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「TaoTronics TT-HE004」レビュー:軽量コンパクトで基本機能を抑えたファンヒーター

気がつけば沖縄も徐々に気温が下がり始め、来月から本格的に寒くなっていきます。沖縄は年中温暖なイメージがあっても、流石に真冬になると暖房なしでは足元が冷えて大変です。

そんな時期にぴったりの小型軽量なファンヒーター「TaoTronics TT-HE004」をメーカーよりご提供いただきました。

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TaoTronics TT-HE004のスペック

TaoTronics TT-HE004は、首振り機能・タイマー機能搭載のファンヒーターです。過熱防止対策や転倒保護機能をそなえ、安全性にも配慮されています。

型番 TT-HE004
カラー ブラック/ホワイト
温度調整 5~32℃
タイマー 0~12時間
定格電力 1,200W
動作電圧 AC 100V 50/60Hz
リモコンバッテリー 単4乾電池(AAA 1.5V)
サイズ 179mm×170mm×473mm
重量 約2kg
製品発売日 2020/10/12
価格 ブラック:8,599円
ホワイト:8,999円

4つのモードや首振りに対応

こちらが本体。主張しすぎないスタイリッシュなデザイン。

サイズは179mm×170mm×473mm、重量は約2kgとこの手の製品にしては小型軽量なサイズ。タワー型のスリムな形状で設置スペースが少なく、一人暮らしのワンルームでも収納場所に困ることも無さそうです。

背面には取っ手が付いているので、片手で持って部屋の中を簡単に移動できます。

上部には各種ボタンがあり、LEDディスプレイでモードの確認や風量の調整が可能。ボタンの押し心地は「カチッカチッ」っと高い音が鳴るのが少々チープさを感じました。

付属のリモコンを使っても電源のオン・オフ、首振り、モード変更、温度調整などが行えます。単3電池は付属していないので自分で用意する必要があります。

TaoTronics TT-HE004では、電気の力でセラミックを発熱させて、その熱をファンで循環させることで部屋の空気を温めます。

ファンヒーターの温度は低・中・高・エコの4段階で調整可能。エコモードでは室温に応じて自動的に温度を調整してくれます。風量はどのモードでも同じです。

■消費電力
  • 低送風:800W
  • 中送風:1,000W
  • 高送風:1,500W

使ってみた感想

電源を入れると起動からすぐに温風が出てきて、2~3分もすれば足元から体全体が温められます。本体サイズが小さいのでパワーが弱いのかと思いきや、高モードでは見た目からは想像以上の温風が出てきました。


気になる駆動音については、電源を入れた瞬間「ブオー」っという音が鳴るので、寝る前に寝室で使うと気になるかもしれません。扇風機の中~強と同じくらいのボリュームでした。

最大12時間のタイマー機能を搭載しているので、寝る前に付けても消し忘れ防止に役立ちます。

本体底面には転倒スイッチが内蔵されており、転倒した際には自動的に停止する「転倒防止機能」を搭載。その他にも、本体が一定の温度を超えると自動停止する「加熱保護機能」を備えています。

唯一気になったのは、温風の吹出口が網状になっていて取り外せないこと。埃が付着したときは、外側から掃除機で吸うか網部分を分解して洗浄する必要があります。

まとめ

TaoTronics TT-HE004」をレビューしてみました。

起動してすぐに暖かくなるところや、温度調整が細かく行えるところ、比較的コンパクトで圧迫感を感じないところが気に入りました。細かい気になるところはあるものの、エアコンやこたつを設置するよりも予算もスペースも取らず、部屋全体を温められるのでおすすめです。

欲を言えば、もう少し値段が上がっても人感センサーを搭載していれば、人が入ってきたときに自動的に暖められてさらに便利に活用できたなと思いました。本格的に寒くなる前に手軽に使える暖房器具をお探しの方はチェックしてみてください。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。