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【ワーストバイガジェット2021】Android 12になって改悪した「Google Pixel 5」

今年もこの季節がやってきました。

どうもこんにちは、ワーストバイガジェットの主催者でもあるとくめい(@tokumewi)です。主催者なのに遅刻しちゃいました。ごめんなさい。

この記事は「ワーストバイガジェット Advent Calendar 2021」の19日目の記事です。以前公開したベストバイガジェットとは違い、日付がほとんど空いた悲しい状態のカレンダーを眺めています。

そんなことはともかく、2021年のワーストバイガジェットはタイトルにもある通り「Google Pixel 5」です。

レビュー当初はあんなに高評価だったのに、どうしてワーストバイになってしまったのかをつらつらと書いていきます。

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Snapdragon 765Gがスペック不足に感じてきた

これは買う前から知っていましたが、使っていくうちにSnapdragon 765Gがスペック不足に感じてきました。

リフレッシュレート90Hzに対応しているものの、SoCが足を引っ張っている感じがします。

日常使いでは十分なスペックですが、ブラウザやTwitterのスクロールが若干カクついて見えるのが気になってきました。

あまり発熱しないと言われていますが、私の筐体だけなのかしばらく使っていると結構熱くなります。Twitterのスペースを聴いていると動作がガックガクになってストレスです。

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カメラのシャッター音、スクリーンショットの音が消せない

Google Pixel 5はカメラのシャッター音とスクリーンショットの撮影音が大きいです。

以前は無音化アプリで対応できていましたが、Android 11から機能しなくなりました。

無音化でなくても音がもう少し小さければ良かったです。せっかくキレイに写せるカメラを搭載しているのに惜しいと思います。

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SIMトレイがプラスチックで脆い

以前にも記事にしたGoogle Pixel 5のSIMトレイが割れやすい問題。トレイがプラスチック製で少し曲げるだけで折れやすい設計は改善してほしいポイントです。

SIMトレイが破損したときはeSIMが使えるから大丈夫…というわけにもいかず、eSIMは別の回線を入れているので、そう簡単に入れ替えることができないです。

auショップでも取り寄せできず、海外通販から届くまでの3週間は別の端末を使用していました。予備の端末を持っていないときはこんな時困りますね。

Android 12の使い勝手が微妙

Android 12にアップデートしてからUIが大きく変わり、慣れ親しんだAndroidとは違って使いづらくなったと感じています。

Wi-FiのON/OFFが一発で切り替えできない

Android 12になってから、クイック設定パネルにWi-Fiのオンオフボタンが消えて、モバイルデータのオンオフと統合された「インターネット」が出現しました。

これにより、Wi-FiのON/OFFを一発で切り替えることができず、どのWi-Fiにつながっているのか確認するのも二度手間になります。

一応、サードパーティ製のアプリでWi-Fiのボタンを追加することはできますが、同じようなボタンが2つ並ぶのも気になります。

オーバースクロール効果が邪魔

引用元:オーバースクロール効果  |  Android 12  |  Android Developers

Android 12はスクロール時に視覚効果として「オーバースクロール効果」が加わりました。

画面の端までスクロールしたときにバウンドしたり、画面全体がびよーんと伸びる動きです。

この動きが違和感を感じて、ずっと使っていると酔ってきます。
最初は慣れの問題かと思って使っていたものの、何度使っても気持ち悪くなります。

このエフェクトのみオフにする項目がなく、設定から全てのアニメーションを無効化する必要があります。

その他のエフェクトまで巻き添えになるのは嫌ですが、現状だとこれしか方法がありません。

ロック画面の時計がダサい

ロック画面に表示される時計が大きくなりました。通知が表示されていると小さく表示されるため、私はOPPO Band Styleの通知を常駐させています。

画面をスリープにしても勝手に点灯する(端末依存のバグ?)

端末依存のバグかもしれませんが、Android 12になってからスリープボタンを押しても勝手にロック画面が表示される不具合に悩まされています。

ロック画面の設定から「時間と情報を常に表示」をオフにしたら直りますが、これもよく使っている機能だけに困ります。

Google Pixel 5の良いところ

悪いところばかり挙げてきましたが、コンパクトでサイズ感やGoogle Photoの無制限アップロード対象など好きなところもたくさんあります。

コンパクトで片手でも握りやすいサイズ

最近では珍しくなってきた片手で握りやすいサイズなのも気に入っている理由の一つ。

高性能でも大きくて重たいスマホだと、長時間使っていくうちに腕が疲れてきます。

特に文字入力のときは片手で届く範囲が広いため、片手操作が多い人にこそオススメしたいです。

今では大画面でも薄型軽量の「Mi 11 Lite 5G」もあるため、動画視聴などをするときはMi 11 Lite 5Gを使用しています。

Google Photoの無制限アップロード対象機種

2021年6月から「高画質」設定でもアカウントの保存容量を使用するようになったGoogle Photoですが、Google Pixel 5は無制限ストレージ廃止の影響を受けていません。

今年発売されたGoogle Pixel 5a、Pixel 6、Pixel 6 Proは対象外になったので、この点はありがたい限りです。

別の端末で撮った写真でも、Pixel 5を経由してアップロードすれば無制限の対象になります。

ということで、ニアバイシェアやクラウドストレージを経由してPixel 5に画像や動画をダウンロードし、そこからGoogle Photoにアップロードするようにしています。

防水防塵、ワイヤレス充電、eSIM対応などトレンドを抑えた機能

個人的にメイン機である必須条件として、防水防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電、デュアルSIMに対応していることが望ましいです。

優先順位だと【防水防塵>おサイフケータイ≧デュアルSIM(DSDV)>ワイヤレス充電】の並び。

防水防塵は絶対に必須で、おサイフケータイやデュアルSIMは優先度高め、ワイヤレス充電はどちらでも良い感じです。

SIMフリーモデルでこれらの条件を全て満たしたスマホって、実はほとんど見つからないんですよ。

あるとしてもめちゃくちゃ高いハイエンドか、UIがあまり気に入らないSHARPの端末くらいですね。

まとめ

持ちやすいサイズに大容量バッテリーを備えており、過不足なく搭載された機能、Google Photoの無制限アップロードなども便利に使えています。

しかし、最近のコスパに優れた中華スマホや、他社のハイエンドモデルを触るようになってから、スクロールの引っかかりや発熱など細かい部分が気になってきました。

そこに重なるようにOSアップデートでの不具合やUIの大幅刷新により、いい評価よりも駄目なところが目立ち始めています。

この機種を気に入っていたはずなのに、最近は他の機種を触る機会が増えてきています。来年はきっとメイン機が入れ替わることになるでしょう。

購入当時も言っているように、単体で見たらとてもいい機種です。ただ1年以上経過したことで新機種に目移りしてしまうだけだと思います。

今後のアップデートで細かい不具合が解消されたらメイン機として戻したいですね。

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