2023年2月頭に東京旅行に行ってきました。初日は夜19時50分に那覇空港を飛び立ち、成田空港への到着は22時過ぎという移動だけの予定。こんなシャワーを浴びて寝るだけのときによく使っている定宿が「HOTEL owl TOKYO」です。

HOTEL owl TOKYOは、2017年夏にオープンした格安のドミトリーです。筆者はじゃらんのクーポンを活用して、1泊750円で泊まれました。かれこれ何度か利用していますが、土日でも2,000円以内で泊まれることが多いです。

日暮里駅から徒歩2分、東京メトロ西日暮里駅から徒歩20分の場所にあるドミトリーで、周囲にはオリジン弁当やスーパー、銭湯などがあります。

広告を表示できません。

「HOTEL owl TOKYO」のフロント・共有スペース

ホテルに入ってフロントでチェックインを済ませます。チェックインは15時から翌朝5時まで対応しており、終電を逃して1泊するような使い方も可能です。

ホテルのチェックアウトは翌朝10時まで。30分につき500円の追加料金を支払うと、最大12時まで滞在できます。

アメニティは全て有料のため、フロントで必要なものを借りておきましょう。

チェックインを済ませると、ベッド番号や暗証番号、Wi-Fiのパスワードなどが記載されたカードを渡されます。

1階の共有スペースにはパーティションで仕切られたテーブルが数か所あり、無料のドリンクバーや共有PCを利用できます。

筆者が滞在したときは外国人の方が談笑しており、席にほぼ空きがない状況でした。写真は翌朝のチェックアウト前に撮影しています。

アルコール消毒液もフロント横に設置されています。

共有スペースの奥には、貴重品を入れられるロッカーやテレビ、共用の冷蔵庫があります。

ドリンクバーは滞在中いつでも利用できます。緑茶、DAKARA、りんごジュース、コーヒー、水が選べました。

この他にも自動販売機で飲み物を購入することもできます。

ホテルの名前にもなっているフクロウがいて、機嫌が悪い時以外は触ることもできます。

1階の共用スペースには簡易的なキッチンに電子レンジや電気ケトルなどがあります。

広告を表示できません。

「HOTEL owl TOKYO」のベッドルーム

ベッドルームにはエレベーターや階段を使って上がります。どうやら介護用のエレベーターらしく、上り下りがものすごくゆっくりなのが気になりました。

ベッドルームは土足厳禁。靴を脱いでベッド番号と同じ靴箱に仕舞い、スリッパに履き替えます。このドアは開閉するときに音が鳴るので、深夜帯はなるべくゆっくり動かしてください。

ベッドルームは上下に並んだカプセルホテルのような作り。夜間は部屋の電気が消灯されて真っ暗になります。

今回予約したプランが上段限定なので、階段を使って上のベッドに移動します。はしごと違って上り下りしやすいのは嬉しい。

ベッド内部はこんな感じ。面積は2.5㎡と一般的なカプセルホテルよりも広めに取られており、枕元に荷物を置くスペースがあります。

下段のベッドなら横にも荷物を置く棚があるので、予約する際はどちらがいいか考えて選んでみてください。

左手にはコンセントが1つ、読書灯とスイッチ、鏡が設置されています。その下にあるのは折りたたみ式のテーブルです。PCを広げてちょっとした作業をするのにちょうどいいサイズでした。

コンセントプラグがやや高めの位置にあるため、ケーブルが短いと寝ながらスマホを使いにくいと感じるかもしれません。

ホテル内のルールは鏡の横にも記載されています。

足元側はカーテンで仕切られています。身長168cmの筆者が寝転んでも余裕のある広さです。

ハンガーも2つ備え付けられており、アウターやタオルなどを掛けておけます。コートなどの長いものは下に設置してしまうので要注意。

広告を表示できません。

「HOTEL owl TOKYO」のシャワールームやお手洗い、ランドリールーム

シャワールームはベッドルームの奥に3つあります。一部シャワールームは深夜23時～翌朝6時30分まで利用できなくなり、時間帯によっては順番待ちが発生することも。

シャワールーム内部には脱衣スペースとカゴがあります。筆者が利用したタイミングでは髪の毛なども落ちておらずキレイに清掃されていました。

シャワーの水圧はそこそこ。特に不満もなく利用できました。

シャワールームには、シャンプーやコンディショナー、ボディソープが備え付けられています。

ドライヤーは深夜0時～朝6時30分まで（持ち込み含む）使用禁止です。1階ロビーにあるドライヤーは使用できます。

ホテルの隣には「斎藤湯」という銭湯があり、高濃度炭酸泉や露天風呂などがあるそうです。シャワーではなくお風呂にゆっくり浸かりたい人はこちらもおすすめ。

洗面台やお手洗いもチェックしてみたところ、こちらも十分清潔だと思います。

ランドリールームは4階で24時間利用できます。

洗濯機は5kgまで200円で利用可能。洗剤は自動で投入されます。

乾燥機は30分100円。洗濯物を干すスペースがないので、基本的には乾燥機を利用することになると思います。

まとめ

東京・日暮里にあるドミトリー「HOTEL owl TOKYO」をご紹介しました。筆者は全国各地にある様々な安宿を利用してきましたが、ここは立地と安さ、ドリンクバーなど設備の充実さなど総合的に良かったです。

そこまでお洒落さはないものの、館内も清潔でベッドルームも広くて快適に寝泊まりできました。筆者が利用したときはマナーの悪いお客さんもいなかったですが、タイミングによってはいびきがうるさくて眠れないなんてこともあるかもしれません。

遠征でホテル代を節約したい、日中は外出して夜シャワーを浴びて寝るだけ、LCCを利用して成田空港からすぐアクセスできる場所がいい人におすすめのドミトリーです。