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【ベストバイガジェット2025】型落ちでも現役のカメラスマホ「Xiaomi 14 Ultra」で旅行の思い出記録が楽しくなった

2025年ももうすぐ終わり…ということで、毎年恒例の買った良かったガジェットを決める「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2025」という企画に参加しています。

昨日は新坂時深さんの「2025年、買ってよかったガジェットたち【HP Envy / minee timer 4】|ときみ」でした。

今年で10年目となる企画に毎年参加しているので、良ければ過去記事もチェックしてみてください。

ベストバイガジェットの過去記事

2025年のベストバイガジェットは「Xiaomi 14 Ultra」

今年も色々散財しましたが、一番長く愛用していたのは「Xiaomi 14 Ultra」でした。(買ったのは2024年末ですが、使い始めたのは今年からなのでセーフってことで…)

今年発売した「Xiaomi 15 Ultra」ではなく、1年型落ちの「Xiaomi 14 Ultra」がIIJmioの割引で129,800円で売っていたのが購入の決め手です。新型が発売されてから中古価格が安くなり、今では11万円を切る価格で購入可能です。

Xiaomi 14 Ultraは、ライカ共同開発のクアッドカメラを搭載し、コンデジのような撮影体験ができる「フォトグラフィーキット」が付属したカメラスマホです。背面から見たデザインはどう見てもコンデジですよね。

スマホとしては飛び抜けたカメラ性能で、旅行やお出かけに持ち出してスナップ写真やVLOGの撮影を楽しんでいます。重たいカメラを持ち出さず、肩の力を抜いてラフに撮影したい時には最適でした。

「Xiaomi 14 Ultra」は中古価格が安くなり、ゲオオンラインストアでは10万円ちょっとで買えるようになりました。この価格であれば今買っても十分満足できる性能だと思います。

Xiaomi 14 Ultraの良かったところ

Xiaomi 14 Ultraを1年使って良かったところはこちら。

■メリット
  • 2025年でも現役で使えるスペック
  • 超広角~中望遠までキレイに撮れるカメラ
  • 充電スピードが爆速!

2025年でも現役で使えるスペック

Xiaomi 14 Ultraは、SoCに「Snapdragon® 8 Gen 3」、メモリ16GB、ストレージ512GBの構成。microSDやイヤホンジャック、eSIM、おサイフケータイに非対応です。

今年のフラグシップモデルは「Snapdragon® 8 Elite」が採用されており、Xiaomi 14 Ultraの「Snapdragon® 8 Gen 3」は1世代型落ちになります。

重たいゲームを高画質で快適に遊びたい方は最新を選ぶべきですが、そうではない人は型落ちでも十分満足できています。ブラウジングやSNSの閲覧、マップやカメラの日常的な用途では「動作が重いな」と感じることはほぼありません。

カラー ホワイト、ブラック
本体サイズ 高さ161.4mm×幅75.3mm×9.20mm
本体重量 219.8g
ディスプレイ 6.73インチ WQHD+(3,200×1,440)522ppi AMOLED
リフレッシュレート:1~120Hz
タッチサンプリングレート:最大240Hz
輝度:HBM 1000nit(標準値)、3000nit(ピーク時)
OS Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform
最大3.3GHz×1、最大3.2GHz×3、最大3.0GHz×2、最大2.3GHz×2
メモリ(RAM) 16GB
内蔵ストレージ(ROM) 512GB
外部ストレージ なし
バッテリー容量 5,000mAh
充電端子・転送規格 USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)
ワイヤレス給電(リバースチャージ対応)
充電速度 有線:最大90W(33分で100%)
無線:最大80W
リアカメラ 広角:LYT-900 1型 OIS 約5,000万画素 23mm F1.63~F4可変絞り
超広角:IMX858 1/2.51型 OIS 約5,000万画素 12mm F1.8 5cmマクロ撮影
望遠①:IMX858 1/2.51型 OIS 約5,000万画素 75mm F1.8 10cmマクロ撮影
望遠②:IMX858 1/2.51型 OIS 約5,000万画素 120mm F2.5 30cmマクロ撮影
フロントカメラ 約3,200万画素 F2.0 1/3.14インチ
生体認証 ディスプレイ指紋認証、顔認証
NFC 対応(おサイフケータイ非対応)
SIMカード nanoSIM×2
eSIM 非対応
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth Bluetooth 5.4
スピーカー ステレオスピーカー(Dolby Atmos®)
パッケージ内容 Xiaomi 14 Ultra本体、ACアダプタ(試供品) 、USB Type-Cケーブル(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品)、ソフトケース(試供品)、クイックスタートガイド

  • ※国内版の正規販売店では「Photography-Kit」が付属。

今年発売された「Xiaomi 15 Ultra」と比べると、基本性能やバッテリー持ち、望遠側のセンサーサイズや画素数で見劣りするものの、以下の部分はXiaomi 14 Ultraが有利です。

  • メインレンズに可変絞り機能がある
  • 超広角カメラの画角が少し広い・センサーサイズが大きい

今買うならXiaomi 15 Ultraを選ぶのがベストですが、最新にこだわらずコスパのいいカメラスマホを探している人にはまだまだ現役で使える性能だと思います。

超広角~中望遠までキレイに撮れるカメラ

Xiaomi 14 Ultraのカメラは超広角(12mm)〜中望遠(120mm)までの画角をカバーし、4つのカメラすべて約5,000万画素の高解像度で撮影可能です。

1インチセンサー搭載の広角レンズが売りですが、換算75mmの中望遠マクロ撮影ばかり使っています。これで食べ物や人物を撮影すると、スマホとは思えない写りで撮影が楽しくなります。


静止画だけではなく動画撮影でも画質が良かったです。今年は大阪万博に持って行き、各パビリオンやアオと夜の虹のパレードのショーの様子をたくさん撮影できました。ミラーレスカメラと映像を混ぜて使用していますが、個人的にはこれだけ撮れたら十分満足です。

付属のフォトグラフィーキットを接続すると、シャッターボタンやズーム、ダイヤル操作が片手で行えます。ただし、これを装着すると持ちづらく、重量も300g超えのヘビー級になるので次第に使わなくなりました。

充電スピードが爆速!

Xiaomi 14 Ultraは、専用の充電器やモバイルバッテリー+ケーブルを使うと最大90W(33分で100%)のハイパーチャージに対応しています。今まで使っていたGalaxy Z Fold4は22.5W程度だったので、約2~3倍の速度で充電が完了します。

バッテリー持ちはあまり良くないですが、充電スピードが早ければそこまで気になりません。純正以外の充電器を使ったときは22.5W程度まで落ちてしまうので、すぐ充電したいときは付属の充電器や「Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter」を使いましょう。

Xiaomi 14 Ultraのイマイチなところ

Xiaomi 14 Ultraは良いところも多いですが、イマイチだと感じたポイントもいくつかあります。

■デメリット
  • スマホとして利用するには重量バランスが悪い
  • バッテリー持ちはあまり良くない
  • おサイフケータイ、eSIMに非対応

スマホとして利用するには重量バランスが悪い

Xiaomi 14 Ultraの最大の欠点は、本体サイズと重量バランスの悪さです。

高性能なカメラを積んでいるため、縦持ちで使うとカメラユニット部分が大きく出っ張っていて邪魔に感じます。重心も上に偏ってしまうため、気を抜くと落としそうになります。

筆者はMagSafe対応のケースにリングストラップを付けて落下対策を行っています。裸の状態で使うにはバランスが悪くて使いづらく感じました。

以前レビューした「CASEKOO×MOFT SNAP PHONE STAND & GRIPと組み合わせると、カメラユニットの段差が埋まって卓上に置いて操作してもガタ付きが解消されて良かったです。

バッテリー持ちはあまり良くない

Xiaomi 14 Ultraはバッテリー持ちがあまり良くありません。

外出先でカメラを中心に使っていると、本体に熱が籠もってバッテリーの減りが早くなります。朝充電してSNSやブラウジング、マップやカメラを中心に使って、夕方にはバッテリーが10%台になっていました。

バッテリー持ちの悪さは「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」を携帯することで解決しました。Xiaomiのハイパーチャージ対応スマホを、純正の充電器と同じ最大120W(Xiaomi 14 Ultraは最大90W)で充電できる優れモノです。

モバイルバッテリー本体の充電も最大90Wで行えるため、10,000mAhの容量を15分で75%まで回復可能。充電待ちのストレスから解放されるイチオシの製品です。

おサイフケータイ、eSIMに非対応

Xiaomi 14 Ultraは、おサイフケータイやeSIMに非対応です。eSIMはまだしも、おサイフケータイは電車を乗る時に必須という方も多いため、日頃から利用している人は選択肢から外すことになりそうです。

個人的にはおサイフケータイを利用する機会がそれほど多くなく、支払いするときはほぼQRコードやVisaのタッチ決済で事足りています。電車でもVisaのタッチ決済が利用できる会社が増えたため、昔ほど困るシーンはそれほど多くありません。

通勤や通学で毎日利用している方はともかく、筆者のようにたまに利用するなら別のサブスマホやスマートウォッチを利用すれば良いかなと。

まとめ

Xiaomi 14 Ultraを買ってから、RICOH GRIIIxやFUJIFILM X-S20の出番が減ってしまいました。旅行などで「たくさん撮るぞ!」と気合を入れるならミラーレスカメラがベストですが、ふらっと散歩がてらついでに撮りたいときは、コンデジやスマホでの撮影が重宝します。

ずっとカメラの話ばかりしていますが、スマホよりもコンデジ感覚でカメラとしての利用が多かったです。せっかく買ったRICOH GRIIIxを持ち出す頻度が下がってどうしようか悩み中です。

スマホとしての性能も高く、2025年の今買っても価格以上に満足できる1台だと思います。中古市場で安くなってきているので、気になっていた方はぜひ検討してみてください。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。