ポケットにも収まるコンパクトサイズ「EC Technology 折りたたみ式Bluetoothキーボード」レビュー
スマートフォンやタブレットと接続するBluetooth製品を販売しているEC Technology様より、ポケットにも収まる折りたたみ式Bluetoothキーボードをご提供頂けたのでレビューしたいと思います。
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気軽に持ち運べるコンパクトサイズのBluetoothキーボード
パッケージはキーボードの構造が分かるような写真が使われており、ひと目でどんな製品なのかが分かりやすいです。箱のサイズはモバイルバッテリーが入っているくらいコンパクトなサイズで、このサイズにキーボードが入っていることに衝撃でした。
箱から中身を全部取り出してみました。キーボード本体と、説明書、充電用のmicro USBが入っていました。
折りたたんだ状態でXperia Z3の高さとほぼ同じサイズでした。このサイズ感が素晴らしく、カバンに忍び込ませたり、コートのポケットにもすっぽりと収まり持ち運びに適しています。
キーボード本体前面はiPhoneのスペースグレイのような質感でサラサラしています。酸化アルミニウム合金製で安っぽさは全く感じません。
裏面にはバッテリーを内蔵しており、少し出っ張っています。
側面はこんな感じ。左右にヒンジを備えた観音開きのタイプです。下についている穴はmicro USBコネクタです。これでキーボード本体を充電します。
開閉の仕組みが面白い
この開閉のギミックが気持ち良い!マグネットでピタッと止まる感覚が面白くて無駄に何度も開け閉めしたくなります。
正面からだとこんな感じ。片手でもスムーズに開け閉めできてしっかりと固定されます。
キーボードを展開すれば自動的に電源オン、折りたためば自動的に電源オフになるので電源ボタンもありません。電源が入ったりペアリング待機中では中央上部のランプが点灯します。
ヒンジ部分は格子状になっており、主要なキーが極端に小さくなっていないのは高評価。ただ、キーピッチは若干狭い感じがしました。
打鍵感はMacのwireless keyboardに良く似ていて、適度な反発性がありパチパチと心地良くタイピングが行えます。折りたたみ式ということであまり期待していなかっただけに嬉しい誤算でした。遅延なども一切ないので、文字入力に関してはこれで十分だと感じました。
キーボードの配列が少し特殊
キーボード全体。開くと10インチタブレットを横置きするのと同じくらいの幅になります。
表記はUSキーボードですが、Androidと接続した際はJISキーボードと認識されました。
私が試した限りだとこんなキー配置になっていました。何故かバックスラッシュ・円記号(\)などが打てなかった…。
- 基本操作
-
- Fn+C:ペアリング
- Fn+Q:Android接続
- Fn+W:Windows接続
- Fn+E:iOS接続
- Fn+esc:ホームに戻る
- Fn+Win:前に戻る
- esc:全角/半角切替
- Win:Google検索
- Alt+Tab:タスク切替
- Ctrl+BackSpace:Delete
- 記号入力
-
- {[:@(アットマーク)
- }]: {[(波括弧開始)
- |: }](波括弧終了)
- :;: ;(セミコロン)
- "': :(コロン)
- Shift+2: “(引用符)
- Shift+6: &(アンド)
- Shift+8:((括弧始め)
- Shift+9: )(括弧終了)
- Shift++=: ~(波線)
小さな不満点
スペースの都合上BackSpaceのみ1番右上に配置されています。慣れたら問題ないと思いますが、1段目のキーはサイズが小さいのでよく押し間違えが発生しますね。
よく使うTabキーが細くなっているのは少々使いづらさを感じました。キーボードのサイズがコンパクトなのでシカたないですね。折りたたみの宿命でしょうか、Ctrlキーと併用するショートカットを使用するときに少しガタつくのが気になりました。
細かいところですが、ヒンジ部分が飛び出ているので
全体的に満足度は高い
最後は不満点ばかり上げてしまいましたが、全体的にしっかりと作られている印象でした。Bluetoothキーボードはプラスチックの安っぽい感じのものが多いですが、この製品は酸化アルミニウム合金で仕上がりも良く出来ています。
想像以上に打鍵感が良くてタイピングが気持よく行えるので今後もカバンに入れて持ち運び用キーボードとして活用しようと思います。
価格は3,899円と折りたたみ式のBluetoothキーボードにしては安く、手軽に持ち運べてサクッとメールやブログを更新したい方にオススメです。