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装着感の軽い完全ワイヤレスイヤホン「Tribit Flybuds 1」レビュー。防水・ワイヤレス充電対応で高コスパな製品

安価で気軽に使える完全ワイヤレスイヤホン「Tribit Flybuds 1」をメーカー様よりご提供頂いたのでレビューしていきます。

4,000円未満で買える完全ワイヤレスイヤホンなのに、Bluetooth 5.0、ワイヤレス充電、IPX7の防水にも対応したコストパフォーマンスに優れた製品です。ワイヤレスイヤホンの入門機としてもオススメです。

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Tribit Flybuds 1の特徴・スペック

Tribit Flybuds 1は、そこそこの音質で安く使える完全ワイヤレスイヤホンです。IPX7の防水とqiワイヤレス充電に対応しており、基本機能が揃ったベーシックで使いやすい製品でした。

ただいくつか気になる点もあるので、メリットとデメリットを比較して自分の使い方に合っているのか検討してみてください。

■Tribit Flybuds 1のメリット
  • クーポン適用で3,600円(執筆時点)と安い
  • IPX7の防水対応
  • qiワイヤレス充電・Type-Cの有線充電に対応
  • ストラップ付きで持ち運びに便利
  • イヤーチップが6種類付属している
  • 8.2mm径ダイナミックドライバーを搭載し、低音が強調されている
■Tribit Flybuds 1のデメリット
  • 厚みがあるのでポケットに入れると膨らむ
  • 音質は価格相応。高音の広がりが悪い
  • 通話時のマイクの音質が悪い
Tribit Flybuds 1のスペック
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.0
コーデック SBC
ドライバ 8.2mm
左右同時伝送 対応
マルチペアリング 対応
連続再生時間
  • イヤホン単体:6時間
  • イヤホン+ケース合計:30時間
重量
  • イヤホン:約3.9g/1個
  • ケース:78g
サイズ 60.7×60.7x37mm
防水規格 IPX7

Tribit Flybuds 1の外観・付属品

Tribit Flybuds 1はシンプルな白いパッケージに入っていました。箱自体も厚みのあるしっかりとした作りで期待が持てます。

箱の中身は充電ケースとイヤホン本体、充電用のType-C to Aケーブル、ストラップ、イヤーピース、サンクスカード。

説明書は日本語に対応しています。

イヤーピースは本体に付属+大小5種類から付け替えられます。

ケースに取り付けて持ち運べるストラップ付き。

ケース本体はつや消しタイプで指紋が目立ちにくいです。高級感はありませんが、厚みのあるケースで傷が付きにくい質感は好みです。

手のひらに乗せるとこのくらいのサイズ。ワイヤレス充電に対応しているため、一般的なワイヤレスイヤホンより少し大きく重量があります。

中央のロゴ部分は少し飛び出た形状をしています。

ストラップを付けたらこんな感じ。カバンやズボンのポケットに入れた時に取り出しやすくなります。

裏面には技適マークが印字されています。

側面には充電用のType-Cポートを搭載。充電ケーブルに接続すると「ブルッ」と本体が振動して充電されたことが分かりやすい親切設計。スマホなどでは見たことがありますが、ワイヤレスイヤホンでこの機能が付いたものは初めて見ました。

ケースはマグネット式で軽い力で開閉できます。蓋が薄い紐のような素材で固定されており、片手で持って開けるとプラプラしてしまうのが気になりました。

ケースを開くとLEDランプが点灯し、バッテリー残量が4段階で確認できます。充電中は本体側のランプも赤色に点灯します。

「充電中は蓋を開けないと残量が分からない」という設計は正直使いづらいと思いました。

認証情報は蓋の裏面に薄く印字されていました。

イヤホンはベーシックなカナル型タイプ。イヤーピースは厚めで遮音性も高めです。本体と同じく外側はつや消し加工のため、指紋や汚れが目立ちにくいです。

本体の出っ張りが少なくデザインもオーソドックスなので、装着していても悪目立ちしないです。1個あたり3.9gと非常に軽量で軽い付け心地でした。

イヤホンの背面にはLとRの表示が目立つように印字されており、着け間違える心配がないのが良かったです。

ワイヤレスイヤホンでは珍しく、押し込み式のボタンを使って各種操作を行います。

Tribit Flybuds 1の操作方法
左耳 右耳
電源オン 左右どちらかを3秒長押し
電源オフ 左右どちらかを5秒長押し
音楽の再生/停止 左右どちらかを1回押す
音声アシスタント 左右どちらかを3回押す
(着信時)電話を受ける/切る 左右どちらかを1回押す
(着信中)着信拒否 左右どちらかを2回押す
次の曲へ 左右どちらかを2回押す
前の曲・音量調整 非対応

再生・停止や音声アシスタントの起動、着信を受ける・切る動作に対応していますが、音量調整や曲戻しが行えないのは残念でした。(なぜか曲送りだけは対応している)

実際に使ってみた

実際に半月程度使ってみて感じた正直な感想をご紹介します。

接続スピード・安定性

ペアリングはケースからイヤホンを取り出して、接続するデバイスから「Tribit Flybuds 1」を選択するだけ。自動ペアリングに対応しているので、一度ペアリングすれば次回以降はイヤホンをケースから取り出すだけで自動的に接続されます。

接続速度はケースから取り出して数秒掛かるものの、特に遅いとは感じませんでした。人の通りが多い国際通り周辺で試してみたところ、接続が途切れることなく安定して使えました。

バッテリー持ちは満足、ケースの大きさと重さに注意

イヤホン単体で6時間、ケースと合わせて最大30時間を謳うバッテリー持ちは満足していますが、その分ケースの重量と大きさがネックになってきます。

携帯性を犠牲にしている代わりに、ストラップでぶら下げて携帯できるようになっています。私は普段ズボンのポケットに入れて持ち運んでいるため、同じような使い方をしている人にはオススメできません。

音質は価格を考えると合格点

Amazon Prime Musicから数曲聴いてみた感想としては、1万円以上の高級クラスと比べると物足りなさを感じるものの、価格を考えたらこんなもんかなという感じです。

低音はそこそこ出ていますが、中音域~高音域にかけては少し籠もって聞こえました。欲言えば聞き疲れしないフラットな音ですが、奥行きや解像感を求める人には向いていないと思います。

音質よりも装着感や誤操作の少ないボタン式であることが個人的には使いやすく、作業中にBGMを流しておくようなライトな使い方なら十分満足できました。

動画の音ズレは気にならないレベル

YouTubeを視聴して喋っているシーンを確認しましたが、意識して比べないと音ズレは気づかないレベルでした。

音ゲーやPUBGなどの音を意識して聴くゲームには向いていませんが、普通に使っているうちはズレや違和感は少ないと思います。

通話品質はノイズが入って微妙

それよりも気になったのは、通話時の音質がイマイチだったこと。LINE通話を使って通話をしたところ、周囲の音を拾いすぎるあまり相手にノイズが乗って聞こえるようでした。

室内の静かな環境であれば問題ないものの、屋外のザワザワした環境で使用するには厳しいと感じました。

まとめ

Trybitの完全ワイヤレスイヤホン「Tribit Flybuds 1」をレビューしました。

同価格の他社製品と比べると、装着感や機能面が優れていて全体的にお値段以上の満足度でした。特にこの価格でワイヤレス充電に対応している点は素直に驚きました。

ただし、イヤホン単体で曲戻しに対応していなかったり、ケースの大きさや人を選ぶかなと思います。音質に強いこだわりがなく、普通に聴けたらいいという用途にハマればピッタリの製品です。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。