USB PD対応で軽量コンパクトなモバイルバッテリー「Tronsmart Brio 20100mAh」レビュー
モバイル周辺機器やBluetoothスピーカーなどの製品を手がけるTronsmart様より、USB PD対応の大容量モバイルバッテリー「Tronsmart Brio 20100mAh モバイルバッテリー」をご提供頂けましたのでレビューしていきます。
- ■メリット
-
- USB PD対応で急速充電ができる
- 大容量なのに軽量コンパクト
- 標準でType-C to Cケーブルが付いてくる
- ■デメリット
-
- 充電出力が最大30WなのでノートPCの充電が不満
- 本体への給電方法がType-Cしかない
- ヘアライン部分が傷つきやすい
※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
製品スペック
本体サイズ | 160mm×74mm×24mm |
---|---|
重量 | 366g |
USB C 出力 | 5V/3A,9V/3A,15V/2A(Max) |
USB PD | 対応(最大30W) |
USB A 1 & USB A 2出力 | 5V/2.4A |
バッテリー容量 | 20,100mAh 74.37Wh |
開封の儀、外観をチェック
箱は厚紙にマグネットで蓋が止められているタイプ。ポップな見た目ながら製品の特徴や外観を確認できます。
蓋を開けたら最初にバッテリー本体が出現。
バッテリーの下には専用のポーチと説明書、保証書、USB Type-C to Cケーブルなどが入っていました。
こちらがバッテリー本体。真っ黒の塊の中に中央のヘアライン加工とロゴがアクセントになっています。
本体サイズは160mm×74mm×24mmとiPhone 8 Plusと同程度で、厚みはスマホ2~3台分くらいでしょうか。大容量のモバイルバッテリーってとにかく大きくて重いイメージがありましたが、これくらいのサイズならカバンに入れて持ち歩きやすいです。
以前購入したRAVPowerのUSB PD対応モバイルバッテリーは、大容量で電源がない場所で活躍してくれましたが、これよりもさらに多い26,800mAhだったので相当大きくて重かったです。
せっかく購入したのに、便利なことよりも持ち運ぶ不便さが勝ってしまってあまり使ってなかったのも事実。この一回り小さい絶妙なサイズ感・重量は持ち運びやすさに貢献してくれています。
話を戻して、外観をチェックしていきましょう。
側面にはコネクタが並んでおり、左右にUSB Type-A端子2つと中央にUSB PDの入出力に対応したType-Cコネクタが付いています。
実際に使ってみた
付属のType-C to Cケーブルは短めサイズなので取り回しやすく、カバンのペン入れ部分にすっぽり入ってお気に入りです。近くに電源がない場合は別途長いケーブルを購入したほうがいいかも。
AndroidスマホやiPhone Xも急速充電できる
充電ケーブルを挿してGalaxy S8を充電してみると、きちんと急速充電モードに切り替わりました。充電開始後、1時間程度で15%→75%程度回復しており、時間がないときでも短時間で一気に充電できます。
欲を言えば左右のUSB Type-AもQuickCharge 3.0に対応していれば言うことが無かったのですが…。
USB PDにより2in1タブレットにも対応
さらに私が移動用で使用しているASUS TransBook 3 T303UAを充電も問題なく行えました。純正の充電器は45W出力なのでかなりゆっくり充電されますが、PCを利用しながらでも辛うじて充電量は増えています。
充電スピードを求めるなら他社の製品で45W出力が登場したので、そちらのほうをおすすめします。この製品だと出力が大きいタイプではないと機器によっては充電されないこともあります。
バッテリー本体側の給電もUSB PDで急速充電ができるのは大容量バッテリーだと恩恵が大きいです。
バッテリー容量・基本性能・本体サイズ・重量・価格のどれをとっても満足度の高い製品だと感じました。これ1つあれば旅行などでも安心してスマホやタブレットを活用できます。USB PD対応のモバイルバッテリーが気になる方にはオススメです。