Creator Clipで毎月行っている格安SIM（MVNO）の通信速度比較で、UQ mobile、ワイモバイル、LINEモバイルの3社はいつも上位に君臨しています。

毎月の測定では混雑時のみ測っていますが、他の時間帯はどうなっているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は1時間ごとに速度を計測して、3社のうちどこが1番速いのか比較してみることにしました。

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測定条件・環境

今回測定する計測場所・条件は以下の通り。職場や自宅、外出先など様々な場所で測定していますが、基本的には私の普段行動する範囲内でのみ測定しています。

正確に測る時は4Gmarkを使っていますが、この3社はスピードテストブーストが無いことが確認できているので、測定アプリは1番メジャーな「speedtest.net」を使用します。

これから大量の画像と表が並ぶので、見るのが面倒くさい。早く結果だけ見たいという方は測定結果を振り返ってみてをご覧下さい。

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平日の朝から夜まで速度を測ってみた

これから12時間にも及ぶスピードテストを実施していきます。言い出しっぺですがこれが予想以上に面倒くさいんですよ…。

朝9時台の測定結果

朝の測定では健康診断を受けるために国際通りをぶらぶら歩いていました。日中は観光客で賑わう国際通りも早朝ではまだまばらな状態です。

速度は3社ともキャリアと変わらない超爆速を記録しました。ワイモバイルのみ電池が切れていたため後日別場所で測り直ししていますが、他の2社より遅い結果になりました。

朝10時台の測定結果

モノレール牧志駅前にあるシーサー前で測定。10時くらいになると徐々に人が集まり始めて回線も混雑してくるでしょう。マップでお店や観光情報を調べている方も居る中で速度が遅いとストレスが溜まりますからね。

測定結果は9時台と比べて速度が落ちてきて、下り10Mbps程度に下がりました。それでもpingの反応も良く画像や動画の表示も問題なく行っています。

UQ mobileだけ何故かこのタイミングで上り（アップロード）が遅くなり、5分程度待つと回復していました。今回は1発勝負というルールで決めたのでそのまま続行します。

朝11時台の測定結果

病院で健康診断を受けた後に入り口で測定。片手で採血された部分を抑えながら測定していたので持ち方がぎこちないです…。

速度が低下していたUQ mobileが復活して下り55Mbpsと爆速状態に戻りました。速度の下に表示されるグラフの状態を見ても分かる通り、一度速度が上がると落ちることなく爆速をキープしていました。

LINEモバイルは上りも速く画像や動画のアップロードもスピーディーに完了しました。これだけ速いと一切ストレス無くネットやSNSが楽しめますね。

昼12時台の測定結果

お昼12時台のランチタイムは格安SIMの苦手とする時間帯です。特に人が集中する12時30分台は下り1Mbpsを下回る会社が多く、大手キャリアと大きく差をつけられる事が多いです。

逆に考えると、この時間帯で速い速度を長期間キープできていれば「速度安定した格安SIM」と言える指標にもなります。

LINEモバイルが下り10Mbpsを下回るなかで、UQ mobileとワイモバイルでは依然として20Mbps近い数字を記録しています。人気のIIJmioも計測したところ、下り0.5Mbpsと遅くなっていました。

昼13時台の測定結果

ここからは職場で測定しているので測定場所の写真はありません。

お昼休みが終わったタイミングと同時に測定。私はお昼12時台の混雑する時間を測定するためにずらしてお昼を取ったので、このまま測定を続行します。

UQ mobileは下りの安定感が良く常に好成績をキープしていますが、上りが他社より遅いのが気になりますね。LINEモバイルは初速はあまり出なかったのですが、後半に掛けて徐々に速度が上がってきました。

ワイモバイルは上下ともに申し分ない速度が出ており、YouTube動画の再生も瞬時に読み込まれます。

昼14時台の測定結果

段々と眠くなってくる14時頃の測定結果。なぜかZenFone3 Ultraで撮影した写真がバグっておかしなことになっていますが、数値は見えるので良しとしましょう。後で撮り直すかも。

UQ mobileとワイモバイルのサブブランド組がほぼ互角で並んでいます。上りについてはワイモバイルが強いですね。

昼15時台の測定結果

普段は仕事中なので比較的ネットワークが空いている時間帯。プレミアムフライデーの方々は帰っているかもしれませんが、弊社には全く関係ありませんでした。

利用者が減るともちろん回線速度も速くなります。比較的どの会社も速度が好調なようで応答速度も速いです。

夕方16時台の測定結果

夕方に入り徐々に仕事に焦りが出て来る16時台は、15時台と同じく快適な速度を維持しています。

この頃から天候が崩れ始めて回線が不安定になるかと思いきや特に影響はなし。よく見たら広告を消すの忘れていた…。

夕方17時台の測定結果

あと少しで定時になる17時台での測定では、下り速度が好調で速度グラフも安定して推移しています。だんだん書くこと無くなってきた（ネタ切れ）

自宅だと天候によって速度が極端に遅くなることがありますが、職場や外出先では特に問題なく通信できています。天候によってはdocomoレピータを設置しても効果がないです。

夕方18時台の測定結果

仕事が終わり土砂降りの雨のなかで、国際通りのスクランブル交差点へ来て測定してみました。天候が悪いと繋がりにくいことも多いですが果たして結果はどうなったでしょうか。

結果は3社ともに爆速状態をキープし続けていました。UQ mobileはこの時間帯に下り2～3Mbps程度に落ち込んでいた時期もありましたが、今回の測定では全く問題無かったです。

夜19時台の測定結果

家に帰ってテレビやネットでも見始める頃の19時台。この時間から徐々に通信量が増え始めるため、速度が落ちやすくなってきています。

そんなこともものともせず、この3社は快適な速度が出ています。普段この時刻くらいからAbemaTVやYouTubeなどの動画サイトを閲覧していますが、UQ mobile、ワイモバイル、LINEモバイルならどちらで閲覧しても止まること無く再生が可能でした。

夜20時台の測定結果

すっかり辺りが暗くなってきた夜20時の測定では、ワイモバイルが他社の2～3倍の差を付けて圧勝しました。すっかり真っ暗になって画面が眩しいです。

自宅付近で端末を広げて外で撮影するのは完全に怪しい人ですね。

夜21時台の測定結果

仕事が終わり帰宅するタイミングで測定してみました。仕事終わりに動画視聴が捗る時間帯でもあり、トラフィックが増えて遅くなりがちなゴールデンタイムです。

測定結果は最後まで速いままでした。UQ mobileは下り30Mbps越え、LINEモバイルも上下ともに10Mbpsを超えて安定しています。

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測定結果を振り返ってみて

12時間連続で測定してみたところ、1位がワイモバイル、2位がLINEモバイル、3位がUQ mobileという結果となりました。

平均値で下り20Mbps超えでレベルの高い戦いだったと思います。UQ mobileは上りの結果が奮わず3位となりましたが下りの速度はかなり速いです。

特に沖縄という特殊な環境だからこそUQ mobileのどこでもLTEが繋がるのは安心感があります。他社だと3Gに落ちる場所でも安定して繋がっていました。

12時間分のグラフ

12時間分の速度を折れ線グラフにしてみると分かるように、大幅なブレも少なく安定した速度をキープしていることが分かります。

月末でデータ通信量が余っていたからと思いつきで始めた企画でしたが、毎時間定期的に測定するのは平日朝から夜まで働いている環境だと中々難しいです。データ通信量も馬鹿にならないですし、データ回線でも毎月多額の維持費を払って運営しています。

こういった企画をやってほしいなどのアイデアや、Amazonでのお布施、アフィリエイトからの契約などの協力によって成り立っています。モチベーション維持のためよろしくお願いいたします。

https://creatorclip.info/2017/06/mvno-speedtest-2017-06/

https://creatorclip.info/2016/12/line-mobile-after-3months-review/