お久しぶりです。最近はあまり格安SIM業界の動きがなかったのですが、あまり動向を追ってなかったDTI SIMが「半年タダでお試し！キャンペーン！」と称して先着5,000名に限り3GBプランが半年間無料で使えるSIMをばら撒いています。

ちょっと何を言っているのか良く分からない…。という方に落ち着いて説明します。これは以前行っていたmineoキャンペーン以上のお祭りになりそうですよ。

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3GB使えるデータSIMが半年無料。最低利用期間や解約金もなし。

DTIは株式会社 ドリーム・トレイン・インターネットという老舗のインターネットプロバイダーの会社です。以前は「ServersMan SIM LTE」というワンコインで使える低速250Kbpsの格安SIMを提供しておりましたが、2015年10月1日にトーンモバイル株式会社に移管となりました。

その後DTIと株式会社フォーイットが協業して、新たに「DTI SIM」をリリースしました。フォーイットのポイントサイト「スマイルモール」と連携することで、3GBプランと5GB・10GBプラン（音声のみ）は業界最安値を実現しています。

• ※価格は全て税込表示

このうち、3GBプランが今回の無料キャンペーン対象です。

データSMSプランとデータプランなら半年無料に加えて最低利用期間もありません。無料期間が終わったら解約しても追加料金は発生しないので、他社と比較してみて良ければ乗り換えてみるようなお試し感覚で契約できます。

音声プランでは無料期間が半年から2ヶ月になってしまいますが、無料期間内は特別に最低利用期間無しになっています。無料期間が終了したら12ヶ月の最低利用期間が設けられて期間内の解約は解約金（10,584円）が発生します。また、無料期間内であってもMNP転出する場合は、通常通り5,400円掛かります。

キャンペーンページがものすごく胡散臭い

せっかくお得なキャンペーンを開催しているのにキャンペーンのページがものすごく胡散臭いです。

スマートフォンに最適化されていないので常に拡大表示された状態です。格安SIMなんだからスマホから申し込むことを想定していなかったのか、ちょっと残念なところです。

申し込み直前で+3GBのキャンペーンも。ただし…

登録ページから情報を入力して、申し込み完了直前に「通常プランの半額で+3GB追加できます！」と勧めてきますが、こちらは半年無料の対象外なので無視しちゃいましょう。

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キャンペーン注意点

メリットが多い今回のキャンペーンですが、気をつけておきたいことが数点あります。

契約事務手数料3,240円が掛かる

回線を契約するときに手数料として3,240円が掛かります。これは格安SIMに限らずキャリアで契約するときも同じように掛かります。

他社のSIMカードはAmazonや楽天などでSIMパッケージが格安で販売されており、これを購入すれば手数料が掛からず初期費用を抑える事ができます。しかし、DTI SIMはパッケージ販売されてないので、半年無料とは言いつつも実際のところは3,240円で半年使えるSIMカードになっています。

パケットの繰越・高速・低速通信の切替に非対応

DTI SIMではパケットの繰越や高速・低速通信の切替に対応しておらず、他社と比べて機能は豊富ではないようです。この機能は各社対応していることが多いために少し見劣りしてしまいます。

直近3日ごとの速度制限あり

私の嫌いな直近3日制限が漏れ無くついてきます。直近3日間で1GBプランは366MB、3GBプラン・5GBプラン・10GBプランは1GBを超えると制限を行う場合があるらしいです。それ以外にも一度に大量のデータを送受する通信が一定期間継続された場合、通信が著しく輻輳（ふくそう）するときは制限が掛かるなど、結構細かく制限内容が書かれています。

詳しくは注意事項のページに書かれているので、契約前に読んでおくことをオススメします。

• ご注意事項｜ DTI SIM：【dream.jp】

キャンペーン適用は先着5,000名限定

冒頭でも話しましたが、このキャンペーンは先着5,000名限定です。2015年12月18日（金）～2016年1月31日（日）まで開催されますが、定員に達し次第終了となるため気になっている方は早めに申し込んでおきましょう。以前のmineoの申込者数を見る限りだと年内くらいで締めきりそうな予感がします。

キャンペーンで人が殺到すれば、「速度が落ちて使いものにならない」なんてこともあり得るのであまり期待しないでおきます…。

私は既に申し込んでいるので、実際の速度はSIMカードが届いてからご紹介したいと思います。