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TransBook3 T303UAで使えるUSB PD対応モバイルバッテリー「RAVPower Type-C 26800mAh RP-PB058」レビュー

以前書いた TransBook 3 T303UAで使える充電器とモバイルバッテリーを考える(予想)という記事が想像以上に読まれているようなので、この中で紹介したUSB PD対応モバイルバッテリー「RAVPower Type-C 26800mAh RP-PB058」を購入して実際に充電できるか試してみました。

以前のまとめでは「USB PD(Power Delivery)に対応していれば充電できるのでは…?」と曖昧な表現だったため、評判もまだ集まらないなか人柱として報告します。

追記:サポートへ連絡したところ、TransBook3 T303UA使用不可と回答が来ました。
返金処理の依頼が来ているので一旦様子見して使ってみます。もし続けて使えなくなったら返金処理をしようかと思います。

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USB PD対応のモバイルバッテリー・Type-Cケーブルのセット

真っ白い箱の中央に電源マークとピクトグラムがポップで可愛らしいですね。「POWER YOUR LIFE」というポエムも書いています。

空け口にも電源マーク。

内容物はバッテリー本体、収納ポーチ、説明書・18ヶ月+12ヶ月の長期保証書、USB PD対応Type-C to Cケーブル、microUSBケーブル2本でした。

初期ロットでは内容物が異なり、USB PD対応Type-C to Cケーブルが付属されない代わりに充電コネクタとmicro USBのType-C変換コネクタが入っていました。この充電コネクタが不良品らしく、30W出力が定格のところPCなどに使用すると45Wとして認識されてしまい思わぬ故障の原因に繋がるようです。

噂の付属AC充電器は、確かにPCにつなぐと45Wアダプタと認識され、充電に30W程が回りますので、出力は30Wを大きく超えているのではないかと想定されます。
噂通り、この付属AC充電器を受電能力30W以上のPCにつなぐのは危険と考えられます。
コンセント側にワットチェッカーのようなものを入れて見ていると、内蔵バッテリへの充電時は45W超えの表示になりました。やはり、実際に45W出力しているようです。定格の1.5倍なので、流石に怖いですね。

付属AC充電器について、「安心してご利用ください」とのコメントいただきましたので、どきどきして利用してみました。

出だしは20V2.2A まあ 45W。
20分後、2重の安全機能?により快調に電圧は下がり続け、18Vを切る。およそ40W。この時点でACアダプタは触りたくないレベルにあっちっち。
さらに10分で、17Vも切りそうに。
17Vを切るところが、PCかアダプタかどちら主導かはわかりませんが、何かの閾値を切るようで再ネゴシエート。20Vに戻る。
以下、数分で20V->17V->20Vを繰り返すようになります。
これを安心して使えと言えるのはちょっと信じられない。定格30Wなのでそれ以上の機器の充電に使うなと言う話であれば、なんの問題もないのですが。

引用元:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: RAVPower Type-C 26800mAh モバイルバッテリー ( PD対応 USB-Cケーブル付) MacBook MateBook 等対応

ケーブルはType-C to Cと長さの違うmicro USBケーブル2本のセット。micro USBケーブルはきしめん型のケーブルで絡まりにくいです。短いケーブルは充電しながらモバイルバッテリーに重ね置きするときに丁度いい長さでした。

USB PD対応のType-C to Cが入っているので、届いたらすぐにPCを充電できるのが嬉しい。あと、USB PD対応でもコネクタ部分が長くないところやケーブルが太すぎないところも気に入っています。

付属のポーチはバッテリーがぴったり入るサイズ。生地も厚めでバッテリーを衝撃から守ってくれます。個人的にはケーブルが一緒に入るポケットなどがあると持ち運びしやすくなって便利かなと思いました。

バッテリー本体はマットな手触りでキズや汚れも目立ちにくそうです。インジケータは4段階と容量にしては少なめですね。

USB Type-Cポートは入出力対応のため、ボタンを3秒間長押して「バッテリー本体充電モード」と「デバイス充電モード」を切り替える必要があります。

裏面にはバッテリーの仕様が印字されています。入力デバイスに合わせて最適な電流を流すiSmart2.0に対応。

ポート類は左から順番に給電用microUSB、入出力対応USB Type-C、出力用フルサイズUSB(USB A)端子が側面に付いています。

モバイルバッテリーでTransBook3 T303UAを充電してみた

Transbook3 T303UAとモバイルバッテリーをUSB Type-Cケーブルで繋ぎ、電源ボタンを長押したところ問題なく充電が始まりました。

この前行ってきたウミカジテラスでノマドワーカーごっこをしたときも充電が少なくなったときに活躍してくれました。

暫く充電しながら作業をしていると、何故か突然充電が停止しました。どうやら負荷が掛かってファンがフル稼働した状態ではパワー不足なのか充電が間に合わなくなるようです。単に個体差なのか電力・電圧不足なのか確かめられないため、一旦暫く使ってみて条件を詳しく調査してみたいと思います。

Amazonのレビューでは同じ機種で使える・使えないと意見が分かれていたのもそのせいなのかと…。利用状態によって使えたり使えなかったりするため、自分が求めていた「いつでもどこでも充電しながら使える」ような使い方と比べると不満が残ります。

暫く使ってみてこの問題が頻繁に起こるようであれば、一度サポートへ連絡して商品を交換してみようと思っています。せっかく長期サポートが付いているなら利用してみようかと…。

追記:サポートへ連絡したところ、TransBook3 T303UA使用不可と回答が来ました。
返金処理の依頼が来ているので一旦様子見して使ってみます。もし続けて使えなくなったら返金処理をしようかと思います。

micro USBコネクタは一般的なモバイルバッテリーと同じで高速充電が可能。試しにType-CコネクタとUSB Aポートを全部埋めて利用してみましたが、全て問題なく充電されました。

バッテリー自体の充電もUSBP PD対応充電器があれば超高速!

バッテリー本体の充電もUSB PD対応充電器があれば4.5時間程度でフル充電になります。26,800mAhという容量を考えると相当速いスピードです。micro USB経由での充電でも夜寝る前に充電しておけば朝にはフル充電になりました。

Transbook3の純正充電器であれば45Wで充電できるので、充電器とバッテリー両方を持ち運んでおき、電源がある席にいるタイミングでバッテリー本体を充電して使っています。

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値段は高いがサポート品質や充実した付属品で満足

外でもバッテリー残量を気にせずPCを使えます

値段は執筆時点で6,999円と決して安くはないですが、複数人で使っても余裕で余る容量に加えてノートPCやNintendo Switchをハイパワーで充電できるUSB PD対応モバイルバッテリーは現状これ一択のみ。そもそもUSB PD対応機器がまだ普及していないため対応製品がかなり少ないです。

モバイルバッテリーで定評のあるAnkerやCheeroなどで信頼できるバッテリーが登場してくれるまで待つつもりでしたが、中々登場しないため痺れを切らして購入に至りました。値段の高さもPD対応Type-C to Cケーブルが付いているので、バッテリー本体は実質5,000円程度でしょうか。(単体でケーブルを買うと2,000円近くする)

Amazonの売上げランキングでもバッテリー部門1位を獲得しており、信頼と万能さやコスパの良さで評価されています。

普段から沢山のガジェットを持ち歩く方や、電源が取れない場所でもバッテリー残量を気にせずType-C対応のノートPCを使いたい方にはオススメです。

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