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ワンタッチで撮影できるレンズキャップ「Kenko フリップキャップ」レビュー

コンデジからミラーレスカメラになって一番感じた変化は、撮影前後に発生する「レンズキャップの着け外し」です。

コンデジの場合、電源のON/OFFに連動して自動でレンズカバーが開閉してくれますが、ミラーレスカメラは手動でレンズキャップを着けたり外したりする必要があり面倒です。

レンズキャップを外して仕舞う場所に迷ったり、レンズに触れないようキャップを閉じるのも煩わしく思います。

かと言って、レンズキャップを外したままだとレンズにゴミや傷が付く可能性が高くなります。

かわいいしか

レンズキャップがレンズと一体型になれば使いやすいのに…

そう思って調べてみると、カメラ用品を取り扱うKenkoさんから近い商品が売られていたので買ってみました。それがワンタッチで撮影できるレンズキャップ「Kenko フリップキャップ」です。

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ワンプッシュで開く構造のレンズキャップ「Kenko フリップキャップ」

「Kenko フリップキャップ」は、レンズキャップがヒンジで開閉できる仕組みのレンズキャップです。2012年8月10日発売と古い製品なので知っている方も多いかもしれません。

キャップのボタンを押せばワンプッシュでキャップが開き、シャッターチャンスを逃すことなく撮影に入れるアイテム。

レンズのフィルター溝に取り付けるタイプのため、レンズキャップの落下・紛失を防げると…まさに私が求めていたような製品でした。

フリップキャップ 製品仕様
49mm用 58mm用
対応フィルター径 49mm 58mm
サイズ(幅×奥行×高さ) 63×19×77mm 72×19×86mm
重量 22g 27g

対応するフィルター経は49mmと58mmの2タイプ。サイズが合わないときは後述するステップアップリングを使って調整します。

カラーバリエーションはシンプルな「DIYパネル」をはじめ、「ハート」、「ストライプ」、「フローラル」、「スピンBK」、「スピンPU」など全部で6種類。

替えパネルも別売りオプションとして用意されています。「レザー(ブラック)」や、「ドット(モカ)」は替えパネルのみラインナップされています。

「Kenko フリップキャップ」を開封。外観をチェック

2012年に発売された製品ということもあり、箱は色褪せて年季が入っています。

今回は一番シンプルな「DIYパネル」の替えパネルとセットで購入しました。

裏面には装着方法や使い方が記載されています。
レンズやレンズフィルターの溝に沿って回すだけで、簡単に取り付けできました。

内容物はキャップ本体と替えパネルのみ。
キャップ本体の溝に合わせて、パネルがパチっとハマるように作られています。

ステップアップリングとレンズフィルターも合わせて購入

フィルター経は49mm用のタイプを選び、追加で注文した「MARUMI ステップアップリング(43mm→49mm)」と組み合わせて使用します。

さらに追加で「Kenko レンズフィルター」を購入しました。スマホのガラスフィルムのように、レンズに水滴やホコリが混入したり、傷が付くのを守ってくれるアイテム。

実際に取り付けて使ってみた

すべて組み合わせると、このような見た目に。想像以上にだいぶゴツくなった印象です。

使用しているレンズは、この前購入した「FUJIFILM XC35mm F2」の単焦点レンズ。

これだけ装着すると単焦点レンズのコンパクトさを犠牲にしたような気がしますが、レンズを安全に持ち運び手軽に撮れるようになるなら悪くないと思います。

横から見るとこんな感じ。

左からレンズフィルター、ステップアップリング、レンズフィルター、レンズ、ボディと並び、レンズの長さが1.5倍くらいになりました。

最大の特徴であるキャップのワンプッシュオープンは、ボタンが少々固めで好みが分かれるかもしれません。

レンズが奥まったことで、ゴミやホコリの混入も防げそうですね。

正面から見るとこんな感じ。
ヒンジやボタンがあるぶん、横に広い変わった形をしています。

正直に言うとちょっとダサくなりました…。
でもいいんです。利便性重視で買ったものだから、見た目は二の次です。レンズキャップを糸でブラーンと繋げるやつよりはマシだと思っている(突然のDIS)

ボタンを押すとレンズが「こんにちは!」

キャップは360度回転するので、好みに合わせて開く位置を変更できます。

基本は上から下に開くのが普通だと思いますが、開くボタンを左側に持ってきて、右側に開くほうが個人的にはしっくり来ました。

実際に使用してみると、その名の通りワンプッシュで開いて閉じる構造は素晴らしく、撮影したいときにすぐ撮れる機動力は圧倒的に良かったです。

注意点として、フリップキャップを使用すると一部広角レンズではケラレが発生する場合があるらしいです。

メーカーいわく、焦点距離が20mm以下だとケラレが発生しているのを確認しているとのこと。

まとめ:レンズキャップの煩わしさをすべて解消できる便利アイテム

今まではキャップを取り外して仕舞う→撮影が終わったらレンズに取り付けることを毎回行っていました。

今回Kenkoのレンズキャップを導入したことで、ちょっとした一手間が無くなり、撮影するハードルが一気に下がりました。

旅行中などでサッと1枚撮って移動する、といった使い方には便利なアイテムだと思います。レンズキャップの取り扱いに悩んでいた方にオススメです。

あとは、ヒンジやボタンの耐久性が気になりますが、作りも意外としっかりしているので問題ないかと思います。

これからしばらく使ってみて、故障や不具合や気になったことがあれば追記していきます。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。