Canon G7X Mark3に外部マイクを付けるため、SmallRigのコールドシュー拡張プレート(ブラケット)を購入
- ライター:鹿
昨年冬に購入した高級コンデジ「Canon PowerShot G7 X Mark III」は、外部マイクに対応していますが肝心の取り付けるコールドシューを内蔵していません。
その問題を解決するため、以前から気になっていたSmallRigのコールドシュー拡張プレートを購入してみました。
結論から言うと、カメラのマイク設置問題は解消されるものの、想像以上に重量が重くなってしまいコンデジのメリットが薄れてしまうのが残念でした。
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SmallRig「Canon G7X Mark3用コールドシュー拡張プレート」レビュー
注文した製品はチャック付きの袋に入って届きました。
内容物はリグ本体と取り付け用の六角レンチのみ。
アルミ合金製で剛性のあるリグ
材質はアルミ合金製で重量は47g。サイズは122×24×30mmです。剛性もしっかりしていて安っぽさは感じません。
底面にはバッテリーの穴と取り付ける六角レンチ、大量の三脚穴とコールドシューを内蔵しています。
側面にもコールドシューと三脚穴が2つ空いています。側面の三脚穴は縦撮りの時に三脚を設置する際に使えます。
内側にはゴムが貼られているため、カメラ本体が傷つく心配もありません。
付属の六角レンチを使って取り付ける
カメラ本体への取り付けは付属の六角レンチで行います。
取り付けた様子がこちら。裸の状態と比べて、縦横に一回り大きくなりました。取り付けた状態でもバランスが崩れることなく自立します。
リグを付けると高さが出るため、グリップ部分を握ると余っていた小指がちょうど収まります。グリップとの境目もぴったり揃っていて握りやすいです。
底面にあるバッテリーの蓋も干渉せず開閉が可能です。
実際に使ってみた
実際に外部マイクを取り付けるとこんな感じ。使用しているマイクは「RODE Wireless Go」というコンパクトなワイヤレスマイクです。
背面のクリップがコールドシューの形をしていて、側面・底面の2箇所にあるコールドシューにそのまま取り付けられます。
三脚を利用する場合、大量に空いている三脚穴から好きな位置に取り付けられるのは地味に便利でした。コンデジでも様々なアクセサリーを取り付けられると本格的な撮影にも使えそうです。
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まとめ:用途が限られるが1つ持っていると便利な製品
- ■メリット
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- コールドシューがないコンデジでもマイクやライトなどを設置可能
- 本体に付けっぱなしで使える
- バッテリーの蓋が三脚穴と干渉しない
- 三脚穴が中央に来るのでバランスが良い
- グリップ部分が延長されて小指の置き場所ができる
- ■デメリット
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- アルミ合金製で見た目以上に重量がある
- 取り付けるために六角レンチが必要
- 高さが出るのでピッタリサイズのケースに収まらない
今回ご紹介したSmallRigの拡張プレートは、普段遣いには少々大げさにはなるものの使い勝手のいい製品でした。唯一気になったのはサイズと重さです。
コンデジを使う一番の理由が、画質が良くてコンパクトかつ軽いということを重きを置いているため、サイズや重量が増すとメリットが薄れてしまいます。そこをどう捉えるかによって製品の評価が分かれそうです。
私は普段から動画撮影を頻繁に行うわけではないため、屋外での撮影などマイクが必要なときに取り付ける運用方法で使ってみようと思います。
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