「Anker Eufy Security SmartTrack Card」レビュー。カード型で財布に入れやすい紛失防止タグの決定版!
Ankerの紛失防止タグ「Eufy Security SmartTrack Card」を3ヶ月前に購入して使っています。
場所の特定は専用アプリ「Eufy Security」のほか、Appleの「探す」アプリに対応しています。
カードサイズで財布に入れやすく、接続された端末とカードそれぞれから音を鳴らせるので、財布やスマホを失くしやすい人におすすめ。
本記事では、開封から外観のチェック、Eufy Security SmartTrack Cardの特徴や使い方について解説します。
Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Card (紛失防止トラッカー) 【 Appleの「探す」に対応 (iOS端...
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Eufy Security SmartTrack Cardの特徴・製品仕様
Eufy Security SmartTrack Cardは、落とし物を事前に防ぐ・無くしたものを見つけやすくする紛失防止タグです。
本製品の特徴は、約2.4mmのカードサイズによって財布に入れやすく、付属のメタルクリップでパスポートや名刺入れなどにも挟んで使用できます。
iPhone、iPad、Macから「探す」アプリを使用して場所を特定できるほか、スマホやカードから音を鳴らして置き場所を特定したり、置き忘れを防止する通知機能を備えています。
製品名(型番) | Eufy Security SmartTrack Card(T87B2N11) |
---|---|
カラー | ブラック |
サイズ | 約85 x 54 x 2.4mm |
重さ | 約12.4g |
電池寿命 | 最大3年間 (電池交換不可) |
防水規格 | IPX4(小雨や水滴などに対する防水) |
内容物 | SmartTrack Card、メタルクリップ、クイックスタートガイド |
保証 | 18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) 、カスタマーサポート |
防水規格はIPX4に対応し、小雨や水滴が掛かっても問題なく使用できます。保証は18ヶ月分に加えて、Anker会員登録で6ヶ月の延長保証を受けられます。
本体に内蔵された電池は最大3年間使用できます。電池交換には非対応のため、電池が切れたら本体ごと買い替えが必要です。
箱の中身は、SmartTrack Card本体、メタルクリップ、クイックスタートガイドのみ。
カードサイズで財布に入れやすい
Eufy Security SmartTrack Cardは、横85mmx高さ54mmのカードサイズに収まっています。財布に入れて使用するにはベストなサイズです。
厚みはわずか2.4mmと、市販のカード1.5枚分ほどの薄さです。これだけ薄ければカードポケットにも無理なく入ります。
メタルクリップに挟んで固定できる
パスポートなどでカードを収納するスペースがない場合、同梱されたメタルクリップを貼り付けて固定できます。両面テープなどでノートPCの底面に貼り付けるような使い方も考えられますね。
置き忘れ防止通知機能を搭載
Eufy Security SmartTrack Cardには、置き忘れ防止機能を搭載しています。飲食店などで置き忘れたときでも、紛失する前に気がつける便利な機能です。
持ち物が離れたときに「手元から離れました」とスマホへ通知が届きます。iPhoneと連携した場合は「探す」アプリから、Androidの場合は「Eufy Security」アプリから通知が来ます。
音を鳴らして場所を特定できる
近くで財布を無くしたときは、アプリから音を鳴らして場所を特定できます。
実際に動作している様子がこちら。
音量も必要十分な大きさがあり、同じ空間にあればすぐに見つけられるでしょう。筆者はよく財布を自宅で見失いがちなので、この機能に何度も助けられています。
持ち物の位置を地図上で確認できる
Eufy Security SmartTrack Cardを財布などに入れておくだけで、持ち物の位置を「Eufy Security」アプリから確認できます。
位置情報の取得は、Bluetoothで接続したスマホから行われています。接続が解除された瞬間を”紛失した”と判定してアプリで確認できる仕組みです。
Appleの「探す」ネットワークに対応
Appleの「探す」ネットワークは広大かつ安全で、ユーザーは自分の生活必需品のうち最も重要なアイテムの場所を「探す」アプリケーションで特定・追跡することができます。
Eufy Security SmartTrack Cardは、Appleの「探す」ネットワークに対応しています。
Appleの「探す」ネットワークは、日本中・世界中ののiPhone、iPad、Macデバイスのネットワークを通じて、紛失物の居場所を特定できる仕組みです。
「Eufy Security」では、スマホのBluetoothペアリングが解除された場所が紛失した場所として扱われますが、「探す」ネットワークを利用すると紛失後に場所が移動しても最新の位置情報を特定できます。
「探す」ネットワークが利用できるのはiPhone・iPadのみです。Androidでは利用できないためご注意ください。
Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Card (紛失防止トラッカー) 【 Appleの「探す」に対応 (iOS端...
Eufy Security SmartTrack Cardの使い方
Eufy Security SmartTrack Cardの使い方は、Appleの「探す」アプリを使う方法と、「Eufy Security」アプリを使う方法の2種類があります。
筆者はAndroidを使っているので、今回は「Eufy Security」の方法を解説します。
「Eufy Security」アプリからアカウントを作成する
エンドライセンスユーザー契約に同意して、地域を選択します。
ログイン画面が表示されるので、持っていない方はフォームの下にある「アカウント登録」をタップします。
アカウントの登録画面に、メールアドレスとパスワードを入力します。パスワードは8~20文字で、大文字と小文字、数字、特殊記号を含める必要があります。
「利用規約、利用条件、プライバシーポリシー、データポリシーに同意します。」にチェックを入れて「アカウント登録」をタップします。
認証メールが届いたら、記載された認証コード(数字6桁)をコピーします。
その後、URLにアクセスして認証画面に認証コードを貼り付けて「送信」をタップします。認証が完了したらブラウザを閉じてください。
Eufy Securityアプリを開き、ログイン画面でメールアドレスを入力して「ログイン」をタップします。
「SmartTrack Card」をアプリに追加する
「デバイス」の画面から「デバイスを追加」をタップし、「デバイスファミリー」の中から「Smart Tracker」→「SmartTrack Card」を選択します。
追加する設置場所を選び「[次へ」をタップします。
本体を2秒間長押しして、音が鳴ったら[次へ] を選択します。
Bluetoothの使用を許可するダイアログが表示されます。「有効」→「許可」をタップします。
続いて位置情報のアクセスを求められます。
位置情報のアクセスを「正確」「アプリの使用時のみ」を選択し、位置情報の権限を「常に許可」にして下さい。
Bluetoothでペアリングし、デバイスが追加されたら「次へ」 をタップします。
デバイスに任意の名前を付けて、本製品をつけるアイテムを選んだら「保存」 をタップします。
これで「Eufy Security SmartTrack Card」がマイデバイスに追加されました。
マイデバイスから「Eufy Security SmartTrack Card」をタップすると、カードの位置が地図上に表示されます。カードから音を鳴らす時もこの画面から操作可能です。
「置き忘れ通知」を設定する
「置き忘れ通知」をオンにすると、手元から離れたときに通知が届きます。住所やマップ上から通知しない場所(自宅など)を設定することも可能です。
「ボタンロック」を設定する
「ボタンロック」をオンにすると、Eufy Security SmartTrack Cardのボタン操作を無効化できます。標準設定では、デバイスを追加してから12時間後に自動的にオンになります。
ポケットに入れたとき不意にボタンが押されてしまい、音が鳴ってしまう問題を予防できます。
「スマホを鳴らす」を設定する
Eufy Security SmartTrack Cardのボタン2回押しすると、スマホから音が鳴って居場所を特定できます。この機能をオフにすることも可能です。
「紛失モード」を設定する
「紛失モード」では、いざ紛失したときにオンにすることで、拾った人へ持ち主の連絡先やメッセージなどを表示できます。名前・メールアドレス、電話番号、メッセージを任意で登録します。
カード裏面にあるQRコードを読み取ることで、ブラウザから持ち主の情報を確認できます。「SCAN ME IF FOUND」と控えめに書いているので、万が一気づかれない可能性のために財布にメモを残しておくのも手ですね。
まとめ
Ankerの紛失防止タグ「Eufy Security SmartTrack Card」をレビューしました。無くしものを見つけやすくするだけではなく、置き忘れ通知で無くす前に通知が届くのが便利です。
競合他社の製品も使ったことがありますが、地図の精度が低かったりバッテリー消耗が激しいなど、どれも一長一短あって使い勝手があまり良くない印象でした。Eufy Security SmartTrack Cardは価格・性能・使い勝手どれもバランスが良く気に入っています。
よく財布やスマホを失くしやすい人、薄型で財布に入れやすい紛失防止タグを探している方におすすめです。
- ■メリット
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- カードサイズで財布に収納しやすい
- 置き忘れ通知が実用的(他社では通知されないことも多い)
- スマホとカード双方から音を鳴らして場所を特定できる
- アプリから地図上で場所を特定できる
- Appleの「探す」ネットワークに対応(iPhone/iPadのみ)
- 取得者にメッセージを表示する「紛失モード」に対応
- ■デメリット
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- 電池交換ができない
- Ultra Wide Band非対応なのでAirTagよりは位置が大雑把になる
Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Card (紛失防止トラッカー) 【 Appleの「探す」に対応 (iOS端...