3年ぶりの刷新! 大幅にスペックが向上した第6世代iPod touchレビュー
2012年9月に第5世代が登場して約3年、iPod touchに待望の第6世代が登場しました。見た目こそ第5世代を踏襲したものとなっていますが、最新のA8プロセッサ、強化されたiSightカメラとモデルチェンジにふさわしい内容となっています。
iPhoneの影に隠れがちな存在ではありますが、熱望する声は多かったと思います。iPhoneが6より大型化したため、小型コンパクトなiOS端末を求める方々には本当に待望の新型ではないでしょうか。
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早速購入、開封の儀。第5世代から細かい変化
ということで早速購入しました。今回私が選んだのはブルーで、第5世代のブルーより深い色合いに変化しています。
外箱および付属品の入る内箱は第5世代と変わらず、付属品からroopと呼ばれたストラップがなくなりました。
保護のために貼られている画面のシールがiOS8になってますね。第5世代はiOS6で登場したので見た目で大きく変わったのはこのシールだったりします。
EarPodsは第5世代と同じく、リモコンマイクのないiPhoneとは異なるものが付属しています。
細かいところですが、第5世代では外箱は本体カラーに合わせた色でiPod touchと書かれていましたが、今回は黒で書かれています。
調べたところ、オンライン限定のPRODUCT RED以外は黒で統一されているようで、ここはコストダウンされたのかなぁと思いました。
カラー以外は第5世代とほぼ同じデザイン
第6世代本体です。カラー以外ほぼ第5世代と同じデザインです。iPhone 5sより登場したtouch IDは搭載が見送られ、第5世代についていた背面のiPod touch loop(ストラップ)が無くなりました。
CPUはiPhone 4sと同等のA5プロセッサから、iPhone 6と同等のA8プロセッサへと大幅に世代交代を果たしました。ただしクロック数はiPhone6より若干落とされている模様で、先代よりは向上したものの5sと同等程度の処理能力とのことです。
カメラもデザインは同じですが500万画素から800万画素に上がり、iPhoneと遜色のないカメラに仕上がっています。電池容量は先代より100mAhほど増えているようですが、プロセッサの性能が向上したためか、電池持ちは先代より劣るように感じます。
第5世代と共通で使えるアクセサリー
上述の通り、iPod touch loopが廃止された以外は本体デザインに変更はありません。なので第5世代のアクセサリーがそのまま利用できます。
第5世代の特徴であったloop穴が少々寂し気ですけど、デザインのアクセントだと思えば悪くない・・かも?
空いた穴にシールやスワロフスキーを埋めるのも面白いかもしれませんね。
ちなみに第5世代だとloopがこのように見えていました。
画面はiPhone 5/5s/5cと同じサイズのため保護フィルムやガラスが流用可能です。ただiPod touchにはない上部スピーカー穴があいているので専用のフィルムをおすすめします。
iPhoneの補完として買うべき??
大幅に進化を遂げた第6世代iPod touchですが、iPhoneを持っていると敢えて買う必要はないと感じる方も多いはずです。
しかしながらiPhoneは外部メディアに公式には非対応、音楽やアプリが増えていくとストレージ容量がつらくなる体験をした人、いるはずです。iPhoneとiPod touchの2台があれば、iPhoneから音楽同期を外してiPod touchに音楽を集約することで、iPhoneのストレージに余裕を持たせられます。
またInstant Hotspot機能を使って各々に同じApple IDを設定すれば、あとは自動でインターネットに繋がります。iPhoneの通話をiPod touchで受け取ることも可能。iPhoneが充電中でコンセントから離れられない時等に便利です。
複数端末をスマートに使いこなすこともできる、そう、iPod touchならね(某CM風