お手頃価格の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」レビュー。軽量コンパクトでワイヤレス充電にも対応!
- ライター:鹿
ワイヤレスイヤホンを多数取り扱うEarFunより、5,000円台で購入できる完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」をご提供いただきました。
以前にもEarFun製品は「EarFun Free」を使用しており、バッテリー持ちや装着感の良さが気にいって使っています。EarFun Freeと比べても音質や装着感が進化してより使いやすくなりました。
今回紹介するEarFun Airは、5,000円台なのに自動装着検知、USB Type-C充電、ワイヤレス充電にも対応したコスパに優れた製品です。
高級イヤホンに搭載される「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」機能が不要という方にオススメです。
- ■メリット
-
- 軽量コンパクトな充電ケース
- 装着感が軽くて長時間使っても痛くなりにくい
- 自動装着検出機能を搭載
- イヤホン単体で音量調整が可能
- USB Type-Cとワイヤレス充電に対応
- 最大35時間再生の大容量バッテリー
- IPX7の高い防水性能
- 18ヶ月の製品保証
- ■デメリット
-
- ノイズキャンセリングは通話用のみ
- 対応コーデックがSBC、AACのみ
- 高音域のシャリシャリ音が気になる
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EarFun Airのスペック
まずはEarFun Airのスペックをざっと紹介します。
Bluetoothバージョン | 5.0 |
---|---|
対応プロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー容量 |
|
イヤホンの電池持続時間 |
(音量とオーディオ内容により異なります) |
充電時間 |
|
入力 | DC 5V/1A |
素材 | ABC、PC |
重量 | 約60g(充電ケース+イヤホン) |
通信距離 | 最大15m(人体、金属、壁などの障害物や電波状態によって変動します) |
防水規格 | IPX7(イヤホン本体のみ。充電ケースは防水非対応) |
ノイズキャンセリング | 音声通話向け |
最近よくある完全ワイヤレスイヤホンとして、基本をしっかり押さえています。
IPX7の高い防水性能、USB Type-Cやワイヤレス充電に対応し、イヤホンの着脱を検知する自動装着検出も搭載しています。
バッテリー持ちが長めで、イヤホン単体でも最大7時間・ケースを含めるとさい最大35時間も再生できます。
ケース込みで24時間以上の連続再生時間があれば、通勤時などにちょこっと聴くレベルなら1週間以上使えました。
この価格帯なので、周囲のノイズをカットするノイズキャンセリングには非対応。通話の音質を向上させる強化された4つのマイクで、より高音質で通話が楽しめます。
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EarFun Airの外観・付属品
化粧箱は蓋の右側にマグネットが付いており、5,000円にしては高級感がある作り。裏側に製品のスペックや特徴が英語で記載されています。
内容物はイヤホン本体、充電ケース、サイズ違いで4種類のイヤーチップ(1セットはイヤホンに装着済み)、USB Type-C to Aケーブル、ユーザーマニュアル。
イヤホンの外観はAppleのEarPodsのようなうどん型。ケースもどことなく意識した見た目をしています。
材質はプラスチック製で光沢感のある仕上げになっています。他のものと一緒にポケットやバッグの中に入れていると傷が付きそうな質感なので要注意。
ブラックカラーはマット素材らしいので、好みに合わせて選んでみて下さい。
ケースの天面はEarFunのロゴ。
底面にはUSB Type-Cポートとワイヤレス充電のコイルを内蔵しています。製品仕様やPSEマークなどもびっちり印字されています。
手のひらで持っているとこのくらいのサイズ。ズボンのポケットに入れても、それほど存在感もなく携帯性は十分です。
ワイヤレス充電にも対応しているので、充電パットに置くだけでイヤホンケースの充電が可能です。
ワイヤレス充電は無くても困らないものの、一度体験してしまうとケーブルを付けて充電するのが面倒に感じるほど。
使えば使うほど、その便利さが分かってくると思います。
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EarFun Airの使用感
続いては、EarFun Airをしばらく使ってみた感想を紹介します。
軽い装着感でフィット感が良い
実際に装着してみるとこんな感じ。うどん部分も短めで、あまり目立たないと思います。
筆者はカナル型が比較的苦手なタイプで、長時間着けているとすぐに耳が痛くなってきます。
この製品は、イヤホン自体が軽量なので耳が疲れにくく、これまで使ってきた同価格帯のイヤホンよりも装着感が好みでした。
さらに、イヤーピースもサイズ別に4セット付属しているので、多くの人にピッタリ合うサイズが見つけやすいのも嬉しいポイント。
ペアリング方法
イヤホンとのペアリング方法は、イヤホンをケースに入れた状態でケースの中にある設定ボタンを2秒間長押しします。
接続する機器の設定からBluetoothを選択し、新しい機器を追加するをタップして下さい。
リストの中から「EarFun Air」を探してタップすると自動的に繋がります。再度別の機器に接続するときは、ケースに入れて同じ作業をするとペアリングが解除されます。
また、Bluetooth機器に接続されている状態で無操作が10分続くと、イヤホンの電源が自動的にOFFになります。再生を再開すると自動的に低電力モードが解除されるようです。
操作方法
イヤホンに付いたセンサーをタップすると各種操作が可能です。
左耳 | 右耳 | |
---|---|---|
再生/一時停止 | 2回タップ | |
曲送り | – | 3回タップ |
曲戻し | 非対応 | |
音量アップ | – | 長押し |
音量ダウン | 長押し | – |
音声アシスタント起動 | 3回タップ | – |
左耳 | 右耳 | |
---|---|---|
電話を受ける/切る | 2回タップ | |
着信拒否 | 2秒長押し | |
現在の通話を保留、掛かってきた電話に応答 | 3回タップ | |
2つの通話を切り替え | 3回タップ | |
新たに掛かってきた電話を拒否 | 2秒長押し |
タッチセンサーの反応も良好でストレスなく使えます。誤操作を防ぐために、1回タップには機能が割り当てられていません。
ワイヤレスイヤホンでも数少ない音量調整に対応しており、押し続けると連続で音量を変更します。代わりにイヤホンによる曲戻しには対応していません。
また、自動装着検出によりイヤホンの付け外しに連動して、音楽が再生・停止するのは非常に便利です。
低音重視で価格相応な音質
肝心の音質については、女性ボーカルの高音が刺さるような感じがあり、良くも悪くも価格相場のイヤホンです。
どちらかと言うと低音重視で、ズンズンと言わせたい人に向いています。
この価格を考えたら全然聴ける音ではありますが、1万円以上のイヤホンと比べると音の違いが分かるレベルでした。
動画視聴をすると多少遅延があるものの、音ズレがひどくて使い物にならないレベルでは無いです。
動画編集やゲームなど、シビアに音を合わせたいときは、無線ではなく有線イヤホンを使うのが無難です。
まとめ
5,000円台で買える完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」について紹介しました。
すごく音がいいわけではないものの、多くの人が便利に感じる高い防水性能や、ワイヤレス充電、装着検知機能に対応していること、軽い装着感の良さは他にないメリットだと感じました。
作業中に音楽をBGMで流しておきたい時や、テレワークでのビデオ通話などでハマるシーンはきっとあるはずです。
バッテリー持ちの良さも含めて、多くの人におすすめしやすいイヤホンだと思います。
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