外出用マウスとして「ELECOM Bluetoothワイヤレスマウス CAPCLIP M-CC1BR」を購入しました。
昨年2月に購入した2in1 WindowsタブレットのASUS TransBook3 T303UA。主に喫茶店や旅行先など外出先で使うPC要員として買ってからちょこちょこ使っていますが、価格と性能のバランスが良いコスパに優れたモデルだと感じています。
外出先でPCが使えて便利なものの、Photoshopを使って画像加工やデザインの微調整などの作業は、キーボードカバーに付いているタッチパッドだけでは作業し辛いと感じてきました。
一時期は付属のスタイラスペンとセットで持ち歩いていましたが、ペンを持ち替えてタッチするのでは作業スピードが遅いです。
そこで、以前から気になっていたELECOMのBluetoothワイヤレスマウス「CAPCLIP M-CC1BR」を購入してみました。2014年頃から売られているので結構有名な製品ですが、まだ知らない方のためにレビューしておきます。
※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
- 目次で流し読みする ・*・:≡( ε:)
商品仕様、メリットとデメリット
本体サイズ | キャップ収納時:幅41.0×奥行52.0×高さ30.3mm 使用時:幅41.0×奥行87.0×高さ30.3mm |
---|---|
本体重量 | 約40g |
付属品 | 充電用ケーブル(USB A⇔micro-B、ケーブル長:15cm)×1、ユーザーズマニュアル×1 |
ボタン数 | 3個(ホイールボタン含む) |
適合規格 | Bluetooth 3.0 Class2 |
プロファイル | HID(Human Interface Device) |
通信方式 | FHSS方式 |
電波周波数 | 2.4GHz帯 |
電波到達距離 | 磁性体(鉄の机など)の上で使用する場合3m、非磁性体(木の机など)の上で使用する場合10m |
連続動作時間 | 約18時間 |
連続待機時間 | 約36日 |
- ■メリット
-
- コンパクトで持ち運びやすい
- クリップで挟んだ状態で持ち運べる
- キャップをお尻に付けることで持ちやすくなる
- 電池が切れてもモバイルバッテリーで充電できる
- 静音タイプなので周辺が静かな場所でも使いやすい
- ■デメリット
-
- (分かっていたことだが)小さすぎて使いづらい
- ホイールに引っかかりを感じる
- コネクタ部分のゴム製カバー部分のしまりが悪い
- 使用する場所によってはカーソルが飛ぶことがある
Bluetoothマウスは解像度とか反応速度とかを求めず、Officeソフトやブラウザ、画像加工などでクリックやスクロール動作を快適に行えたら十分です。
このマウスの最大の魅力は、他の類を見ない極小コンパクト無線マウスであること。なるべく持ち歩くものは小さくて軽いほうがスマートです。
コンパクト×Bluetooth接続×充電式の理想的モバイルマウス
まずは箱の外観からチェックしていきます。
正面から見たデザインは商品の小ささと特徴が分かりやすいシンプルなデザイン。事前に小さいと聞いていたが、予想を超える小ささ。小さすぎて最初見た時に思わず笑っちゃいます。
箱の中を開けると特徴の解説がずらりと並びます。BluetoothマウスならスマートフォンやUSB端子の少ないノートパソコンをでも接続できます。
こちらがCAPCLIP本体。シンプルで無駄のないミニマルなデザインが魅力的です。使用する時はマウス本体とアクリル製の透明キャップを付けて持ち手にするギミックが実用的で感心した。
手のひらにすっぽり包み込めるほど、非常にコンパクトなサイズです。
マウスは3ボタン式で、左右クリックとホイールのみの必要最低限。ホイールの下には電池残量やペアリング状況が分かるLEDランプを内蔵しています。
裏面には光学センサーと電源スイッチ。
電源は自動的に切れるタイプではないため、スイッチの切り忘れにご注意ください。
キャップ部分には大きめのクリップが付いています。
このクリップのおかげで適度な角度が付き、このサイズでも意外と持ちやすくなっています。
持ち運ぶ時はキャップを外してマウスに入れると、単3電池の縦の長さとほぼ同じくらいのサイズに。キャップのおかげで誤動作する心配もなく、傷やホコリから守る合理的なデザインです。
実際に使ってみた
マウスを掴む・握るというよりもつまむ動作に近いです。左右のクリックボタンも指を端っこに乗せるのがやっとのサイズのため、慣れないうちは使いづらいと感じるかもしれません。
私の場合は1~2時間ほど使用していると徐々に慣れてきて違和感なく作業ができました。
このサイズのため通常のマウスと比べて使いづらいのは当たり前。各パーツのサイズの小ささは我慢出来ますが、握ったときにキャップの角が手のひらにあたって痛いのは気になります。
ホイール部分にはキザギザが付いており、スクロールするごとにカリカリとフィードバックしてくれて心地良いです。
このマウスはレーザーポインターではないため、使用する環境によってはカーソルが飛ぶことがあるのが残念。机上やキーボードのパームレスト部分でチマチマ作業する分には問題無く使えています。
充電はマウスのお尻部分の蓋を開けて行います。充電端子はmicroUSBのため、モバイルバッテリーを使用して充電することもできます。
付属のケーブルで満充電まで約3.5時間掛かり、1度フル充電にすると約1ヶ月※使用できるんだとか。※1日8時間のパソコン操作中5%をマウス操作に割り当てた場合
端子の横にあるのはペアリングボタン。パッケージには爪楊枝とか先の細いもので押す図が書かれていますが、指でグッと押すこともできました。
移動時はPC本体の端やカバンのポケットにクリップで挟み込んでおけば使いやすいです。
こんだけ小さいとカバンの中に入れても邪魔にならない(というより存在を忘れる)ので、コンパクトマウスが1つあると何かと便利です。
小型2in1パソコンだけではなく、Androidのスマートフォンやタブレットでの使用でもオススメ。Bluetoothキーボードとセットで使うことで、ちょっとしたブログ更新であればPCを立ち上げなくても行えます。
まとめ:極小無線マウスの決定版!
サイズの小ささや重量が優秀なだけではなく、思っていた以上に普通に使える無線マウスでした。細かい不満はあるものの、それを上回る携帯性と操作性があるので満足度は高いです。
携帯用マウスとして求める条件全てが揃ったCAPCLIPは、まさにこういうのを求めていた!と思う方も多いはず。タッチパッドがない(使いづらい)PCやタッチパネル操作が面倒なタブレットと組み合わせると便利ですよ。