ZenFone 3 UltraをAndroid 7.0 Nougatにアップデートしたらメイン機に昇格できた話
昨年末に三木谷割として数量限定で登場した「ASUS ZenFone 3 Ultra」を購入してから既に4ヶ月あまり。
そろそろまともなレビューを書いて締めようかと思っていたら、Android 7.0 nougatのアップデートが降ってきているではないですか。早速アップデートして暫く使ってみた感想などをまとめてみました。
結論から先に話すと、今までの不満が解消されてメイン機に昇格するほどお気に入りの一台になりました。
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大画面をより広く使える「表示サイズ」変更
Android 7.0の機能である表示サイズ(DPI値)の変更が可能に。これまでのサイズでも特に不満はなかったものの、大画面をより広くつかいたい方や大きな文字で見やすくしたい方も調整可能になりました。
個人的にはせっかくの大画面を活かすためにサイズを小さくして使用しています。画面のレイアウトが崩れてしまったり、表示がさすぎると感じたらデフォルトでも十分広い画面を使えます。
画面を分割してながら作業が捗る「マルチウィンドウ」
6.8インチの大画面を最大限活かすためにマルチウィンドウは欠かせません。上部でYouTubeを視聴しながらTwitterなどのSNSを利用したり、Googleマップで地図を確認しながらメールを返すことも可能。
画面を分割しても動画部分が約3.7インチ程度、下部が約5インチ程度確保されるので、画面が窮屈に感じにくいのもポイント。これまでの「ただ画面が大きくて見やすい」から大画面を有効に活用できるようになりました。
ちなみに、初期状態ではタスクボタン長押しはスクリーンショット撮影機能に割り当てられているため、【設定】→【ASUSカスタマイズ設定】→【マルチタスクボタン】から【ボタンの長押しで、マルチウィンドウ機能を有効にする】を選択しないと使えません。
カメラのフォーカス音・シャッター音が小さくなった
アップデートの中で1番嬉しかった機能、というよりもコレが原因でメイン機になれなかったというくらい待ち望んでいました。
ZenFone 3 Ultraはカメラレビューでも書いたように、フォーカス音とシャッター音が超爆音で周りを気にしながら使っていくうちに徐々に使用頻度が下がっていました。
カメラ改善前
なるべくスピーカーに近づけて動画を撮影していますが、体感だとこれの2割増しくらいの音量で耳障りな音でした。どこで撮影するにもこの本体サイズや音で目立ちすぎて使いづらい…。
カメラ改善後
アップデート適用後はZenFone 3と同じくらい音が小さくなりました。これなら静かな喫茶店などでも盗撮に間違われなくて済みますね。
ASUS公式アカウントも同じように比較動画を出しています。
どれくらいフォーカス音とシャッター音が変わったかというと、シルバーが最新のAndroid 7.0で、ロースゴールドがアップデート前のものです。 pic.twitter.com/PupMGRnloq
— ASUS JAPAN (@ASUSJapan) April 18, 2017
カメラの画質に関してはAndroid 6.0の頃と比べて特に変化はないですが、写真がちょっと暗い事以外は概ね満足しているのでもう少しメイン機として活躍してもらいます。
パフォーマンスが僅かに向上
アップデート適用前と比べてパフォーマンスが僅かに向上しています。体感だとそこまで変わらないので誤差の範囲かと…。元々3Dゲームとかをほとんどしないので、これだけ動けば十分です。
まとめ:不満が解消されて満足度の高いアップデートに
ZenFone 3 Ultraを入手してから背面のメタルのサラサラ感、片手でしっかりと握れる絶妙なサイズなど、外観ではかなり気に入っているところが多いだけに細かい使いづらさが気になっていました。
今回のOSアップデートによって使い勝手は向上していますが、今でもZen UIのデザインや配色には慣れません。本体がカッコイイだけにそれだけが不満です。