XGIMIのポータブルプロジェクター比較レビュー!「Halo+(New)」「Elfin Flip Pro」「MoGo 3 Pro」はどれがおすすめ?
- ライター:鹿
XGIMI(エクスジミー)から、人気のポータブルプロジェクター「Halo+(New)」「Elfin Flip Pro」「MoGo 3 Pro」の3機種をレビュー用にお借りしました。
今回紹介する3機種はどれもフルHD解像度のプロジェクターで、持ち運びやすい軽量かつコンパクトなサイズの製品です。それぞれの特徴や機能、どんな人におすすめできるか徹底比較します。
XGIMI Halo+(New) プロジェクター GoogleTV搭載 Netflix対応 1080P 700ISO ルーメン プロジェクター 小型 …
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XGIMI MoGo 3 Pro プロジェクター スタンド一体型 Google TV搭載 1080P 450 ISOルーメン モバイルプロジェ…
各モデルの主な仕様・特徴
| Halo+(New) | Elfin Flip Pro | MoGo 3 Pro | |
|---|---|---|---|
| 画像 | |||
| 価格 | 99,990円 | 49,800円 | 63,840円 |
| OS | Google TV | XGIMI OS | Google TV |
| CPU | CA53x4 1.35GHz | MT9660 | CA53x4 1.35GHz |
| メモリ | 2GB | ||
| ストレージ | 16GB | ||
| 投影方式 | DLP | ||
| 投影調整 |
|
|
|
| 明るさ | 700 ISOルーメン | 400 ISOルーメン | 450 ISOルーメン |
| 解像度 | 1,920×1,080(フルHD) | ||
| 映像品質 | HDR10,HLG | HDR10,Rec.709カバー率113% | HDR10,DCI-P3カバー率90% |
| 推奨投影サイズ(投影面からの距離) | 60インチ(1.59m)〜120インチ(3.19m) | 80インチ(2.13m)~150インチ(3.98m) | 60インチ(1.59m)~120インチ(3.19m) |
| スピーカー | 5W×2 Harman/Kardon | 3W×2 | 5W×2 Harman/Kardon |
| ドルビーオーディオ | 対応 | ||
| バッテリー | 内蔵(動画再生時間 2.5時間 / 音楽再生時間 5時間) | 内蔵(動画視聴 約2時間/Ecoモード) | なし(別売のXGIMI バッテリー付きスタンドやモバイルバッテリーが利用可能) |
| 消費電力 | 90W | 65W未満 | 65W |
| サイズ | 171.5×113.5×145mm | 235x218x64mm | φ95×204.9mm |
| 重量 | 約1.6kg | 約1.42kg | 約1.1kg |
| 特徴 | 最も明るく、バッテリー付きで持ち運び◎ | 折りたたみスタンドで設置簡単、スリム & 軽量なデザイン | 最軽量でストリーミング性能◎、Ambientモードあり |
Halo+(New)
171.5×113.5×145mm、約1.6kg
Halo+(New)は、直方体のアルミニウムボディを採用。パンチメッシュが印象的な高級感のあるデザインで、以前レビューした「XGIMI HORIZON Pro」をコンパクトにしたような見た目をしています。
底面には投影角度用のスタンドを備えており、本体のみでも角度調整が可能。別売りの「マルチアングルスタンド(10,800円)」を利用すると、より柔軟に角度を調整できます。
ちなみに製品名に(New)とあるように、本製品には旧モデルが存在します。新モデルは「Google TV」に変わり、新たにNETFLIXにも対応しています。
旧モデルはOSに「Android TV」を搭載し、新モデルよりも2万円安い79,990円で販売しています。よりお手軽価格で購入したい方は旧モデルもオススメです。
XGIMI Halo+ モバイルプロジェクター 高輝度 700ISO ルーメン フルHD 1080p Android TV 10.0搭載 【家庭用/…
Elfin Flip Pro
235x218x64mm、約1.42kg
Elfin Flip Proは、薄さわずか64mmのスリムなプロジェクターです。インテリアに馴染むスタイリッシュなデザインで、一見するとプロジェクターとは思えない見た目をしています。
スタンド部分が150度まで回転して自由に角度を調整できるのが特徴です。天井に向かって投影も可能で、ベッドで寝転がりながら大画面で映画やアニメ鑑賞ができるのが最高です。
MoGo 3 Pro
φ95×204.9mm、約1.1kg
MoGo 3 Proは、円筒方のスタンド一体型モバイルプロジェクターです。重量も約1.1kgとプロジェクターにしては軽く、どこにでも設置しやすいコンパクトなサイズが特徴。
こちらもプロジェクターとは思えないおしゃれなデザインで、使わないときはレンズ部分が隠れる設計になっています。プロジェクターを上へスライドすると、間接照明つきのBluetoothスピーカーとしても使えます(スピーカーライトモード)
別売りの「マジカルレンズ」を装着すると、映像サイズを5倍以上に拡大して臨場感あふれる体験が味わえます。XGIMI Wallアプリをインストールすると、天井に星空を表示してプラネタリウムを楽しむことも可能です。
入出力端子・バッテリー駆動
入出力端子は以下の通り。
出力:3.5mmヘッドフォン端子
入力:DC(電源供給用)、HDMI、USB
出力:なし
入力:USB type-C (PD3.0)※、microHDMI、USB
- ※他社製のモバイルバッテリーや電源アダプタを使用する場合、65Wから150Wの出力電力に対応しており、また、以下の電力、電流および電圧の要件を満たす必要があります:65Wで20V/3.25A、100Wで20V/5A。モバイルバッテリーの出力が150W未満の場合、本体は自動的にエコモードに切り替わります。
「Halo+(New)」と「Elfin Flip Pro」はフルサイズのHDMIに対して、「MoGo 3 Pro」のみmicroHDMIになっています。PCやゲーム機などを接続するときは変換ケーブルが必要です。
また、「Halo+(New)」と「Elfin Flip Pro」はバッテリーを内蔵しており、ケーブルを接続しなくても駆動可能です。「MoGo 3 Pro」は別売のXGIMI バッテリー付きスタンドやUSB Type-C接続のモバイルバッテリーを使うことで外出先でも利用可能です。
設置に必要な距離・投影サイズ
XGIMIの公式サイトでは「プロジェクションプランナー」と呼ばれるシュミレーションページががあり、お部屋の間取りに合わせてどのくらいのサイズで投影できるか調べることができます。
100インチの投影に必要な距離は、3機種ともに約2.66mでした。最大投影サイズは「Halo+(New)」と「MoGo 3 Pro」が200インチまでに対して、「Elfin Flip Pro」は150インチまでとなります。
画面の解像度・明るさ
1,920×1,080(フルHD)
700 ISOルーメン
1,920×1,080(フルHD)
400 ISOルーメン
1,920×1,080(フルHD)
450 ISOルーメン
3機種ともにHDR10に対応し、解像度は1,920×1,080(フルHD)です。明るさはHalo+(New) が一番明るく、肉眼で見ると他2機種よりも少し明るく感じました。
とはいえ、日中のカーテンを閉めない状態では映像が薄く投影されるため、夜の暗くなった時間帯を狙って楽しむのがベストです。
音質比較
最後に音質を比較します。
Harman/Kardon製 5W×2スピーカー
3W×2スピーカー
Harman/Kardon製 5W×2スピーカー
Halo+(New)とMoGo 3 Proは、Harman/Kardon製の5Wスピーカーを2基搭載しています。
Elfin Flip Proは3Wスピーカーが2基とやや小さめです。実際に聴き比べてみてもElfin Flip Proのほうが軽い音に感じました。
「Halo+(New)」「Elfin Flip Pro」「MoGo 3 Pro」比較レビューまとめ
本記事では、XGIMIのポータブルプロジェクター「Halo+(New)」「Elfin Flip Pro」「MoGo 3 Pro」の3機種を比較しました。それぞれどんな人におすすめかまとめると以下の通りです。
屋外での明るい映像や長時間再生を重視
|
|
デザイン性・設置の手軽さ・スリムさを重視
|
|
自動補正機能やストリーミング連携、軽快な設置を重視
|
どの製品にも一長一短があり、用途や予算に応じて選ぶのがベストです。
プロジェクターの明るさや性能を重視するなら「Halo+(New)」、デザイン性・設置の手軽さを重視するなら「Elfin Flip Pro」、デザイン性・コンパクトサイズを重視するなら「MoGo 3 Pro」がオススメです。
XGIMI Halo+(New) プロジェクター GoogleTV搭載 Netflix対応 1080P 700ISO ルーメン プロジェクター 小型 …
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