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ASUS「ROG PhoneⅡ ZS660KL」3週間使用レビュー。良い意味で”ムダ”の多いロマンあふれる最強ゲーミングスマホ【PR】

2019年11月22日(金)にASUSから発売された「ROG Phone 2」をレビューします。3週間弱使ってみた感想は「ゲーミングだけではなく、スマホとしても使いやすい」でした。

大容量の内蔵ストレージやバッテリー、高精細かつ滑らかな有機ELディスプレイ、迫力のあるステレオスピーカー、暗所でもバッチリ撮れるカメラなど欲しい機能が詰まったロマンあふれるスマートフォンです。

この記事はASUSのコミュニティサイト「A部 For ASUS Mobile Products」の企画でサンプル品をお借りして書いています。

製品についてのレビューと、ひかりTVショッピングで使えるROG Phone 2のクーポンを紹介すると、抽選で2名に「ROG Phone II 512GBモデル」がプレゼントされる夢のような企画です。

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ROG Phone II ZS660KLを開封。外観・デザインをチェック!

三角形の個性的な外箱。パッケージのデザインから既にゲーミング感を全面に出してきます。

開けるときは横からスライドさせます。

付属品

箱の中身はROG PhoneⅡ本体、取扱説明書や保証書、Aero Case、AeroActive Cooler 2、SIMインジェクトピン、充電器とケーブルなどが入っています。

ROG PhoneⅡに付属する充電器は最大30Wの高出力に対応しています。通常はスマートフォン側に搭載される電源回路を充電器側に搭載し、充電時の発熱を抑えた特別仕様です。

この充電器とケーブルを使えば、0~4,000mAh(66%)までの充電を58分で行なえます。一般的なスマートフォンと比べて32%も高速に充電可能なんだとか。

ゲーミング仕様のディスプレイ

正面から見たデザインは、上下にスピーカーのラインがあるだけのシンプルなデザイン。

ディスプレイはスマートフォンとしては大きい6.59インチのフルHD+を搭載。有機ELディスプレイは黒の締まった美しい色合いです。ゴリラガラス6という強化ガラスを採用して傷が付いたり割れにくくなっています。

ゲーミング仕様として10bit HDR表示、リフレッシュレートが120Hz、応答速度が1ms、タッチ反応速度が49msという仕様になっています。ゲームをより色鮮やかに美しく・滑らかに映し出し、近づいてくる相手に素早く反応することができます。

画面の切り欠き(ノッチ)のないデザインは画面全体を隅々まで使えます。非表示領域があると気になってしまう方には有り難いです。

ナビゲーションバーはディスプレイ内蔵の3ボタン式。設定から並び順の変更やAndroid 10から搭載されたジェスチャーナビゲーションも選択可能です。

片手操作はかなり厳しい

片手で持ってみるとこんなサイズ。背面が程よく丸みがありフィット感は良好です。

一般的なスマホよりも一回り大きく重たいので片手操作はかなり厳しく感じました。大容量バッテリーや高性能を詰め込んでいるので携帯性は犠牲になっています。

私は付属のケースに落下防止リングストラップを付けて使用していました。個人的にはストラップホールがあると安心して使えるので欲しかったです。

グラデーションが美しい背面パネル

背面のガラスパネルは、メカメカしさのある男心をくすぐるカッコいいデザイン。今回レビューに使っている512GBモデルは光沢のある質感で、特別仕様の1TBではマットな触り心地です。

他社のゲーミングスマホと比べてもそこまで行き過ぎた感じはなく、安っぽさを感じさせない高級感のある凝ったデザインです。

光の当たり方によって淡い青から黒っぽくグラデーションが変化していきます。

光が当たる部分は、虹色に輝くホログラムの加工が良いアクセントになっています。

本体背面にはROGロゴが光る「Auraライト」を内蔵しています。ライティングパターンを点灯、点滅、カラーサイクル、ストロボから選択でき、着信や通知に合わせてカラーやライティングの変更などのカスタマイズに対応しています。

付属のケース「Aero Case」をつけるとこんな感じ。

排熱のために全て覆われておらず、端末のデザインが見えるクールなデザインです。保護機能はあまり期待できないので必要に応じてケースは用意したほうが良いかも。

上面にはマイク穴、底面はUSB Type-Cポートと3.5mmイヤホンジャックを配置。
無線タイプだとどうしても遅延が発生してしまうため、変換ケーブルなどを使わなくてもそのまま有線イヤホンが挿せるのはゲーマーにとって重要です。

右側面には中央付近に電源ボタンと音量ボタン、上下の端に「Air Trigger」と呼ばれるタッチセンサーを内蔵しています。

左側面には「AeroActive Cooler II」を取り付けるためのType-Cポートを搭載。普段はゴムキャップで隠れていますが、使っていくうちにキャップを紛失してしまいそうです。

左側面の下にSIMスロットを搭載。2枚のSIMカードを同時に待受できるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。

大容量12GBのメモリを搭載。ストレージは最大1TBも選択可能!

ROG PhoneⅡ ZS660KLのスペックを表にまとめました。詳細の仕様については公式サイトからご確認下さい。

ROG PhoneⅡ ZS660KLのスペック
本体サイズ 約170.9㎜×77.6㎜×9.4㎜
重量 約240g
カラー マットブラック、ブラックグレア
ディスプレイ 約6.59インチ フルHD+(2,340×1,080)有機EL
縦横比19.5:9、画面占有率80.3%、Gorilla Glass 6
リフレッシュレート120Hz (応答速度1ms)、タッチサンプリングレート240Hz
コントラスト比 500,000:1、DCI-P3比111.8%、sRGB比151.7%
HDR10対応、SDR2HDR対応、最大輝度600nits
OS Android 9 Pie
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 855 Plus(2.96GHz、オクタコア)
メモリ(RAM) 12GB
内蔵ストレージ(ROM) 512GB、1TB
外部ストレージ 非対応
メインカメラ 通常:4,800万画素(F1.79)
広角:1,300万画素(F2.4)
AIシーン認識、LEDフラッシュ
インカメラ 約2,400万画素(F2.0)
バッテリー容量 6,000mAh
充電ポート Type-C
ワイヤレス充電 非対応
防水・防塵 非対応
おサイフケータイ 非対応
SIMカード nanoSIM×2(DSDV対応)
通信周波数 FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B13/B18/B19/B20/B26/B28/B29/B32/B66
TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B46
CA(キャリアアグリゲーション):
ZS660KL-BK512R12:5CA(DL)/2CA(UL) 対応
ZS660KL-BK1TR12:6CA(DL)/2CA(UL) 対応
W-CDMA:B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0

大容量のメモリとストレージを搭載

基本スペックはゲーミングと謳うだけあって、他社のフラグシップモデルと比べても圧倒的。CPUは最新のSnapdragon 855のクロックアップ版を搭載し、メモリは12GB、ストレージ容量は512GBと1TB(!)が選択可能です。

スペックに一切妥協のないROG PhoneⅡは、スペック重視の方にとって非常に魅力的に感じるのではないでしょうか。

これだけスペックを盛れば十分快適にプレイできそうですが、ゲーム用途に特化した「Xモード」を利用すれば、メモリを最適化してパフォーマンスをさらに向上させることができます。

試しにアスファルト9をテストプレイしてみました。高負荷の掛かる重たいゲームでも滑らかに動作しており、1時間程度プレイしても熱によるパフォーマンス低下も抑えられています。


普段使用しているP20 ProやGoogle Pixel 3と比較すると、敵をクラッシュさせた(ノックダウン)のエフェクトでもたつきがない、発熱によるアプリの落ちる回数が圧倒的に少ないです。

続いてはPUBGモバイルをテストプレイ。プレイ中の操作性は快適そのもので、手に触れる部分は発熱もほとんど気になりません。背面側はほんのり温かくなっている程度でした。

グラフィック設定はデフォルトで最高画質でした。あえて画質やエフェクトを最高の設定にしても普通にプレイできることに驚きました。

ゲーム初心者でも快適な環境が整うとドン勝も可能でした。

ベンチマークアプリの測定結果

参考までに、各種ベンチマークソフトのスコアを掲載します。

Antutu Benchmark GeekBench 5 3Dmark
497,691 シングル:778
マルチ:2,817
OpenGL ES 3.1:6,157
Vulkan:5,397

Antutu Benchmarkは約50万近いスコアを叩き出し、現時点でAndroid端末の中で1番良い性能になっているようです。特にGPU性能はめちゃくちゃ数値が高いですね。

超大容量バッテリー+超急速充電対応

電源周りもゲームのことを考えていて、バッテリーは驚異の6,000mAh(一般的なスマホの2倍)を搭載しています。重たいゲームを2~3時間程度使ってもまだ7割近くバッテリーが残っていました。

大容量バッテリーを活かして、モバイルバッテリーのように他のデバイスを充電できる「リバースチャージ」にも対応しています。

さらに、急速充電規格のQuick Charge 4.0とUSB PDに対応しており、付属の充電器・ケーブルを使えば最大30Wで充電可能。電源回路を充電器側に搭載することで、従来よりも発熱を大幅に抑えた急速充電を実現しました。

充電ポートが本体底面と側面の2ヵ所に備わっていて、横持ちでプレイするゲームでもケーブルが邪魔になりにくいのはよく考えられています。同梱のActive Aero Cooler IIを使えば、イヤホンも横向きに挿せるようになります。

ディスプレイ指紋認証+顔認証の組み合わせが便利!

ROG PhoneⅡにはディスプレイ指紋認証と顔認証を搭載しています。

実際に指紋を登録して使用してみましたが、センサーの反応もそこそこ早く十分実用的でした。保護フィルムなどをつけると認証精度が落ちるという口コミがあるためそこはイマイチなポイントです。

顔認証についても同様にキビキビ動作しており、指紋認証と併用することでロック解除の手間を最小限に抑えることができます。

ゲーミングに特化した便利な機能

前置きがだいぶ長くなりましたが、ここでようやくタイトルの伏線回収に入ります。ゲーミングスマホということで、ゲームを快適にプレイするための機能がたくさん搭載されています。

  • 性能を最大限発揮する「Xモード」
  • 専用の冷却ファン「AeroActive Cooler II」で熱によるパフォーマンス低下を防ぐ
  • タッチセンサーで仮想キーとして使える「Air Trigger」
  • ゲーム起動中に設定が変更できる「Game Genie」

性能を最大限発揮する「Xモード」

ゲーム専用モード「Xモード」をオンにすると、メモリやバッテリーを消費する他のアプリを制御して、ゲームのパフォーマンスに全振りすることが可能。

ホーム画面から一発で起動でき、起動時には専用のブートアニメーションが流れてめちゃくちゃカッコいいです。このときのスピーカーの音が迫力があって思わず「おおっ!」と声が漏れました。

スピーカーがディスプレイのベゼル部分に配置しているため、手のひらで覆って聞こえにくくなる心配もありません。音のレビューは難しいので家電量販店などでぜひ一度お試し下さい。

Armoury Crateという設定から、Xモードで起動するアプリを個別指定ができます。ゲームごとに画面のリフレッシュレートやCPUのクロック数などを変更したりと至れり尽くせり。

Xモードでは後述する外付けファン「AeroActive Cooler II」のLEDも光ります。プレイ中は本人が見えないムダ仕様ですがそれが良いんです。

専用の冷却ファン「AeroActive Cooler II」で熱によるパフォーマンス低下を防ぐ

AeroActive Cooler IIは、ROG PhoneⅡに取り付ける専用ファンクーラーユニット。発熱によるパフォーマンス低下を抑えてくれます。

ファンを取り付けるとこんな感じ。純正品だけあってデザインの一体感が良いですね!

今作から専用ケース「Aero Case」を取り付けた状態でもファンが付けられるようになりました。ユーザーの声を聞いて不満点が解消されているのは高印象。

AeroActive Cooler IIの底面にはType-Cポートとイヤホンジャックが付いており、横持ちしたときもケーブルが干渉することなく握れるのは地味に使い勝手が良かったです。

タッチセンサーで仮想キーとして使える「Air Trigger」

Air Triggerは、スマホを横にした時に人差し指がくるところを仮想キーとして使える機能です。ゲームごとにタッチする位置を調整できてより快適にプレイできます。

直接タップするよりもほんの僅かに遅延があるため、タッチの差で勝敗が決まるようなガチなプレイをしている人は要注意。ちなみにタップ以外にもスワイプなども指定可能です。

ゲーム起動中に設定が変更できる「Game Genie」

ゲーム起動中に画面左から中央にスワイプすると「Game Genie」が起動します。通知や着信をオフにしたり、メモリの最適化、Air Triggerやマクロの設定などをサッと変更できます。

スマホでゲームを遊ぶときに、他のアプリや着信通知で邪魔されてしまってストレスを感じることも少なくないはず。

ROG PhoneⅡではゲームに集中できるように着信通知までオフにできる驚きの機能が付いています。電話としてのアイデンティティはどこへ行ったのか…。

カメラはZenFone 6とほぼ同等で満足

ROG PhoneⅡはゲーム機能ばかり注目を浴びていますが、普段使いのスマホとしても快適に動作します。カメラは広角と超広角のデュアルレンズ仕様です。ZenFone 6とほぼ同等の写りらしく、画質にも期待が持てそうです。

実際にROG Phone Ⅱで撮影した作例を紹介します。設定は基本オートで撮影し、注釈があるものはAIで判定されたモードを記載しています。元画像はGoogleフォトにアップしています。

旅行中に撮影した写真も綺麗に写すことができ、風景や室内写真、食べ物の写真、夜景やイルミネーションなどあらゆるシーンで使えるカメラでした。

風景

風景写真では空の青が綺麗にグラデーションまで再現できています。雲も白飛びせず影の部分もHDRが働いてメリハリのある写りになっています。

日が落ちてくるとピントが甘くなることがあるので、ここは他社に軍配が上がると覆います。

食べ物

食べ物の写真ではちゃんと暖色寄りになって美味しそうに撮れていますね。接写性能も素晴らしく、アップで撮影してシズル感のある飯テロ写真も簡単に撮影できます。

夜景・イルミネーション

一番驚いたのは暗所性能。今までのZenFoneシリーズは夜景が上手く取れない印象だったのですが、ROG PhoneⅡではノイズが少ないシャープな写真に仕上がりました。

超広角レンズと組合わせることで、迫力のある面白い写真が撮れました。

まとめ:最高のゲーム体験がしたい方、高性能なフラグシップ機が欲しい方にオススメ!

最後にROG PhoneⅡを使って感じたメリットとデメリットをまとめます。

■メリット
  • 特徴的なデザインがカッコいい
  • 重たいゲームでも快適に動作するスペック
  • リフレッシュレート120Hz駆動でヌルヌル動く
  • ゲーム性能を強化する「Xモード」を搭載
  • 発熱を抑える冷却ファン「AeroActive Cooler II」が使える
  • 大容量バッテリー+超急速充電に対応
  • ステレオスピーカーの音質が非常に綺麗
  • ディスプレイ指紋認証の精度が高い
  • カメラに癖がなく万能で使いやすい
■デメリット
  • 大画面化に伴い、本体が大きく重たくなった
  • リフレッシュレート120Hz対応コンテンツが少ない
  • 防水・防塵・microSDに非対応

最高のスペックや機能を備えたROG PhoneⅡは、スマホゲームを良くプレイする人のみならず、高精細なディスプレイと高音質のスピーカーで映像コンテンツを楽しみたい方、高スペックに魅力を感じる方にもオススメできる1台です。

価格は10万円オーバーと決して安くはありませんが、これだけの機能や性能を惜しげもなく詰め込んだ1台はそうそうありません。気になる方はぜひチェックしてみてください!

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ROG PhoneⅡ 512GBモデル 116,050円86,050円
ROG PhoneⅡ 1TBモデル 138,050円108,050円

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。