コンセントをスマホや声で遠隔操作できる「SwitchBotプラグ SP90」レビュー。初期設計とオススメの使い方を紹介!
我が家では2年前の引っ越しをきっかけに、家中の家電をスマートホーム化する計画を進めています。
スマートホーム関連のデバイスは様々なメーカーから販売されていますが、筆者はAmazonでも評価の高い「SwitchBotシリーズ」を使っています。
SwitchBotでは、物理ボタンを操作する「SwitchBot」をはじめ、Wi-Fi経由で家電を操作する「SwitchBot Hub Mini」など、様々なスマートホームデバイスを取り扱っています。
少し前に「SwitchBot」と「SwitchBot Hub mini」を使ってお風呂の給湯器を操作する手順を公開したところ、SwitchBotさんからお声がけいただき、様々なスマートホームデバイスをご提供いただけることになりました。
本記事ではご提供頂いた中からコンセントプラグを遠隔操作できるスマートプラグ「SwitchBotプラグ SP90」を開封して、製品仕様、外観、活用例についてレビューしていきます。
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SwitchBotプラグの特徴・製品仕様
SwitchBotプラグは、コンセントの電源ON/OFFをスマホや音声で制御する機器です。
タイマーやスケジュールを設定したり、消費電力量をチェックすることもできます。別売りのSwitchBot Hub Miniと連携することで、外出先から遠隔で制御可能になります。
サイズ | 76.0mm×38.0mm×46.6mm |
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重量 | 約62g |
入力 | AC100-220V 50/60Hz |
出力 | 最大15A、1500W |
無線機能 | Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz) |
温度範囲 | 0℃~55℃ |
保証期間 | 1年間 |
SwitchBotプラグの外観
パッケージには製品写真やイラストで特徴や使い方が分かりやすく記載されています。
箱の中身はSwitchプラグ本体のほかに、説明書などが付属しています。
説明書はすべて日本語に対応しています。その他にも「レビュー投稿で無料サンプル試供品GET」という紙が入っていました。
プラグ本体は横長の形状で、表面はサラサラとしたマットな質感です。
中央にコンセントの穴があり、ここに挿した機器を遠隔で制御することができます。その横には手動でON/OFFを切り替えるボタンが付いています。
ボタンの周りにあるLEDランプで接続状況を判別できます。
サイズは76.0mm×38.0mm×46.6mm。手のひらにすっぽり収まるくらいコンパクトです。
背面にはコンセントプラグがあり、製品仕様が印字されています。
最大15A、1500Wまでの機器に対応しています。電気ストーブ、電熱機器、扇風機など、遠隔操作により火災・感電・事故・障害などの原因になる恐れがある機器には使用できません。
壁面コンセントにSwitchBotプラグを挿してみるとこんな感じ。横幅はそこそこありますが、縦が短いので大きなプラグ以外は挿し込むことができました。
SwitchBotプラグの初期設定
まずは専用アプリ「SwitchBot」をインストールします。
アプリをインストールしてアカウントを登録したら、上記のようなホーム画面に行きます。右上の+ボタンから「プラグ」のアイコンをタップします。
画面の指示に従ってプラグをWi-Fiに接続します。Wi-Fiは2.4Ghzのみ対応しています。
コンセントにプラグを挿したあと、プラグの横にあるボタンを赤く点滅するまで長押しします。
Wi-Fiの設定画面から「SwitchBot-XXXX」というネットワーク名を探して接続します。このとき「このネットワークはインターネットに接続していません。」と表示されますが「はい」を押してください。
最後にプラグの名前やルーム情報、接続するWi-FiのSSID、パスワードを入力して準備完了です。
SwitchBotプラグの使い方
設定完了後は、ホーム画面からボタンを押すとプラグのON/OFF切り替えが可能です。
スマホ以外にも、手動でプラグ横のボタンを押したり、Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriと連携して声で操作することもできます。
プラグがONの状態はボタンの周りが紫色に、OFFの状態は青く点灯します。
SwitchBotプラグの活用例
SwitchBotプラグでは暖房器具や高出力の電子機器には使用できません。
以下の器具には接続頂けません。ご使用する前に、必ず電気製品の電力をご確認ください。
電気ストーブ、電熱器具、業務用扇風機など、遠隔操作により、火災・感電・事故・障害などの原因となるおそれがある機器です。
USBやサービスコンセント等のアウトレットが存在し、遠隔操作した場合に接続の安全が確認できない機器です。
それ以外で使えそうなものとしては、扇風機や照明の操作、スケジュール機能を使ったスマホのか充電防止、消費電力のチェッカーとしての利用です。
扇風機や照明の操作
リモコンがないタイプの古い扇風機があれば、スマートプラグを使って遠隔で電源のON/OFFが可能です。同じSwitchBotシリーズの温湿度計などを組み合わせて「室温がXX℃以上になったら点ける」といった連携もできます。
スケジュール設定でスマホの過充電防止
寝る前にスマホを充電する人は、朝起きるタイミングから逆算してプラグをONにすることで過充電防止ができます。スマホによっては本体の機能で備わっていることもありますが、まだ無いメーカーの場合は役立ちそうです。
スケジュールや遅延実行の機能を使って、指定した日時になったらプラグのON/OFFを操作することができます。
消費電力のチェック
延長タップの先にSwitchBotプラグを設置して、PCデスクで使用している機器の消費電力量をチェックしてみました。
プラグの設定画面から「消費電力量(kWh)」をタップすると、普段からどれだけ電気を使っているのか目安になります。もっと正確に情報を知りたい人はワットチェッカーを導入することをオススメします。
まとめ
コンセントをスマホや声で遠隔操作できる「SwitchBotプラグ SP90」についてご紹介しました。
正直なところ、一般的な家庭で使うには用途を選びそうな気がしました。コンセントの抜き差しで電源のON/OFFが行える間接照明、スイッチ式の扇風機などに使うと便利です。
Wi-Fi経由で外出先からも操作できるので、関連機器と合わせて使ってみてください。