サンワダイレクト「400-MABT206」レビュー:スライド式でコンパクトに持ち運べるBluetoothマウス #サンバサダー
「サンワダイレクト」の公式アンバサダー企画のサンバサダーに当選しました。サンワダイレクトの製品をSNSやブログを通じてレビューし、投稿した内容がSNSやメルマガ、公式サイトで宣伝していただけるようです。
今回は、スライド式でコンパクトに持ち運べるBluetoothマウス「400-MABT206」をレビュー用にご提供いただきました。本製品の特徴やデザイン、実際の使い勝手などをご紹介します。
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「400-MABT206」の特徴・スペック
本製品は、スライドカバー式でコンパクトに持ち運べるBluetoothマウスです。公式ストアの販売価格は3,980円。
スライドカバーを閉じると、クレジットカードの高さよりも約4cm小さくなるコンパクト設計。左右クリックやホイールを保護して持ち運べます。
厚さも約2.7cmで超薄型なので、ガジェットポーチの隙間に入れやすくなっています。
従来モデルではスクロールがタッチ式でしたが、今作では物理ホイールになっています。新たに戻る/進むボタンも追加されて使いやすくなりました。
ボタンはカチカチ音が鳴らない静音設計です。ビデオ会議などでクリック音を拾いにくく、カフェなど音が気になる場所にも最適です。
カラー |
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サイズ |
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重量 | 約60g |
Bluetooth規格 | Bluetooth Ver.5.2 |
周波数帯域 | 2.402GHz~2.480GHz |
通信範囲 |
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分解能 | 800・1200・1600・2400・4000カウント/インチ |
読み取り方式 | ブルーLEDセンサー方式 |
電池持ち※ |
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付属品 | 充電用USB Type-Cケーブル(ケーブル長:約50cm)、ポーチ |
製品保証 | 購入日から1年 |
- ※1日8時間パソコンを使用中に、マウス操作を5%程度行った場合。(満充電時)
- ※自然放電等を考慮しない計算値であり保証値ではありません。
- ※使用時間により、徐々に性能が低下します。
「400-MABT206」の外観・デザイン
パッケージは「サンワダイレクト」のロゴだけの非常にシンプルなデザイン。よく見ると「WEB限定商品」と記載がありました。
内容物は、マウス本体、充電用USB Type-Cケーブル、ポーチ、取扱説明書。
充電ケーブルは、USB Type-C to Aケーブル。ケーブルの長さは50cmと短めです。
説明書は日本語に対応。イラスト付きで初心者にも分かりやすい表記でした。
専用ポーチは、マウス本体がすっぽり収まるサイズ。巾着の口を閉じて、傷や汚れを気にせず持ち運べます。
カバーを閉じた状態は、約5.58×7.05×2.7cmと非常にコンパクト。この状態だと一見マウスには見えません。
カバーはマットな素材でサラッとした手触りです。今回はブルーの色をご提供いただきましたが、やや皮脂汚れは目立つ印象でした。
背面には、電源スイッチとペアリングボタンが付いています。技適マークやシリアルナンバーも記載されていました。
カバーを下にスライドすると、ボタンとホイールが出現してマウスの形になりました。
手に持った様子がこちら。カバー部分が持ち手になることで、一般的な小型マウスくらいのサイズになります。
横から見るとこんな感じ。カバーの下は空洞になるので、上から被せて持つスタイルのほうが使いやすいかもしれません。
側面には戻る・進むボタンが付いています。一般的なマウスよりもやや上側に付いているので、ボタンを押すときは一度持ち替えが必要になりました。
左右クリックのボタンは、縦方向のストライプ模様になっています。
ボタンの音は確かに静音設計になっていますが、ボタンの下側を押すと一般的なマウスと同じクリック音がします。マウスの持ち方によっては音が響いてしまうので要注意です。
ホイール部分はラバーのような質感で、しっかりとグリップして正確なスクロール操作が可能です。周囲が凹んでいるおかげで、ホイールの高さが低いのもあまり気にならなかったです。
裏側から見ると、アーチ状にカバーが展開する動きがよく分かります。
机との接地面積は少ないですが、マウスとカバーの3箇所にテフロンソールが付いていて、想像していたよりも滑らかに操作できました。
他社のコンパクトマウスと比較
筆者が持っているコンパクトなマウスとサイズを比較してみました。
左から「ELECOM Bluetoothワイヤレスマウス CAPCLIP M-CC1BR」、本製品、「Logicool MX Anywhere 3(MX1700)」の3種類です。
CAPCLIPと本製品は、カバー部分を収納して半分くらいのサイズになります。カバーを展開すると、MX Anywhere 3と同じくらいの高さになり、操作性はどちらも悪くありません。
厚みについては、本製品のほうが僅かに薄くなっています。
一般的なマウスは厚みがあるので、ガジェットポーチに入れると結構かさばります。本製品はカバーを閉じても3cmほどしか厚みがないので、ガジェットポーチの隙間にサッと忍ばせておけます。
充電端子は、MX Anywhere 3と本製品が「USB Type-C」、CAPCLIPが「microUSB」です。
充電端子をType-Cで統一している筆者からすると、マウスのために別のケーブルを用意する必要があるのは煩わしく感じます。
重量は、CAPCLIPが38g、本製品が56g、MX Anywhere 3が95gです。サイズが大きくなるほど重量も重くなるため、携帯性と操作性のどちらを取るかによって選んでみてください。
個人的には、サイズや操作性のバランスが取れている本製品が一番良かったです。今まで外出先ではCAPCLIPをメインに使っていましたが、今後は本製品を持ち運ぼうと思います。
実際に使ってみた
実際にパソコンやスマホに接続して、数週間使ってみました。
まずは、メインのノートパソコン「M2 MacBook Air」で使用してみました。
接続方法は、一般的なBluetoothマウスと同じです。マウスの電源をオンにして、ペアリングボタンを長押しします。MacからBluetoothをオンすると、デバイス一覧に「400-MABT206」と表示されます。
M2 MacBook Airのミッドナイトのカラーと似ていて、使っていてテンションが上りました。
公式情報だと「Macシリーズでは、サイドボタンはご使用になれません。」と記載がありましたが、筆者の環境だとブラウザの戻る・進むとして操作できました。
専用のアプリでボタンのカスタマイズをするような機能は付いていないので、ショートカットで効率化するような使い方には向いていません。
ちなみに、Macでマウスのスクロールのみ逆方向にするには「Scroll Reverser」というアプリケーションで解決できます。
筆者の持っているフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold4」と、Bluetoothキーボード、マウスを組み合わせて使ってみました。コレだけ揃っていれば、テキストワークなどの軽作業は快適にこなせます。
ペアリングが完了すると、画面上にマウスカーソルが表示されます。
Android端末に接続すると、左クリックで「タップ」、右クリックで「戻る」、上ボタンで「ホーム」、下ボタンで「タスク一覧」の機能が割り当てられています。
スマホスタンドと持ち運んでもそれほど嵩張らず、コンパクトなバッグで持ち運べます。いつでも持っていける小型マウスとして非常に優秀です。
まとめ
サンワダイレクト様からご提供いただき、コンパクトに持ち運べるBluetoothマウス「400-MABT206」をレビューしました。
最後に、メリットとデメリットをまとめると以下の通り。
- ■メリット
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- スライドカバー式でコンパクトに持ち運べる
- 静音クリックで周囲に気を遣わずに使える
- カーソル飛び・遅延がなく、接続が安定している
- バッテリー持ちが良い
- USB Type-Cで充電できる
- ■デメリット
-
- カバーの開閉に連動して電源をON/OFFにしたい
- カバーに皮脂汚れが付きやすい
- ボタンの下側を押すとクリック音が響く(静音にならない)
- サイドボタンが上に寄っていて押しにくい
良いところは、コンパクトでも実用的なサイズに収まっていること。カバーを閉じるとクレジットカードよりも小さく、開くと一般的なサイズで使い勝手を犠牲にしていないのが良かったです。
左右の静音ボタンや、Type-C充電、サイドボタンに対応し、利用者のニーズをよく理解している製品だと感じました。他社製マウスを使っていて「こうだったらいいのに」と思う機能が盛り込まれています。
一方で、サイドボタンの位置や電源ボタンの操作など、使っていて惜しいと感じる部分もありました。次回作では「スライド開閉に連動して電源をON/OFF」ができたら完璧だと思います。
荷物をより身軽に持ち運びたいミニマリスト思考の方、マウスを外出先に持ち運ぶ事が多い方にオススメの製品です。
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