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【今年のベストバイガジェット2020】5年ぶりに新調した小型デスクトップPC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」

この記事は「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2020」13日目の記事です。前日はでこいさんの「Ryzen 9 3900X+Ncase M1で組んだ強強自作PC」でした。

アドベントカレンダーでお初の方ははじめまして。普段はガジェットや格安SIM、格安航空券のLCCを使った激安旅などについて書いているとくめいです。

今年買ったガジェットの中で特に気に入っている「Lenovo ThinkCentre M75q-1 Tiny」について語らせてください。

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2020年のベストバイ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」を選んだ理由

皆さんは普段どのようなパソコンを使っているでしょうか。最近はスマホやタブレットだけで十分という方が増えており、外でも使えるノートPCのほうが人気があると思います。

私はというと、自宅のデスクトップPCとノートPCを用途に合わせて使い分けしています。お家でガッツリ作業をするときはデスクトップPCを使い、外出先やリビングでダラダラ映画を観るときはノートPCを使います。

今年は新型コロナウイルスの影響により、外出する機会もめっきり減ってお家で過ごす時間が増えました。

そんな中で、かれこれ5年近く使ってきたASUSのデスクトップPCが不調になり、今回紹介する「ThinkCentre M75q-1 Tiny」へ買い替えることにしました。

選んだ理由①:性能に対して価格が異常に安い

私がPCを選ぶ条件として「Google ChromeやPhotoshopがある程度快適に動かせる」くらいのスペックを選ぶと、どのメーカーでも最低10万円近くになりました。

中古のデスクトップPCでも買おうかなーと検討していたところ、Twitterのフォロワーさんから「新品でも3万円で買えるデスクトップPCありますよ!」と教えてもらいました。

通常1万円のデスクトップPCがクーポンで3万円台に

「いやいや、3万円で快適に使えるデスクトップPCって、Chromebookの間違いじゃないの?w」と冗談半分で調べていたら、どうやら価格.com限定で行われているセールを使うと、通常11万するデスクトップPCが本当に3万円で売っていました。

最小構成にカスタマイズすると約3万円で買える

標準構成からメモリやストレージを最小構成にして、不要なオプションをすべて外すと税込32,120円という表示になりました。

今までIntel製プロセッサーしか使ってこなかったので、Ryzen5の性能がどれほどあるのか不安が残りつつもポチってみることに。

丁度いいタイミングで楽天リーベイツの20%還元も開催されており、実質25,696円で買えたことになります。これなら失敗してもショックは少ないはず…。

選んだ理由②:小さくてデスクの設置場所に困らない

注文して1ヶ月後に本体が届き、本体サイズの小ささに驚きました。事前情報で小さいとは聞いていたものの、フットプリントが最近のAndroidスマホ2台分くらいしかありません。

スタンドなどを使って縦置きすると、サブモニターとの間の狭いスペースにも収まります。他の人はモニター台の隙間やリビングのテレビボード、本棚の隙間に収納していました。

今まで使っていたミドルタワーケースと比べると親子みたいな大きさ。

現在は100均一のかごを使って宙に浮かせて使用しています。落下するリスクを考えるとオススメはしませんが、電動昇降式デスクを使っていてもケーブルが引っ張られなくなりました。

選んだ理由③:メモリやSSDを自分で増設してパワーアップできる

ThinkCentre M75q-1 Tinyを最小構成で購入すると、メモリ 8GB、SSD 128GBと心許ないので、追加でパーツを購入して自分で増設しました。

ThinkCentre M75q-1 Tinyは、側面のネジ1本外すだけで内部のパーツにアクセスできます。メモリやSSDの増設作業も非常に簡単で、YouTubeやブログ記事を読めば5分も掛からず終わります。

メモリを16GB足して合計24GB、SSD 1TBの構成でベンチマークソフトを回してみたところ、前使っていたデスクトップPCの2倍以上のスコアを叩き出しました。

さらにパワーアップさせるべく、135Wの電源アダプターを追加購入しました。レノボのメルマガクーポンを使って3,000円ほどの投資でグラフィック性能が大幅に向上しました。

標準で付いてくる65Wの電源アダプターだと出力不足らしく、ThinkCentre m75q-1 Tinyのパワーを最大限発揮するには必須です。

パソコンにあまり詳しくない人でも簡単にカスタマイズできて、価格を安く抑えることができるのは非常に魅力的です。はじめは最小構成で使ってみて、足りなければパーツを追加できるのはデスクトップPCの強みです。

メモリとSSD、電源アダプターを合わせて約5万円、楽天リーベイツのポイントを引くと実質45,956円でこの構成が手に入りました。

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約8ヶ月間使った感想は「期待以上に使える」

約8ヶ月使ってみた率直な感想は、購入当初に想定していたよりも十分使えるということ。

パソコンの性能は上を見るとキリがないですが、価格と性能の落とし所を考えると、大半の一般ユーザーはこれで満足できるなと思いました。

普段使いならほとんどファンも回らない

普段行っているブログを書いたり、YouTubeを開きつつTweetDeckを監視する、Photoshopで簡単な画像加工といった作業ではスペック不足を感じることはなかったです。

外部GPUには非対応のため、グラフィック性能を求められるゲームや動画編集などは苦手です。

それでも、内蔵GPUにしてはそこそこ良いものが積んでいるらしく、軽量な設定であれば最低限は動くかなといった感じでした。

足りないものは外付けで解決

あえて不満点を挙げるとすれば「SDカードスロットがない」「スピーカーが貧弱」くらいでしょうか。

SDカードリーダーは外付けのタイプが1,000円未満で売ってますし、最近はカメラと直接ケーブルを繋いで転送できるのでそれほど問題にはなりません。

パソコン内蔵のスピーカーには元々期待していないので、必要な人は別途外付けのスピーカーを使えばいいと思います。コンパクトな割にポート類も充実しているので、端子が不足することも少ないはず。

今買うとしたら後継機の「ThinkCentre M75q Tiny Gen2」がオススメ

現在は後継機の「ThinkCentre M75q-2 Tiny Gen 2」が登場し、よりスペックの高い「Ryzen 7 PRO 4750GE」を搭載したハイエンド機が、価格.com限定の最安構成だと56,100円で販売されています。

価格は初代と比べて2万円近く上がっていますが、パフォーマンスは大幅に向上しているらしいです。軽めのゲームであればフルHD画質で遊べる程度には使えそうです。

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総評:メインとしても2代目としてもオススメ

約5年ぶりにデスクトップPCを買い替えてみて、性能の向上よりも価格の安さに驚きました。

驚異的なコスパを実現したlenovoさんには頭が上がりません。自作PCですらパーツの値段だけで使い切ってしまうレベルではないでしょうか。

メンテナンス性も良好で、蓋を開けるだけでメモリやSSDも簡単に取替えできて長く使える1台です。最新のハイエンド機にこだわらなければメインとしても使える小型パソコンです。

すでにメイン機で使える「ぼくの考えた最強パソコン」をお持ちの方でも、おもちゃとして使えるサブ機としても楽しめる1台だと思います。

おまけ:来年はAppleのM1チップの動きに注目

今年のPC業界はAppleの「M1(Apple Silicon)搭載Mac」に話題を全部持って行かれたように思えますが、Mac miniの半額で買えるデスクトップという選択肢も個人的にはアリだと思います。

…と言いつつ、物欲に負けて年末にM1搭載Mac miniをポチってしまったのは内緒です。最初は買うつもり無かったのに、楽天リーベイツの紹介ポイントの期限が迫っていることを言い訳にラクマで衝動買いです。

M1チップのパフォーマンスが物凄いらしく、最低容量のメモリ8GBでも十分動画編集に使える!なんて聞くと自分の目で確かめてみたくなるのが本心。

来年こそ動画編集を覚えてYouTubeへの動画投稿ができるように、少しずつ撮影環境や編集に慣れていけたらと考えています。そのための第一歩としての投資としては悪くない選択だと思います。

話が本題からずれてしまいましたが、これからはMac miniとThinkCentre M75q-1 Tinyを併用して、お互い足りない部分を補いつつ使っていくつもりです。

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