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いがモバ1周年記念で超ロースペックな激安SIMフリースマホ「LAVA iris 560」が当たりました。

格安スマホやLCCのお得情報をまとめているいがモバさんのブログが1周年としてSIMフリースマホプレゼント企画を開催しており、応募してみたところ見事に当選。

無事に超ロースペックな激安SIMフリースマホ「LAVA iris 560」を受け取りました。今回はプレゼントしてもらった端末の外観や使い勝手などを簡単にご紹介したいと思います。

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Android OSが動くギリギリのスペック

まずは超ロースペックと言われたスペックを見てみましょう。今時512MBしかないRAMのスマホを見ること自体珍しいですね。ROMに至っては4GBしかありません。microSDで拡張すること前提です。

Android 2.3時代の暗黒期を彷彿とさせるスペックですが、昔と比べてOSが軽量化されているはずなので気持ち動きはマシになっていることを信じて…。

カラー ブラック
本体サイズ 123.8 x 64 x 9.9 mm
重量 124.8 g
ディスプレイ 4.0インチ WVGA(800×480)TN
OS Android 5.1 (Lollipop)
CPU MediaTek MT6735M 1.0 GHz クアッドコア
RAM 512MB
ROM 4GB(microSD32GBまで対応)
アウトカメラ 500万画素 LED Flash
インカメラ 200万画素 LED Flash
バッテリー 1,500mAh 取り外し可
SIMカード microSIM×2
対応Band GSM 850/900/1800/1900 MHz
3G 900/2100MHz
4G LTE FDD Band 1,3,7,8 (2100/1800/2600/900 MHz)

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Android初期を思い出すサイズとスペック

沖縄まで送るためZTEの袋にガッチリと梱包されていました。

中に入っていたのはLAVA iris 560とBluetoothスピーカーが入っています。

箱を開けるといきなり本体とご対面。

背景が同色で見えにくいですが、保護フィルムやケース、ACアダプタとmicroUSBケーブルにイヤホンまで付属していました。いがモバさん情報では約4,800円でゲットした商品だそうですが、この値段でここまで充実しているのは期待していなかった分嬉しいです。

そしてこちらが本体。4インチの小さなディスプレイにプラスチック感全開の質感は初期のAndroidを思い出します。質感はやはり値段相応のようです。全体的に丸みを帯びたフォルムで手に馴染みます。

最初に電源を入れて気がついたんですが、セットアップ画面をすっ飛ばしていきなりホーム画面に飛びました。確か別の中華端末もそんな感じだった気がする。言語にも日本語ロケールが最初から入っているので、ほとんど普通のAndroidとして使えます。

手で握ってみるとこんな感じ。iPhoneSEと同じ4インチなので片手操作が楽にできるサイズですね。

上部には受話口とインカメラ、照度センサー、下部にはタッチ式のナビゲーションキーが配置されています。ナビゲーションキーは左から向かってメニュー、ホーム、バックキーの順番です。

裏面はAISとLAVA4Gのロゴが目立つデザイン。個人的にはドコモロゴよりもずっとダサいと思います。裏蓋はつやつやのプラスチックで触ると指紋が目立ってしまうなど、普段使っているスマホと比べるとおもちゃ感は拭えませんが、デザインで文句言えないくらい安いのでここは付属のケースをつけて目をつむります。

上部には500万画素のカメラ、下部にはモノラルスピーカーを搭載。これもおまけ程度と考えていいでしょう。

裏蓋を外すとバッテリーが出現。バッテリー容量は1,500mAで電池交換対応なタイプ。バッテリー容量は今普及している一般的なスマホの半分ほどですが、画面が小さく解像度も荒いので思っていたよりもバッテリー持ちは良さそうです。

SIMカードはmicroSIMが2枚挿さるデュアルSIMスロット。国内BandもBand1,3,7,8(2100/1800/2600/900 MHz)に対応していますが、技適マークはないので利用は自己責任となります。海外渡航用に一時的な連絡手段用としてはいいかも。

右サイドはHuawei P8 liteのような金属風塗装がされています。値段なりに見た目を良くしようと努力しているところですが、ここの処理もあまり綺麗にされておらず粗さが目立ちます。

上部にはイヤホンジャックとmicroUSBコネクタが配置。

付属のケースはTPU素材で至って普通。

ボタン周りはケースで覆われるタイプですが、適度に弾力があって押しにくくなることはありません。

コネクタ周りの開口部も広めに作られているため干渉は少ないと思います。

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中身は素のAndroidでスペック以上に動く

続いてはソフトウェアのご紹介。とは言ったものの、中身はほぼ素のAndroid端末なので特に紹介する要素も無いのですが…。

余計なアプリが入っていないぶん、ロースペックモデルの割にサクサク動いています。RAMが512MBしかないスマホをどうやって使えばいいのかと頭を悩ませていたのですが、思っていたより普通に使えそうです。

CPUがPriori3と同じMediaTek社製「MT6735M」1.0GHz 4コアを搭載しているので、この価格帯にしてはそこそこ動くスペックのものを積んでいますね。

とはいえ軽い動作がギリギリこなせるラインなのは想定通り。動画視聴やゲームなど高負荷のアプリを起動しようもんなら動きが固まって落ちてしまいます。あくまでもブラウジングやSNSなどのライトな利用を想定したスペックです。

参考までにAntutu Benchmarkを使って計測してみたところ、LAVA iris 560のスコアは18,116点でした。CPUが頑張ってもRAMやその他グラフィック性能が足を引っ張る結果となりました。

試しにデレステをインストールして起動してみました。駄目だと分かっていても挑戦するのが男です。

動作設定が初期状態で3D標準をオススメしてくるというクレイジーぶり。そんなの無理に決まっているやろ!!

…いや、そこまでオススメするなら試しにやってみようじゃないか。1番簡単なデビューを動画にしてみたので見てもらいたい。


ノーツ数が少ないから意外と滑らかに動いている…!これは意外でした。無茶かと思ってたら意外と頑張っている。所々動作がガクガクになりますが、これくらいなら許容範囲内です。

だったらProくらいならクリアできるんじゃない?と別の曲を試してみることに。

フリックや同時押しの反応が悪く、タッチ反応も最大で2点しか認識してくれないのでまともにプレイできません。やっぱりタッチパネルの精度やアプリが重くて無理か…。

カメラはメモ代わりに使える程度

続いては500万画素のカメラを使って試し撮りしてみました。HDRやパノラマ撮影モード、ナイトモードなどは備わっているようです。

  • LAVA iris 560
  • Huawei P9で撮影

本体価格が10倍違うカメラに特化したHuawei P9との比較をするのは酷ですが、値段や性能が違うとここまで違ってきます。SNSで誰でも写真や動画をシェアする時代だからこそ画質にはこだわりたいものです。

  • LAVA iris 560で撮影
  • Huawei P9で撮影

LAVA iris 560のカメラ画質はメモ代わりに使えたらいいレベル。何を撮ってもピントが合わせにくく、色味も他の機種と比べて青っぽい写りになります。いわゆる「メシマズカメラ」というやつです。この価格帯のスマホはカメラ画質が犠牲になりやすいのであまり期待しないほうがいいかと。

割り切って使えば思いの外使える激安スマホだった

ここまでずっと悪いところばかりが目についてしまっていますが、VoLTEに対応したスマホが4,800円で購入できるのは現地の方にとって嬉しいのではないでしょうか。

スペックや質感は値段相応なのでコスパがいいとは言えないです。「この価格ならシカたないよな。」とある程度妥協と忍耐力が必要になってきます。スマホのスペック競争に飽きてきた方はどんなことができるか試すのにはちょうどいいスマホです。タイへ訪れた際は記念に手に入れてみてはいかがでしょうか。

似たようなスペックではXperia acroとかもオススメです。忍耐力を鍛えたいみなさんはぜひ一度お試しください。

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