から行います。

スマートフォンのBluetooth設定から「新しいデバイスとペア設定」をタップ、使用可能なデバイスから「UGREEN HiTune X6」をタップするだけでペアリングが完了します。

マルチペアリングには非対応なので、別のデバイスと接続するには一旦ペアリングを解除する必要があります。このあたりは低価格帯のイヤホンなので仕方ないです。

接続の安定性については良好です。人通りの多いバスターミナルや交差点などで使用しても音切れや目立った遅延などは発生しませんでした。

イヤホン単体で各種操作が可能

イヤホンの側面をタップすると各種操作が可能。複数回タップの反応も良く、誤動作が少なくて使いやすかったです。

通常操作
左耳 右耳
再生・一時停止 1回タップ 1回タップ
曲送り 3回タップ
曲戻し 3回タップ
音量+ 2回タップ
音量- 2回タップ
低遅延モード 4回タップ 4回タップ
ANC/外音取り込み切替 1秒長押し 1秒長押し

通話機能
左耳 右耳
通話応答・終了 1回タップ 1回タップ
通話拒否 2秒長押し 2秒長押し

音量操作や曲送り・曲戻しがイヤホン単体で行えるのは便利でした。ANC/外音取り込みの切替も1秒長押しでスムーズに行なえます。

専用アプリが用意されていないので、操作方法のカスタマイズは出来ません。

音質は低音強めのズンズン系

肝心の音質については低音強めのチューニングで、良く言えば迫力のあるサウンドを楽しめます。ドンシャリを活かして派手なロックを聴いたり、エネルギッシュな曲との相性が良さそうです。

悪く言えば、音が強調されすぎて疲れやすいとも感じました。広域の広がりや繊細な音を聞きたい方はより上位の製品を選ぶ方が良いでしょう。

音に強いこだわりがない筆者のような使い方なら、移動中や作業用のBGMを流す用途で満足できる音質です。実売で5,000円以下で購入できるイヤホンの中ではコスパがいいと感じました。

ノイズキャンセリングと外音取り込み機能

イヤホンの側面を1秒間長押しするとANC(ノイズキャンセリング)機能と外音取り込み機能が切り替わります。

ノイズキャンセリングの性能は-35dBとありますが、実際は周囲の音を完全に消すのではなく、低めの音が静かになるイメージです。音が少しマイルドになり、バランスの取れたサウンドに感じました。

車や電車の走行音などもある程度小さくなったので効果は実感できました。使用中にホワイトノイズもなく実用的な範囲だと思います。

外音取り込み機能の作動中はボリュームが少し小さくなるので、確かに周囲の音も聞き取りやすくなりました。急に人に話しかけられたときなど、イヤホンを着けたままでも十分会話できますね(見た目がアレなので普段は外して会話します)

低遅延モード

動画やゲームなど音のズレが気になるときは、低遅延モードに変更するとズレが少なくなります。イヤホンの左右どちらかを4回タップで変更できます。

低音が強調された音がマイルドになり、相対的に中高音が聞き取りやすくなりました。低遅延モードにすると接続距離が短くなるようで、デバイスから距離が離れると途切れやすくなるためご注意ください。

まとめ

UGREENから登場した完全ワイヤレスイヤホン「UGREEN HiTune X6」をレビューしました。

デザインの高級感、バッテリーもちの良さに加えて、ノイズキャンセリング・片耳モード・低遅延モード搭載の多機能さも魅力的な製品です。これがセール時に3,000円台で手に入るのは正直かなり驚きました。

ここ数年でワイヤレスイヤホンの進化が著しく、様々な製品が登場している中でもコスパの良さは上位に来ると思います。安いからと言って機能が少なかったり、使い物にならないレベルではなく、上を求めなければ十分実用的だと感じます。

音質については低音強めで好みが分かれるところですが、この価格帯の味付けとしては用途次第でアリじゃないかと。原音に忠実な音を聴きたい方は、価格帯からしてもターゲットではないはずです。

デザインがオシャレなイヤホンがいい、ドッシリと安定感のある低音が好き、バッテリー持ちや機能も豊富で安いイヤホンが欲しいという欲張りな方にはおすすめです。

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