白ロムが安い「au HTC 10 HTV32 カメリアレッド」を購入。メタルレッド×ブラックの組み合わせが男心をくすぐる
auから2016年6月10日(金)に発売した「HTC 10 HTV32 カメリアレッド」を白ロムで購入しました。
既に発売から1年以上経過しているので今更感が満載ですが、白ロム価格が3万円台前半まで落ちている今こそ購入するチャンスかもしれません。
今回はこの美しいレッドの質感、外観を中心にサクッと紹介したいと思います。
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今さら購入した動機
元々はゲオモバイルで開催されている「スマホ大決算セール」で安いスマホでも漁ろうかと思って沖縄にある那覇新都心に訪れました。
過去にもこのお店でジャンク品や中古の白ロム端末を買い漁っていました。
今回の目当ては割引率が高い製品を狙っていましたが、一通りショーケースを見ても「これ別に使わないよな…」と思うものが残っていて、購入するか悩んでいました。
中にはau版のGalaxy S8+ SCV35やiPhone 7などもありましたが、予算の都合から割引率が低い(5%OFF)HTC 10を購入することに。
商品は中古で本体のみ、傷は肉眼でギリギリ確認できる小さいのが数か所のみの美品で税込25,444円でした。LINE Payカードで支払いをしたので実質2%OFFで24,940円でした。
中古の平均相場が3万円台であることを考えるとかなりお得に購入できました。
1年前のモデルでも快適動作
昨年発売したモデルとはいえ、当時のフラグシップモデルということで性能に関しては全然問題ないレベルです。
サイズ(幅x高さx厚さ) | 約72mm x 146mm x 9.2mm |
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重量 | 約161g |
外部メモリ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5.2インチ WQHD(2560×1440)IPS S-LCD |
OS | Android 7.0 Nouget |
CPU | Snapdragon 820 クアッドコア(2.2GHz デュアルコア + 1.6GHz デュアルコア) |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
カメラ | メイン:約1,200万画素 サブ:約500万画素 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Ver.4.2 |
防水 | 非対応 |
防塵 | IP5X |
おサイフケータイ | 非対応 |
フルセグ | 非対応 |
SIMカード | au Nano IC Card 04(VoLTE) |
バッテリー | 3,000mAh(QuickCharge 3.0対応) |
ディスプレイは5.2インチでWQHDの高解像度、CPUには高性能なSnapdragon 820を搭載しています。OSはAndroid 7.0 Nougetにアップデート可能なので、今でも何一つ不自由なく快適に使えます。
4GBのRAMと32GBの内蔵ストレージで重たいアプリを多数使っていても余裕があります。
1年前に発売したモデルとはいえど、当時のハイエンドモデルということもあって現行モデルと遜色ない性能を誇ります。
参考までにベンチマークソフトのAntutu Benchmarkで測定したスコアは「133,518点」でした。同じCPUを搭載したXperia XZやGalaxy S7 edgeよりも3D処理のスコアが高いです。
低音と高音を別々のスピーカーから流すことで、立体感&迫力のある音が楽しめるとのこと。動画を視聴するときでも他の製品と比べて音がいいとすぐに気づきました。
その他にも急速充電技術「Quick Charge 3.0」に対応しており、対応する充電器を利用すると1時間で75%程度充電できました。ちょっとした時間で一気に充電できるのは有り難いです。
HTC 10はおサイフケータイやフルセグなどの国産機能にも対応しておらず、防塵のみ対応で防水は非対応(防滴には対応しているとかなんとか)という仕様なので、これらを使っている人は注意が必要です。
HTC 10 HTV32の外観をチェック
正面から見ると真っ黒いフロントパネルと側面のメタルレッドがちらりと見えます。ホワイトのみフロントパネルが背面と同じ色になっています。
本体上部にはツィーター(高音を出力するスピーカー)とインカメラ、下部には指紋認証を兼ね備えたホームボタン、写真では見えませんがその隣にバックボタン、タスクボタンが並びます。
ホームボタンは押しボタン式ではなくタッチセンサーで、軽く触るだけで素速く反応します。指紋認証を設定しないときでもスリープ時から画面点灯に使えます。
背面はひんやり冷たいフルメタルボディ。側面から背面にかけて緩やかにカットしたダイヤモンドカットがデザイン性と持ちやすさを向上させています。
3色あるカラーバリエーションの中でもレッドが無骨で男心をくすぐるカッコイイ色だと思います。赤×黒の組み合わせが嫌いな男の子なんていません。控えめに言って最高です。むしろこのために買ったと言っても過言ではない。
カメラレンズは数mm出っ張りがありますが、背面を下にして置いてもガタツキはありません。光の当たり方によって背面のグラデーションが美しく輝きます。
側面の加工は大きめにカットしており、手で握った時に角が当たって痛くなりくいよう工夫されています。アンテナラインも同色系で控えめに引かれています。
中古端末なので若干傷が付いているのが残念です。これからケースを買って大事に扱います。
側面上部には中央にイヤホンジャック、下部にはUSB Type-C端子とウーファー(低音を出力するスピーカー)が並びます。
右側面には左から順に電源ボタンや音量ボタン、SIMカードスロットを配置、左側面にはmicroSDカードスロットを内蔵しています。
電源ボタンには判別しやすいようにギザギザの加工が施されています。
全体が適度に丸いデザインなので、大きめの本体サイズでもしっくりと手に馴染みます。最近では薄型軽量を重視した端末が増えていますが、ある程度厚みを持たせておくほうが握りやすく感じました。
持ちやすい反面、すべすべした背面は滑りやすく裸で使っていると何度も落としそうになります。早くケースを買ってバンカーリングなどの対策は必須ですね。写真の様な持ち方だとスルッと抜け落ちそうです。
HTCのこだわりが随所に現れた高性能な製品
HTCの製品は過去に何度か利用しており、今年はHTC U11モニター企画にも参加しました。HTC 10とは違いガラスパネルでキラキラした華やかさのある背面で、より一般向けにした印象です。
https://creatorclip.info/2017/07/htc-u11-review-01/
カメラ性能が特に満足度が高く、ちょっとした旅行で写真を撮るくらいならデジカメを持ち歩く必要が無いと思わせるほど、今見ている景色を鮮明に高精細に映し出してくれます。
HTC U11の欠点として本体サイズが大きすぎる点を挙げました。横幅が大きすぎるために目玉機能の「エッジセンス」がやりにくく、何度も滑り落ちそうになることを考えると、一回り小さめのHTC 10のほうが使いやすいかもしれません。
発売当時78,840円で販売されていた製品も、徐々に値段が安くなりauオンラインショップでも一括54,000円と破格で売られていました。やはり国産機能がないぶん一般受けはあまり良くなかったのかもしれません。
Amazonでは新品のHTC 10が税込32,700円で販売されています。(執筆当時)3万円台前半で購入できる端末としてはベストバイだと思える性能と質感です。
安価で高性能な端末が欲しい方やHTC 10の質感やデザインに一目惚れした方は、契約者本人以外がSIMロック解除できる11月末までに入手することをおすすめします。