楽天モバイル、iOS版のRakuten Linkアプリで仕様変更。2021年6月15日(火)から標準電話アプリの着信&SMS送信が有料に
楽天モバイルは2021年5月13日(木)、同社の無料通話アプリ「Rakuten Link」において仕様を変更し、Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの着信は標準電話アプリに着信するようになります。
また、楽天モバイルユーザー以外にSMSを送信する場合や、海外での電話の着信が有料になりました。
※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
2021年6月15日から着信の折返しが不便になる
主な仕様変更内容は下記の通り。
- Rakuten Linkアプリを利用していない着信がiOS標準電話アプリに変更
- 着信履歴から折返し電話を掛けると有料(22円/30秒)になる
- Rakuten Link以外のSMS送信が有料に
- 海外での電話着信が有料に
Rakuten Link以外で発信された通話の着信がiOS標準アプリに変更
Rakuten Link以外で発信された通話がiOS標準アプリで着信するようになり、着信履歴からそのまま折返し電話を掛けると22円/30秒が発生します。
これからは着信履歴の番号をコピーして、Rakuten Linkに番号を貼り付けて発信する必要があります。Rakuten Linkユーザーとそれ以外で使い分けるのは非常に面倒に感じます。
また、海外での電話着信が無料だったのが地域別従量課金に変更されました。
Rakuten Linkユーザー以外とはSMS送信が有料に
Rakuten Linkアプリを利用していない相手とSMSを送受信する場合、以前はRakuten Linkアプリでやり取りしていたため無料で利用できました。
今回の改定により、Rakuten Linkアプリ以外からSMSを送受信するとiOS標準のメッセージアプリに届くようになり、SMS送信が有料となります。
今回の改定で通話/SMS関連がMVNOのような扱いに
今回の仕様変更により、MNOというよりMVNOのような使い勝手に改悪されました。
Appleから仕様変更を余儀なくされたのか分かりませんが、iPhoneで楽天モバイルを利用している方は注意が必要です。