HTMLやCSSが分からなくても本格的なウェブサイトが作れる「Ameba Ownd」を試してみる
サイバーエージェントから「Ameba Ownd」というサービスが発表され、ニュースサイトやブロガーさんの間で少し話題になりました。
「わずか3ステップで誰でもカンタンにウェブサイトを作成することができる」と謳っており、今までのアメーバブログなどとは違い、本格的なウェブサイトをだれでも簡単に作れるようになるみたいです。
今回は実際にサイトを作ってみて、どれだけ簡単に作れるのか、どんな人に向いているのかをチェックしてみたいと思います。
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ウェブサイトを開設するまでの手順
それでは実際にサイトを作ってみましょう。初心者の気持ちになって指示に従って進んでいきます。
まずはアメーバIDでログイン
まずは「Ameba Ownd」へ移動し、アメーバIDでログインします。各種SNSのアカウントと連携してログインすることも可能です。
URLとテーマを決める
ログインできたらブログのURLを決めます。ドメインは下記の7種類から選ぶことが可能です。
- amebaownd.com
- therestaurant.jp
- shopinfo.jp
- storeinfo.jp
- theblog.me
- themedia.jp
- localinfo.jp
作成したいウェブサイトの種類を選択します。今回は個人のブログやポートフォリオサイトを選択してみます。
作成したいサイトに関連するカテゴリを選択します。
テンプレートからデザインを選ぶ
最後にテンプレートから好きなデザインを選びます。大きなキービジュアルに余白を大胆に使ったレスポンシブデザインのテンプレートとなっており、どのデバイスで見ても綺麗に表示されます。
外国人のおしゃれな画像を使ったテンプレートや、飲食店・雑貨屋さんに使えそうなギャラリーページなどが用意されており、アメーバらしからぬスタイリッシュさを感じます。
テンプレートは画像や配色を変えただけのものが多くあるので、実際は数種類から選ぶことになります。このように配色や画像を差し替えるだけでも印象がガラッと変わりますね。
たったこれだけでサイトを開設できました!
サイトを編集してみる
サイトデザインの編集はマウスだけで画像や配色を直感的に変更できるので、HTMLやCSSが分からない初心者でも簡単に本格的なウェブサイトを立ち上げることが出来ます。
標準でも管理画面からPVと訪問者数を見られますが、本格的に運用するならどちらも設置しておくことをオススメします。
SEO対策やGoogleツールも設置できる
「SEO設定」からサイトのtitle、description、Keywordsなどを調整したり、「外部のツール」からGoogle AnalyticsやGoogleウェブマスターツールタグを埋め込むことも可能です。
SNS連携で画像やつぶやきを埋め込む
SNSと連携すると、投稿画像やつぶやきをサイト内に設置できます。
写真をクリックするとライトボックスで拡大表示されたりと、使い勝手もいいですね。
投稿画面もシンプル
記事を作成するときは右上の「投稿」ボタンから行えます。投稿画面はすっきりとしていて必要最小限です。
Wordのようにテキストを範囲指定してサイズの調整や位置の調整ができます。
URLを入力するだけで記事内に動画を埋め込んだり、Amazonや楽天のリンクも設置できました。HTMLやCSSはタグがそのままむき出しになって使えませんでした。
中央にあるつまみをクリックしてそのまま移動も出来てしまいます。
実際に書いた記事はこちら。5分くらいでパパッと書いたので中身がほぼ無いです…。
アプリでもっと気軽に更新
iOSとAndroidでアプリがリリースされており、記事の更新などが行えます。
Ameba Ownd – かんたんオシャレなサイトがつくれる
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
posted by: AndroidHTML v2.3
アプリのUIはウェブ版と同様にシンプルで洗練されています。Googleが推奨しているMaterial Designを採用しており、アクションするたびにアニメーションするのが気持ちいいです。
サイトの画面はまるでTumblrのようでした。文字を大きくした部分などがアプリ上では修正できなかったりと、まだまだ課題は多い印象です。
まとめ
ひと通り使える機能を試してみて、思っていたより本格的なウェブサイトが作れることに感動しました。
似たようなサービスにホームページ作成サービス – Jimdo(ジンドゥー)や、WIXなどが挙げられますが、どのサービスを使ってもウェブ屋さんに頼むことなく自分でクオリティの高いサイトが作れてしまいます。
逆にウェブの知識がある方には更新できる箇所が限られているので、不便なところも出てくるかもしれません。自分だけのサイトと言ってもみんな決められたテンプレートから選択するので、どうしてもみんな似たり寄ったりなデザインになってしまいます。
それを踏まえてもこの手軽さは魅力的だと思います。興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。