モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーファンミーティング in 大阪 イベント参加レポート編 #HWJTT2016
- ライター:鹿
2016年12月9日(金)大阪某所で開催されたHuaweiのブロガーイベント「モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング」に当選し、沖縄から参加してきました。今回はイベントレポートとしてスライドを交えながらご紹介します。
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イベントについて軽くおさらい
SIMフリースマートフォン販売台数4か月連続No.1を獲得したファーウェイ感謝イベントを全国4都市(名古屋・東京・大阪・福岡)で開催。司会進行は沖縄を中心にラジオ番組「スマートフォン王国」のパーソナリティや、各種イベントの司会進行などを務めているモバイルプリンス氏と、Android総合情報サイトGAPSIS(ガプシス)編集長の長田 卓也氏の2人が担当します。
ファーウェイ・ジャパンの製品担当者様と一緒に、同社の人気端末「Huawei P9」と「MateBook」の魅力を語ります。
イベント詳細について詳しくはこちら
Huawei端末をまともに触ったのは、ちょうど1年6ヶ月前に格安スマホアンバサダーで提供して頂けたhonor6 Plusがきっかけでした。SIMフリースマホデビューでもあり、格安SIMに本格的にのめり込んだ思い入れのある機種です。
そこから隠れHuaweiファンとしてP8maxやP9、honor8と買い続けている身としてはこのイベントは絶対に外せなかったため、当選したときはかなり喜びました。今回はイベントの様子を紹介します。
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初めての大阪旅行で大遅刻!
イベント集合時刻が19時で30分後にスタート予定でしたが、大阪の関西国際空港へ到着したのが17時30分。
南海電鉄の特急ラピートを使って難波駅へ移動し、本日泊まる宿でチェックインを済ませました。その後に会場へ向かった結果40分の大遅刻。あぁやってしまったー!!
既にスライドでの紹介は終了しており、トークセッションに進んでいました。申し訳ない気持ちで一番後ろの席に座って説明を聞きました。
参加者は20名程度でHuawei端末を所有している方が半数近く。会場にはTwitterのフォロワーの方や有名ブロガーなどが多数参加しており、和気あいあいと進行していました。
これまでの会場よりも豪華なお弁当が軽食として出されていました。この写真を加工しているときに気がついたのですが、シュウマイ食べたあとに撮ってるわこの写真…。
座席にはMateBook・P9が各1台、パンフレットとお弁当が並べられています。軽食として出されたお弁当のサイズが大きめで、これを食べ切らないと端末写真に映り込んでしまいます。説明を聞きながら超急いで食べ進めました…。
会場にはP9とMateBook以外にもhonor8やMediaPad、HUAWEI Watchなどの展示もありました。
ここからのスライドや一部画像はファーウェイ主催ファンイベント事務局さん、NORAQURA!!!のあだっち(@R_ada_cchi)さんから頂いた画像を使用しています。ありがとうございます!
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そもそもHuaweiってどんな会社なの?
HuaweiはSamsung電子やAppleに次ぎ、スマートフォン出荷台数3位の実績を誇る会社です。2015年には全世界で1億800万台もの端末を販売してきました。
国内市場向けでも右肩上がりに売上を伸ばし、2016年上半期は前年比41%アップという凄まじい勢い。
2016年は数多くの部門で受賞歴がありSIMフリー市場で今1番アツい会社であることは間違いありません。まだまだiPhoneやXperia、Galaxyなどと比べると認知度が足りないものの、口コミを通じて徐々にその評判は上がってきています。
Huaweiの主力製品は大画面スマホのAscend Mate 7やP8max、GoogleのリファレンスモデルのNexus6Pなどギーク層にウケるものから、GR5やP9liteなど手に取りやすい価格で”普通に使える”商品を提供しており、幅広いユーザーがHuaweiを利用しています。
昨年はasusのZenfoneシリーズやFREETELのMIYABIなどコスパの高い製品が人気でしたが、今年から値段が多少上がっても質感や性能がいいスマートフォンが好まれるようになりました。
Huaweiではプレミアム志向のスマートフォンを タイプ別に5シリーズ展開し、今回紹介するPシリーズはデザインを気にするビジネスマンやおしゃれ好きな方をターゲットにしているそう。
ライカ監修のデュアルレンズカメラが特徴の「Huawei P9」
Huawei P9は今年の6月に発売されたスマートフォンで、ライカ監修のデュアルレンズカメラで誰でも簡単にきれいな写真が撮れることで根強い人気がある機種です。11月25日から台数限定で新色レッド・ブルーが登場しました。
私自身もこのP9に一目惚れして楽天モバイル経由で購入しました。なのでここで紹介している内容はある程度知っていますが、知らなかった人に向けて改めてご紹介します。
デュアルレンズで本格的な写真撮影が楽しめる
P9のカメラレンズは1,200万画素のカメラを2つ搭載しています。左側のモノクロセンサーで形状やディティールを取得し、右側のRGBセンサーで色情報の取得を行うことで、陰影の再現や光の取り込み方を大幅に改善。
これだけ高性能なレンズを搭載しているのにレンズが本体から飛び出さずにフラットに収まっています。デザインが美しいとされているiPhone7でも僅かに飛び出しているので企業努力が伺えます。
スマートフィルムモードを活用すると淡い色やビビットな色味に調整することができ、別の写真加工アプリで編集しなくてもある程度色調補正が行えました。
個人的に推していきたいのがモノクロ撮影モード。モノクロセンサーを活かして陰影をしっかりと捉えた印象的な写真が撮影可能。使い所は限られてくるものの、風景写真などであえてモノクロで撮ってみると面白い写真が撮れますよ。
写真撮影でストレスを感じさせないためにシャッターを推して撮影される時間を短縮し、深度計算やフォーカス処理を高速に処理してくれます。スマートフォンの撮影で苦手とされる暗い場所での撮影もiPhone6sとくらべて30%も速く、驚くほど美しい写真が撮影できます。
最新のiPhone7Plusと比べてもP9のほうが明るく撮れるんだとか。
カメラ画質について以前レビューした記事があるので、こちらをご覧ください。
最近のトレンドを意識した上質なデザイン
Huawei P9ではデザインや本体の質感もこだわり抜いています。アルミボディやエッジ部分の光沢処理など持ちやすさと高級感を両立したデザインです。
薄くて軽い本体は手にしっくりと馴染んで使いやすい。それ以上に背面のラウンド処理が絶妙で手に刺さる感覚が一切ありません。
ディスプレイは5.2インチフルHDディスプレイ。IPSディスプレイで撮影した写真をそのまま再現してくれます。狭額縁設計や2.5Dラウンドガラスのおかげで、大画面でも片手で操作しやすいように工夫されています。
本体の質感やデザインは当ブログでレビューしています。
最大262.5MbpsのCAに対応
せっかくのSIMフリー端末なんだから色々なSIMを挿して使いたいと思うでしょう。LTE-Adovanced対応のCAで最大262.5Mbpsと超高速インターネットを楽しめます。あくまでも理論値のためここまで速度が安定して出るにはまだまだ時間が掛かるでしょうが、今後を見据えて対応してくれるのは有り難い。
超高速の指紋認証でスマートにロック解除
高精度な指紋認証に対応し、背面の指紋認証センサーに触れた瞬間にすぐホーム画面へ移動します。最近の端末には多くの機種で指紋認証を搭載していますが、iPhoneやGalaxy、Xperiaのハイエンド機と同レベルまで精度・スピード共に満足のいくレベルです。
背面にあるぶん机に置いた状態ではロック解除がしづらいなど不便に思うところもありますが、手に持っているときは背面にあるほうが自然に指が置きやすいと感じました。
端末だけではなくmicroSDカードの情報もロックしてくれるので、もし端末を紛失してSDカードだけ抜き取られても情報漏洩防止に役立ちます。
指紋認証などの様子は以下の記事でご紹介しています。
Huaweiの技術を集約した2in1タブレット「MateBook」
続いてはOSにWindows 10を搭載した2in1タブレット「MateBook」のご紹介。
これまでのノートパソコンの短所として、重い・見た目が悪い・駆動時間の短さ・故障が多いなどが挙げられました。国内PC出荷台数は年々減少し、徐々にスマートフォンやタブレットで事足りるというユーザーが増えて来ています。
そこでHuaweiではこれまで培ってきたモバイルデバイスの技術を詰め込んだ2in1パソコン「MateBook」を開発。
本体はグレー×ブラックとゴールド×ホワイトの2色、キーボードカバーはブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの4色。どちらも落ち着いたカラーリングでカッコイイです。
製品、付属品、アクセサリに対して1年間の保証が付いています。不具合があるときは製品交換対応や、有償の保証サービスを受けられます。ファーウェイ・サポート・センターによるお店も近日公開予定です。
価格もこの質感や性能ならまぁ満足できるレベルではないでしょうか。スペックを見ている感じだと少々物足りなさを感じる方もいると思いますが、iPadなどの延長線として考えると悪くない選択肢だと思います。
コンパクトでも大画面を実現した狭額縁設計
12インチ 2,160×1,440 IPS液晶を搭載。会場ではP9で撮った写真をMateBookで観るといった使い方をしていましたが、大画面かつ高精細なディスプレイで観るとまるで実物が目の前にあるかような美しさでした。
狭額縁設計のお陰でコンパクトな本体でも大画面を実現。6.9mmの薄さはカバンの中にもすっぽりと収まります。
大容量バッテリーと排熱処理
大容量のバッテリーと独自の節電技術を搭載することで長時間駆動を実現。
充電コネクタをUSB TYPE-Cにすることで充電ケーブルの軽量化されサイズが小さくなりました。
ファンレス設計ながら熱伝導を考慮して8層の構造で発熱を防ぎ、パフォーマンスの低下をなるべく抑えるよう配慮しています。
2in1ノートでも高パフォーマンスを実現…?
MateBookでは省電力で定評のあるIntel Core Mプロセッサーを搭載し、「ラップトップPCと同等の消費電力で、デスクトップPCの処理能力を発揮」と説明がありました。
うーん…。何を持ってデスクトップPCの処理能力を発揮なのかは分かりませんが、このスペックでは簡単なブラウジングや文書作成、ちょっとした画像加工ぐらいが限界じゃないかなと思います。
OSは先ほども説明したとおりWindows 10 Home 64bit版を搭載しています。これまでパソコンで使用してきたソフトがそのまま使えるのはWindowsタブレットの強みです。
オプション品で更にパワーアップできる
専用のキーボードカバーや拡張ドック(MateDock)、タッチペン(MatePen)は別売り。ガッツリ使いたい方は必要に応じて一緒に手に入れておくと捗りそうです。
拡張ドック「MateBook」
MateBookはAppleのノートパソコン「MacBook(見間違えやすい)」と同じくUSB TYPE-Cが1つだけ。一般的なUSB(USB-A)を接続したり、充電しながら他の機器が使えません。そんな不満を解決するのが拡張モバイルドックの「MateDock」です。
- USB 3.0 Aコネクタ
- USB Cコネクタ(充電専用)
- HDMIコネクタ
- VGAコネクタ
- Gigabit Ethemetポート
- USB-C ⇔ microUSB変換ケーブル
- microUSB ⇔ USB-Aアダプタ
これ1つでモニターやプロジェクターにつなぐHDMIやVGAや、フルサイズのUSB 3.0と有線LANの接続が利用可能になります。
ノートパソコンのように使えるキーボードカバー
キーボードカバーは5点マルチタッチに対応したトラックパッドと、1.5mmのキーストロークを確保したキーが特徴。タブレットのキーボードカバーといえばふにゃふにゃで打鍵感の悪いキーが多いイメージですが、MateBookのキーボードはノートパソコンに近い操作性でした。
飲み物などをだばぁしてしまったときでも安心の防滴仕様。あくまでも水滴が付いた時の予防として考えておくべきでしょう。
キーボードカバーでは珍しいバックライトを内蔵しているので薄暗い場所でも正確にタイピング可能。
2048段階の筆圧感知に対応した「MatePen」
MatePenはレーザーポインタやページ送り機能が付いたスタイラスペン。2048段階の筆圧感知に対応し、1度の充電で100時間使えるらしいです。
こういった製品はいざ使おうと思った時に電池切れを起こすことが多いので、普段持ち歩いているmicroUSBで充電できるのは嬉しいポイント。ただ、MateBookがUSB TYPE-CならMatePenも統一したらいいのに…。
P9同様に高精度な指紋認証センサー
指紋認証センサーを側面に配置した2in1タブレットはMateBookが初。あらかじめ登録した指で軽くタッチすると一瞬でロック解除可能。いちいちキーボードでパスワードを入力することもなくすぐに使い始められます。
デュアルスピーカーで迫力のある音を楽しめる
本体側面の左右に配置されたデュアルスピーカーではDolby Audioに対応し、薄型ボディながら臨場感溢れる音を楽しめるとのこと。プレゼン中だったので音声は試せず。。
トークセッション
トークセッションではモバイルプリンス氏とAndroid総合情報サイト「GAPSIS」編集長の長田卓也氏、による2製品の良いところを熱く語ってくれました。
Huawei P9の良いところ
「Huawei P9は良いところが多すぎて話している時間が足りない。それくらい魅力の詰まった製品です。」
「chromeで見たいタブを40個も50個も開いたとき、他社のスマホではメモリやCPUのパワー不足で遅くなってしまう時があるが、P9ではパフォーマンスが落ちることなく発熱も少ない。」
「他社のSnapdragon 810搭載機の発熱問題から、設計段階から放熱処理を考えて設計している。ユーザーから発熱問題は上がっており、放熱対策には一番リソースを割いている。搭載CPUのKirinの語源は動物のキリンから。省電力性と高パフォーマンスを実現している。」
「待機時のバッテリー消耗が2日で17%しか消費していないくて驚いた。」
「P9と言えばやはりカメラ。レンズの出っ張りがないので窓ガラスに押し付けて映り込みを気にせず撮影できる。クリスマスのイルミネーションなどはスマートフォンのカメラだと撮影が難しいが、Proモードと三脚を使用することで綺麗に撮影できる。」
「Proモードではなんと月の撮影も可能。他にも指紋認証センサーの精度も良好で触れるだけで解除できるから楽。」
「お宝画像や秘蔵映像は指紋認証でロックが掛けられます。」
「P9の指紋認証センサーは通知の開閉やギャラリーの左右移動などトラックパッドのような使い方もできる。」
「付属品もUSB TYPE-CケーブルとACアダプタ、イヤホンなどは付いている事が多いが、microUSB⇔USB TYPE-C変換コネクタやケースなども付属している。キャリアの高級機種ならともかくこの価格なら至れり尽くせり。P9が10万円する機種なら驚かないが、5万円台のスマートフォンならお得に感じる。」
「付属のケースもデザイン性が高く十分使えるクオリティ。背面がピッタリくっつかないようにエンボス加工されている。これまでHuaweiが発売してきた機種は野暮ったく正直イケてなかったが、2015年後半にかけてラクジュアリー感のあるデザインになった。」
「最近のHuaweiは『オタク仲間の中で彼女ができて急におしゃれになってきた奴』って感じ。」
「P9の薄さと軽さは素晴らしく、自分の体重には無頓着だけどスマートフォンの重さは気になります。薄さや軽さを追求するとバッテリー持ちやスペックが削られるが、P9はスペックと薄さと軽さのバランスが絶妙。」
MateBookの良いところ
「指紋認証でスリープからロック解除までをスマートフォンと同じように出来るのはいい。キーボードが無線ではなくピンによる接続のため遅延がほぼ無い。膝上でも安定して使えます。」
「足が短い私は安定しないですが…(笑)」
「キックスタンドタイプのタブレットはどうしても奥行きを取ってしまうため、ラップトップの方が好きな人も多いと思う。2in1の利点は使用するスタイルを変えることでシーンに応じた使い方が出来るところ。」
「デザイン性も高く値段の割には高級感がある。クリスマスまでのキャンペーン価格でキーボード付き75,000円はお買い得。」
「MateBookは640gの軽さと6.9mmの薄さで取り回しやすく持ち運びが苦にならない。別売りのMatePenも充電式のバッテリーで、Surfaceのペンで特殊なサイズの電池が手に入りづらい不満がない。」
イベント後は懇親会
イベント終了後は近くの居酒屋で懇親会。この日はモバイルプリンス氏が飛行機に1分乗り遅れて本日のギャラが全て飛ぶというアクシデントがあり、今日はいっぱい飲んで忘れましょう!と乾杯のコールで始まりました。イベント会場からプリンスさんの正装のまま移動したため一般人の視線が気になります…。
懇親会で出てきた料理はどれも美味しいものばかり。撮影は全て私物のP9で撮影しています。薄暗い場所でしたがノイズも少なくきれいに撮れているのではないでしょうか。
特にバーナーで炙るローストビーフが最高に美味かった!
お酒の勢いでHuawei端末をトランプ持ちして周りの方々をドン引きさせるなど。
Huaweiファンや担当者がアツく語り合える会でした。
私自身、こういったメーカーファンイベントに参加するのは初めてでしたが、Huaweiファンと担当者の熱い思いが伝わって非常に良かったです。実際これまでHuawei製品を買ってもそこまでアピールしてこなかったので、メーカー担当者様にご挨拶できただけでも十分収穫のあるイベントでした。
残り2記事はP9とMateBookの実機を触ってみての感想やHUAWEI Touch and Try Tour 2016の参加レポートを掲載予定です。ブロガー枠のイベント参加条件が「イベント参加後、1週間以内に3記事更新」なので1記事でこんなにボリュームのある内容を書いてもいいのでしょうか。いいえ、これもHuaweiに対する愛があればどうってことないです。
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