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「SoundPEATS Truepods」レビュー:Type-C充電とタッチ操作に対応した完全ワイヤレスBluetoothイヤホン

Bluetoothイヤホンを多数取り扱うSoundPEATS(サウンドピーツ)様よりType-C充電とタッチ操作に対応したBluetoothイヤホン「SoundPEATS Truepods」をご提供いただけたのでレビューしていきます。

■メリット
  • 完全ワイヤレスなのでコードが邪魔にならない
  • 付け心地が軽く長時間付けても痛くなりにくい
  • ペアリングが早く接続がスムーズに行える
  • 充電端子がType-Cでスマホと共有できる
  • 充電ケースがコンパクトで持ち運びやすい
  • バッテリーが長持ち(イヤホン単体で4時間、ケースで4回充電可能)
■デメリット
  • 防水に非対応
  • apt-xコーデックに非対応。Androidスマホで遅延が気になる
  • イヤホンの筐体がチープな作り
  • タッチセンサーの反応が悪い
  • タッチセンサーで音量調整が出来ない

追記:記事公開当時「防水に非対応」とデメリットを挙げていましたが、IPX4(生活防水)に対応していました。お詫びして訂正いたします。

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SoundPEATS Truepodsの製品仕様

Bluetooth規格 Bluetooth 5.0
Bluetoothプロファイル AVRCP_V1.6/HFP_V1.7/HSP_V1.2/A2DP_V1.3
Bluetooth チップセット RLT8763BFR
通信距離 33 feet (10m)
イヤホンの再生時間 約4時間(音量は60%場合)
イヤホンの充電時間 約2時間
充電ケースバッテリー容量 600mAh(4回分)
充電ケースの充電時間 約2時間
質量(イヤホン) 3.5g×2
充電ケースのサイズ 約72mm×36mm×28mm

通信規格がBluetooth 5.0に対応しているため、従来の4.2と比べて通信距離や接続の安定性が向上しています。

SoundPEATS Truepodsの付属品と外観

パッケージは青のラベルが映えるおしゃれなデザイン。

箱を開けると充電ケースとご対面です。

内容物はイヤホン本体、イヤーピース2種類、充電ケース、充電用Type-Cケーブル、日本語対応の取扱説明書と保証書が付属しています。

充電ケースは手のひらにすっぽり収まるほどコンパクト。充電中はLEDランプが点灯し、半透明の蓋から透けて見える作りになっています。

イヤホンの形状はAirPods風の”耳からうどん”と呼ばれる形状。カナル型なのでAirPodsなどと比べると一回り大きいです。

イヤホン本体の質感は艶のある黒であまり高級感はありません。指紋が目立ちやすいのが気になりました。

付属のイヤーピースは独特な形状をしています。無くすと再入手が難しそうなのでご注意ください。

駆動時間・充電方法について

イヤホンの駆動時間はイヤホン単体で4時間、ケースで4回分(音量60%時)の充電が行なえます。ケース自体の充電は約2時間で満充電になります。

充電中は緑LEDが点滅して2段階で残量が確認可能。

充電端子がType-Cになったことで、スマホとは別に持ち運んでいたmicroUSBケーブルが減って使いやすくなりました。充電は5V/1Aで急速充電には非対応です。

一応低電力モード非対応のモバイルバッテリーでも問題なく充電出来ています。

SoundPEATS Truepodsの装着感・使い方

実際にイヤホンを使ってみると、装着感がEarPodsとカナル型の中間のような感じで耳へのフィット感と遮音性に優れています。軽い付け心地で耳への圧迫感が少なく、長時間付けていても耳が痛くなりにくいのは好印象です。

充電ケースは開閉がしっかりしていて、カバンの中で勝手に開くことはなさそうです。イヤホンはマグネットで吸着するので脱着がしやすいのがポイント。

ペアリング方法

充電ケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリングを開始します。Truepodsでは両耳で聞く両耳モードと、右イヤホンだけで聞く片耳モードに対応しています。

Bluetooth対応機器でBluetoothをオンにしてイヤホンとペアリングを行います。「SOUNDPEATS Truepods」と表示されたらタップするだけでペアリング完了です。

接続されると「接続済み」に切り替わり、音でお知らせしてくれます。ペアリング速度も速くて格安のワイヤレスイヤホンとしては十分だと思います。

タッチセンサーの使い方

イヤホンの棒状の箇所はタッチセンサーになっていて各種操作が可能です。

■イヤホンの操作方法
電源オン:白色LEDが点灯するまで1.5秒長押し
電源オフ:赤色で点滅するまで8秒長押し
右耳ダブルタップ:再生/停止、受話/終話
右耳2秒長押し:曲送り
左耳ダブルタップ:音声アシスタント(Googleアシスタント/Siri)を起動
左耳2秒長押し:曲戻し、着信拒否

音量調整はタッチ操作で行えないため、接続した機器もしくは音声アシスタントを使って調整します。

タッチセンサーは押した感触がないためなかなか慣れず、個人的にはボタン式のほうが使いやすかったです。イヤホンの脱着時に誤作動することもあり使いづらく感じました。

音質は低音が弱く中高域がまずまず

音質は中高域に寄せた設計で、ズンズン重低音を楽しむよりも作業中にラフにボーカルの声を楽しむのに向いています。個人的にはそこまでオーディオにこだわりがないので十分だと感じました。

iOS端末なら高音質コーデックのAACに対応しているため、さらに音が良く聞こえると思います。

音声通話はステレオマイクとノイズリダクション機能により高音質で通話が楽しめました。街中で歩きながら通話してもクリアな音質で十分使えます。

Androidで使うと遅延が気になる

唯一残念な点はapt-xコーデックに非対応なところ。Androidスマホで使用すると遅延が生じ、動画視聴やゲームで利用するには音ズレが気になるレベルで発生します。

もしかしたら初期不良の可能性があるため、一旦メーカーに問い合わせています。

まとめ

低価格の完全ワイヤレスイヤホンとしては音質も良く、ペアリングなどの接続も比較的安定しています。稀に左右のペアリングが途切れることもありますが滅多に起きていないので許容範囲です。

Truepodsも完璧な製品ではなく荒削りなところもありますが、作業中に音楽をラフに楽しむ用途では申し分ない製品です。5,000円前後でワイヤレスイヤホンを試してみたい方は検討してみてください。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。