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Galaxy S8 SC-02J 開封レビュー。片手で収まる大画面を実現した新しいカタチ

2017年夏モデルとしてドコモから発売された新機種「Galaxy S8 SC-02J」を発売直後に入手したので早速レビューしていきます。この機種を一言で説明すると「これまでのスマホの常識を変える新しいカタチ」です。

au版のGalaxy S8+(大きい方)の外観レビューはこちら。
https://creatorclip.info/2017/06/au-galaxy-s8-scv35-hands-on-review/

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初めて発売直後に購入したスマホ

これまで私は様々なスマホを購入してきましたが、Galaxy S8は生まれて初めてスマホを販売開始直後にポチりました。

スマホの発売サイクルは次から次へと新機種が登場するため型落ちになるペースが早く、値段が手頃になった時期を見て中古や一括特価品などを狙って購入していました。

そんな私が「これは今すぐ手に入れたい…!」と強く思ったのはサムスンの本気度が見える新しいカタチに興味を持ったから。後から紹介する縦に長いディスプレイでどんな事が出来るのか、これまでのスマホと何が違うのかを体感してみたくて購入しました。

ぶっちゃけ数ヶ月後に値段が下がるのは分かっています。それでもこの機種は今買わないとこの新鮮さは味わえないでしょう。以前レビューした画面の大きな「Galaxy S8+ SC-03J」も気になりましたが、一括価格が11万円超えは流石に出せなかったので小さい方に。

Galaxy S8 SC-02JとGalaxy S8+ SC-03Jの価格

今回は2年間利用したワイモバイルからMNPで乗り換えました。MNPで契約すると新規や機種変更と比べて月々サポートが跳ね上がるため、一括払いで支払ってしまえば毎月の料金を大幅に安くすることが可能。

よく見るとMNPの実質価格はS8もs8+も同じ額になるんですよね。

とはいえ一括価格が9万円、11万円台とめちゃくちゃ高いのでハードルは高いです。まさかスマホがここまで値上がりするとは思わなかった…。

Galaxy S8 SC-02Jの価格
新規契約 機種変更 MNP
一括価格 93,960円
月々サポート −1,620円×24回
(総額38,880円)
−1,620円×24回
(総額38,880円)
−3,267円×24回
(総額78,408円)
実質価格 2,295円×24回
(総額55,080円)
2,295円×24回
(総額55,080円)
648円×24回
(総額15,552円)

Galaxy S8+ SC-03Jの価格
新規契約 機種変更 MNP
一括価格 118,584円
月々サポート −2,241円×24回
(総額53,784円)
−2,241円×24回
(総額53,784円)
−4,293円×24回
(総額103,032円)
実質価格 2,700円×24回
(総額64,800円)
2,700円×24回
(総額64,800円)
648円×24回
(総額15,552円)

私は毎月のスピードテスト用にドコモ回線を既に所有していたため、シェアプランの子回線に加入して毎月の料金を高額な月々サポートで相殺し、さらに代表回線から1,000円近く値下げすることができました。

Galaxy S8を一括購入、シェアプランに加入した最安価格
親回線 子回線
基本使用料 シンプルプラン 1,058円 シンプルプラン 1,058円
SPモード 324円
データ通信 シェアパック5(小容量)7,020円 シェアオプション 524円
月々サポート −3,267円
ユニバーサルサービス料 2円
合計 8,402円 -1,359円
2台合計 7,043円

シェアプランの最安値で組むと7,043円で2台持つことが可能。親回線に月々サポートが残っていたり、学割などが適用されているともっと安くなります。

私は今年3月にXperia XZ 3台とdTab Compact d-02Hでシェアプランを組み、音声の方はドコモの学割やはじめてスマホ割を使って契約しているため、1台当たりの維持費は台数の割に安く収まっています。

追記:2017年7月21日より価格が改定され、MNPのみ端末購入サポートが適用されました。
https://creatorclip.info/2017/07/galaxy-s8-sc-02j-price-down/

Galaxy S8 SC-02J開封の儀。

真っ黒な箱にS8ロゴが輝くかっこいいデザイン。外箱と内箱の2つに分かれています。

内側の箱はGalaxy S7 edgeの頃と似ていてマグネットで固定されるタイプ。パカっと開けると本体とご対面するスタイルで、開けた時にワクワクしますね。

付属品は本体、保証書、クイックスタートガイドや説明書、SIMピン、テレビ用アンテナ、AKG製イヤホン。充電器やUSB Type-Cケーブルが付いてこないのが残念。

18.5:9の変態比率は想像以上に細長い!

こちらがGalaxy S8本体。エッジスクリーンの丸みでツルッとした外観です。4隅が丸くなったスマホはよくありますが、サイドが丸くなったことで印象が大分違います。

ディスプレイを点灯させるとその画面の広さに驚きます。特徴的な縦に長いディスプレイは18.5:9という変態仕様で画面を広く扱えます。

Galaxy伝統の物理ホームボタンを廃止することにより横方向だけではなく上下のベゼルも極限まで削ることに成功しています。

よく見るとディスプレイの4隅も角が丸くなっていて、本体デザインが曲面で一体感があり個人的には悪くないと思います。

ベゼルレスのスマホはスペースの都合上、画面の下にインカメラを配置することが多いですがGalaxy S8はこれまで通り上部に配置されています。

下にカメラがあると撮りづらいといった声も聞くので、使いやすさを優先してくれるところは地味だけど評価したいです。

側面のエッジ部分が前作のGalaxy S7 edgeと比べて丸みが抑えられており、誤タップや画面の縁にある文字選択が難しいなどの弊害が少なくなりました。

側面のキーは細めでカチカチというクリック音が鳴るような感じ。押し心地は悪くないです。

音量ボタンの下にあるのは電源ボタンではなく、新機能「Bixby(ビクスビー)」を起動するための専用ボタンです。こちらは後日改めてご紹介しますね。

SIM・microSDスロットは上部に内蔵。SIMピンを使ってトレイを取り出します。

今回から充電端子がmicroUSBから裏表のないUSB Type-Cに変更されました。イヤホンジャックはこれまで通り健在です。

光り輝く背面デザインが素敵

背面は夏にぴったりの爽やかなブルーです。光沢感のあるガラスパネルで光の当たり方によって色味やパターン模様の見え方が異なります。

背面上部にはカメラとLEDフラッシュと指紋認証センサー。真ん中にFeliCaと無線充電技術のqiセンサーを内蔵しています。個人的には中央にあるdocomoロゴは特に気になりません。

カメラ部分の出っ張りはほぼ目立たないくらいに改善されました。数ミリ程度なのでカバーを付けたらガードできるでしょう。

指紋認証センサーの位置はこれまでの正面から背面のカメラ横に移動して、正直かなり使いづらくなったと思います。

この位置だとカメラのレンズに間違えて触れることが頻繁に起こるため、指紋認証よりも顔認証や生体認証などを利用する方が良さそうです。

まるで画面だけを持っている感覚を味わえる

手に持ってみると側面や背面の丸みのお陰で、大画面ながら非常に持ちやすいです。横幅は68mmと一般的な4.7インチ程度のスマホとほぼ同じサイズなのでグリップ感は良好です。

細長い分横幅が抑えられているので片手操作も広範囲をタッチできました。流石に上部の通知バーは片手だと厳しいですね。

側面の音量ボタンや電源ボタンなども押しやすい自然な位置にあるので使い勝手が良いです。

4隅が角ばっていないので握り心地も良く、長時間持っていても疲れにくい効果がありました。過去に使っていたXperia Z5とかの手に刺さる感覚は一切ありません。

本体サイズを他社製品やGalaxy S7 edgeと比較

手元にあったiPhone 6とhonor 8を横に並べてサイズ感を比較してみました。画面サイズが全然違うのに本体サイズの差はほんの僅か。

重ねて並べてみると数センチの差ですね。一般的な5.2インチのスマホよりも横幅が狭いのが分かります。横幅がここまで持ちやすさに影響してくるとは思ってもみなかった。

旧モデルのGalaxy S7 edge(au版)との比較。物理ボタンの分が画面になってスリムになった印象。

重ねてみるとエッジスクリーン分だけ横幅が狭くなっていました。そりゃあ持ちやすいわけだよ。画面サイズも5.5インチ→5.8インチにサイズアップしていますが、画面の横幅も細くなっているので一長一短です。

所有欲を満たすには十分すぎる製品

最近はぼちぼちスマホを買い漁るようになりましたが、年々とスマホの進化も鈍化しており「最近はコスパコスパと追い求めて来たけど面白みがないなー」なんて考えていたら、久々にビビっと来る製品が来ましたよ。

最初は値段が高すぎて購入するつもりがなかったけど、日が経つにつれて気になり始めてしまいました。偉い人がこう言ってました。

「迷う理由が値段なら買え、 買う理由が値段ならやめとけ」と。

自分を納得させる理由を見つけて気がついたらポチっていました。それでも後悔しないくらい使っていて所有している喜びを感じる1台です。今後またじっくり使ってみて発見があれば記事にしていきたいと思います。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。