auの新料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」が高すぎて解約続出？ #さよならau

2020年12月11日（金）より、auの新料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」が提供開始します。

本プランは、auの5G通信のデータ使い放題にくわえ、Amazonプライム会員特典と動画配信サービス「TELASA」が付帯します。

通常料金は月額10,285円（税込）ですが、各種割引を最大限フル活用（※）することで月額4,136円（税込）から利用できます。

また、従来のプランでも対象であれば追加料金無しでAmazonプライム特典が付いてきます。今回は「データMAX 5G with Amazonプライム」の料金についてご紹介します。

「データMAX 5G with Amazonプライム」の通常価格は月額10,285円

大前提として、「データMAX 5G with Amazonプライム」の割引前の月額料金は10,285円（税込）です。

ここから「①2年契約N」「②家族割プラス」「③auスマートバリュー」「④スマホ応援割III」「⑤5Gスタート割」の割引適用により、契約翌月から半年間は月額4,136円で利用できます。

• ※価格は全て税込表示

家族割4名・固定回線とセットで6ヶ月のみ割引価格で使える

備考欄を見てもわかるように、この価格を適用するには5つの割引条件に当てはまる必要があります。

「①2年契約N」に加入すると、通常価格から月額187円割引されます。2年ごとの更新月以外に解約してしまうと、解除手数料として1,100円が発生します。

「②家族割プラス」は4名で申し込むと月額2,222円の割引になります。3人だと月額1,100円、2名だと月額550円に減額されます。1人で申し込むと割引が適用されません。

「③auスマートバリュー」は固定回線とセットで申し込むと月額1,100円の割引です。固定回線を引かないと割引が適用されません。

「④スマホ応援割III」は契約翌月から6ヶ月間のみ、「⑤5Gスタート割」は契約翌月から12ヶ月間まで適用されます。

適用期間終了後は、上記の最安値よりも2,640円高くなります。

月間データ通信量無制限も条件付き

1番の売りである「月間データ通信量無制限」についても、テザリングは60GBまで、一定期間内に大量のデータ通信をすると通信制限といった条件が付いてきます。

テザリング・データシェア・国際ローミング通信をご利用の場合、月間データ容量の上限は合計60GBです。動画・クラウドゲームなどの、大量のデータ通信または長時間接続をともなうサービスについて、5Gスマートフォンでの一般的なご利用 (例: フルHD画質の動画視聴など) に支障のない範囲で通信速度を制限します。対象となるサービス、制限内容は、当社ネットワークへの影響などを勘案し定めます。なお、通信の切断は行いません。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します。

引用元：データ使い放題で「Amazonプライム」がついてくる料金プランを月額3,760円から提供開始 | 2020年 | KDDI株式会社

ドコモの「ahamo」と比べて高いよね

このプランが発表されてから、Twitter上では「高すぎる」「複雑な条件付けて良くわからない」「ユーザーをナメているのか」と批判の声が相次ぎました。

「auの新プラン」「9,350円」といった新プラン関連のワードだけではなく、「au解約」「さよならau」といったネガティブなワードもトレンド入りしました。

ドコモの新料金プラン「ahamo（アハモ）」の発表後だっただけに、ユーザーの不満の声は大きくなっています。

ドコモのahamoの料金プランは、月間20GBのデータ容量と5分通話定額のセットで月額3,278円。複雑な条件や解約金の設定もなく、シンプルな料金プランは多くの方に評価されていました。

一方「データMAX 5G with Amazonプライム」は、割引適用前は月額10,285円と決して安くはなく、ユーザーが望む「安くて分かりやすいプラン」とは大きくかけ離れています。

ドコモのahamoと比べて、月額料金が2倍以上に高く、通話定額も付いていないことを考えると非常に高額です。

しかし、「データMAX 5G with Amazonプライム」にはAmazonプライム特典・動画配信サービスが付いてきたり、月間データ容量が無制限で使えるため、一概に優劣を付けるのは難しいです。

個人的には基本プランを安くして、オプションは必要な人だけ追加で申し込む方式のほうが便利だと思います。不要なコンテンツを契約するほうが勿体ないです。