USB充電器やモバイルバッテリーなどを多数取り扱うRAVPowerより、小型で4ポート搭載・65W出力に対応したUSB充電器「RAVPower RP-PC136」をご提供いただきました。本記事では、製品の外観や特徴、実際の使い勝手についてレビューしていきます。

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RAVPower RP-PC136のスペック・特徴

RAVPower RP-PC136は、次世代半導体素材「GaN」を採用した最大65W出力対応の4ポート搭載USB充電器。充電器本体は手のひらサイズの軽量コンパクト設計で、卓上や旅行先でもかさばらず持ち運びに適した製品です。

最大65Wの出力に対応しているので、MacBookやWindowsノートPCなど、USB PDに対応した製品を急速充電することができます。

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RAVPower RP-PC136の外観

パッケージはRAVPowerお馴染みのロゴのみのシンプルなデザイン。

内容物は充電器本体とメガネケーブル、取扱説明書と必要最低限。充電ケーブルは付属していないので自分で用意する必要があります。

説明書は日本語に対応。

手に持つとこのくらいのサイズ感。本体は小さいですがケーブルが太めで少々かさばります。

Androidスマートフォン「HUAWEI P30 Pro（VOG-L29）」と比べるとこのくらい。

付属のケーブルは1mほどあるので、旅行先のホテルで枕元にコンセントがなくても延長できます。

本体側面にRAVPowerのロゴ。

背面にはメガネケーブルを接続する端子があり、製品仕様や認証情報が印字されています。

本体側面にType-C・Type-Aポートを2つずつ（合計4つ）搭載しています。

Type-Cポート単一で使用すると最大65Wが供給され、MacBook Pro 13インチも純正充電器と変わらぬスピードで急速充電が可能です。Type-Cポートを2つ使用すると、1ポート目が最大45W、2ポート目が最大18Wに分配されます。

USB-AポートはQuick Charge 3.0に対応し、最大18W出力の急速充電が可能です。AndroidやBluetoothイヤホンなどUSB-A対応機器を最大2台まで充電でき、USB-Cポートと組み合わせて最大4台まとめて接続が可能です。

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実際に使ってみた

ケーブルを充電器と接続し、コンセントに挿すと充電器のLEDランプが緑色に点灯しました。ランプの明るさは控えめで、部屋の明かりを消していても眩しくないのは好印象でした。

まずはType-CポートからUSB PD対応のノートPC「LIFEBOOK UH-X/C3」を接続すると、19.4V-2.09A=40W前後で充電できていました。

2ポート目のType-CにAndroidスマートフォン「ZenFone 7」を接続すると、最大18Wで充電されてPC側の出力が最大45Wに制限されます。

さらにUSB-Aポートにワイヤレスイヤホン「LIBRATONE TRACK Air+」を接続すると、最大18Wまでの出力となり、PC側の出力が足りず充電がストップしてしまいました。

ノートPCやタブレットなど、高出力を必要とする機器を接続するときは、Type-Cポートのみの利用が良いかもしれません。

まとめ

RAVPowerの小型軽量USB充電器「RAVPower RP-PC136」をレビューしました。

4ポート搭載で長めのメガネケーブルが付属しているため、旅行や出張先のホテルや空港のラウンジなどで作業するのに向いていると思います。机に設置してもスペース取らず邪魔になりにくいです。

最近よくある100W出力に対応している機器と比べると見劣りします。複数ポートで最大出力をしようすると少々物足りなさはあるものの、普段使いでPCを単体で充電したりスマホやタブレットなどを複数充電する用途なら十分です。

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