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HUAWEI P10 liteのカメラ作例集。弱点も多くあるが「値段なりの期待値以上」に撮れる優等生

2017年のSIMフリースマホ市場の中で、1番売れていると予想される機種が「HUAWEI P10 lite」です。格安SIMや格安スマホが普及する中でも特にコストパフォーマンスに優れており、発売直後はしばらく売り切れが続出していました。

https://creatorclip.info/2017/06/huawei-p10-lite-review1/
https://creatorclip.info/2017/08/amazon-huawei-p10-lite-sale/

そんなHUAWEI P10 liteを手に入れてから4ヶ月程度使い倒してみて、ある程度カメラの傾向が分かってストックも溜まってきたので作例としてまとめて紹介します。

もっと色んな場所で作例を撮りたかったんですが、端末を持ち運んでいるときばかり雨や残業でなかなか撮りに行く機会が取れず、レビューを書くのが遅くなってしまいました。

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カメラのUI・設定項目をチェック

カメラのUIは癖の少ないスタンダードなデザイン。右側にシャッターボタンとプレビューアイコン、左側に各モードのオプション(ライトやビューティーモード調整)などが配置されています。

背面カメラは1,200万画素、インカメラは800万画素と最近のスマホでは普通くらいの性能です。フラグシップモデルでは2,000万画素を超えている機種も増えていますが、カメラ性能は実際に撮ってみないと分からない事が多いです。

HUAWEI P10 liteは、最近流行りのでデュアルカメラ搭載機種でもなければ明るいレンズを搭載しているわけでもありません。その分だけ上手くコストカットしたおかげで、HUAWEI P10やhonor 9の半額程度で購入できる価格帯に抑えられています。

その他にも4K動画が非対応のため、動画撮影を重視する方は上位モデルのHUAWEI P10やhonor 9を選んだほうが幸せになれるかも。カメラはSNSにシェアする程度であればHUAWEI P10 liteでも十分満足できます。

これまでのHUAWEI端末同様に、左にスワイプでモード変更、右にスワイプで設定変更に飛びます。使い慣れると片手でも操作しやすいですが、他社の端末を使っていた場合は慣れが必要かも。

ナイスフードモードや文章撮影モードなどは別途追加で入れる必要があります。

カメラの使い方は最初はチュートリアルで解説してくれますが、見逃した場合どのように設定に飛べばいいか分かりにくいと感じました。

風景・町並み

国際通りにあるデカイシーサー。あいにくのくもり空ですが結構明るく撮影出来ています。モノレールと建物を繋ぐ橋の平行線から歪みが少ないことが確認できます。

曇り空で暗くなりがちな風景の撮影でもそこそこ綺麗に撮れています。奥の市役所の窓も潰れずにディティールを保っていますね。

花びらに接写した写真も華だけにしっかりとピントが合っています。背景もいい感じにボケて被写体がしっかり活きていますね。花びらに付いた水滴は雨上がりに撮影したので、精細さをチェックするのにちょうどいい被写体になりました。

ラーメン屋さんのれんげで出来たオブジェ。細かい描写かつどキツくなりやすい赤色でも自然な色味に抑えられています。

夕暮れの海や夜の飲み屋街を撮影すると、思っていたよりも明るい(実写よりも明るく)撮れています。スマホカメラとしては十分な画質を保っていますが、拡大してよく見るとノイズが出てしまいました。

食べ物

お次はお待ちかねの食べ物の写真撮影。個人的にスマホカメラで1番多く撮影しているために重要視していますが、フラグシップモデルと比べると値段なりに劣る部分もありました。

スマホカメラは「飯テロ」をするために使っている人も多いと思うので、参考までにいくつか撮影条件を変えて撮り比べてみました。

バーガーキングのハンバーガー。

ガストのドリア。ミートソースの鮮やかさやや焦げ目が食欲をそそります。

やっぱりステーキ。断面図のレア加減がしっかり伝わるでしょうか。

桃のケーキ。ケーキの上に乗っかっている桃のみずみずしさやソースのプルプル感が美味しそうに見えます。

ポテトの明太マヨ和え。薄暗い居酒屋で撮影したので若干ピントが甘くなっています。暗いシーンで撮影しようとすると明るく撮ろうとしてノイズが出てしまうことが多いです。

ナイスフードモードでラーメンを撮影するとこんな感じ。

左(スマホは上)は通常モードで撮影しています。コントラストや彩度が上がりInstagramのフィルターを適用したような写真になりました。

同じくナイスフードモードで麻婆豆腐のお弁当を撮影。

個人的には赤っぽい食材などを撮るといい感じになるものの、それ以外だとフィルター効果が強すぎて、通常撮影のほうが美味しそうに見えることが多いです。

ちょっと色が薄かったりぼんやりしている被写体を撮るときに使うと、一味違った面白い写真になることがあるので使い所が難しいモードです。

まとめ:フラグシップには見劣りするものの価格を考えたら合格点

シーン別にHUAWEI P10 liteで撮り比べて作例をチェックしてみました。

やはり全体的にHUAWEI P10などのフラグシップモデルには敵わないものの、この価格差を考えたら十分納得がいく画質まで到達できているんじゃないでしょうか。以前HUAWEI P10とhonor 9の比較でカメラ比較を行いましたが、2倍ズームが出来たりフィルターを使えるメリットがあります。

他社のミドルクラスをいくつか使ったことがありますが、中でもHUAWEI P10 liteは頭一つ抜けてカメラ性能のバランスが取れていると思いました。2万円台前半で購入した機種なら合格点です。前作のHUAWEI P9 liteから基本性能や質感を向上させているので満足度が高い1台に仕上がっています。

カメラ性能で勝負はしていない機種ですが、スマホカメラが苦手なシーンでもそれなりに撮れているので、サブ機として使うにはちょうどいい端末ですね。

その他の写真が気になった方はGoogle Photoのリンクから元画像をチェックしてみて下さい。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。