povo、基本料0円から必要なデータ容量+通話定額をトッピングする「povo2.0」を提供開始

KDDI、沖縄セルラーは、auのオンライン専用ブランド「povo」のプラン内容をアップデートし、基本料0円から必要なデータ容量+通話定額をトッピングする「povo2.0」を2021年9月下旬（予定）に提供開始すると発表しました。

現在提供中のプランは「povo1.0」と名称が変わり、9月下旬に新規受付を終了します。既存利用者は1.0を継続して利用するか、2.0へ移行する手続きを取るか選ぶことができます。

「povo2.0」の特徴

「povo2.0」は、基本料0円のベースプランを基本とし、使用期限のあるデータ量を必要な分だけチャージしていく形式になります。その他にも、「#ギガ活」と称して「もらう」「さがす」「あたる」の3つの方法でデータ容量を貯めることができます。

ベースプランの料金

ベースプランでは月額0円で最大128Kbpsの通信が利用可能です。このままだと低速通信しか使えないため、後述する有料トッピングで高速データ容量をチャージして使用します。

有料トッピングの有効期限の翌日から180日間、有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となる場合があります。また別途所定の手数料等の費用がかかる場合あります。

有料トッピング

データトッピングは1GB～150GBの固定容量と、データ使い放題（24時間）から選ぶことができます。
povo1.0ではデータ使い放題が税込220円で利用できたのに対し、2.0では税込330円に値上げされています。

また、1.0では20GBを使い切っても最大1Mbpsで使えることをアピールしていましたが、2.0では低速通信時に最大128Kbpsになってしまいます。データ容量を毎月使い切ってしまう方は1.0のままのほうが良さそうです。

通話トッピングは従来通り変化なし。新たにコンテンツトッピング「DAZN使い放題パック」「smash.使い放題パック」が追加されました。

• ※価格は全て税込表示
• ※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します。
• ※他のご利用料金が発生した月は別途ユニバーサル利用料、電話リレーサービス料がかかります。ただし、当面の間は0円となります。
• ※1：通話トッピングは、0570 (ナビダイヤル)・衛星船舶電話など、かけ放題の対象外となる通話があります。
• ※2：データ使い放題 (24時間) は、ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。

povo2.0 デビューキャンペーン

キャンペーンにエントリーのうえ、povo2.0のデータトッピング（データ使い放題（24時間）トッピングは対象外）を購入された方全員に、追加データボーナスをプレゼントする「povo2.0 デビューキャンペーン」を実施します。

キャンペーン期間は2021年9月13日(月)10:00 ～ 終了日未定です。

日常のお買い物やサービス利用でデータが貯まる「#ギガ活」

povo2.0では、日常で利用する店舗でギガを「もらう」、街中やバーチャルイベントなどに隠れているギガを「さがす」、抽選などでギガが「あたる」という3つの取り組みを実施します。

「#ギガ活」を通じて貯めたデータは、使用期限内であればお好きなタイミングで「povo2.0アプリ」にプロモコードを入力することで利用できます。

au PAYの支払いでデータを「もらう」

キャンペーンページでエントリーのうえ、期間中に対象店舗で条件を満たすau PAYで支払いをすると、エントリーで登録したメールアドレスにデータがもらえるプロモコードが送られてきます（支払いされてから約2週間前後でプロモコードを送付予定）。

以下の対象店舗やサービスにおいて、2021年9月下旬 (予定) から順次キャンペーンを開始します。

お店やサービスの利用でデータを「もらう」

以下の対象店舗やサービスで一定額以上購入すると、データがもらえるプロモコードを記載したカードをお渡しするキャンペーンを2021年9月下旬 (予定) から順次開始します。

お店やサービスの利用でデータを「もらう」

以下の対象店舗やサービスで一定額以上購入すると、データがもらえるプロモコードを記載したカードをお渡しするキャンペーンを2021年9月下旬 (予定) から順次開始します。

povo1.0は2021年9月末で新規受付終了

従来のpovo1.0は2021年9月末で新規受付を終了します。

現在利用中の方は1.0をそのまま使い続けることもできますが、2.0に移行するには手続きが必要になります。また、SIMカードやeSIMの変更も必要になってくるのでご注意ください。

povo2.0の進化は、データ容量が自由に選べて基本料が安くなっただけではなく、街のお店でデータ容量を貯めるという発想が面白いです。ahamoやINEMOとは一味違うアプローチで、より多くのターゲットに刺さるサービスになったと思います。

追記：実際に申し込んでみました。