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完全分離型イヤホン「Zoea-1」レビュー。充電ケースがスピーカーになるギミックが面白い

AirPodsを筆頭に持っている人も増えてきた完全ワイヤレスイヤホン。安いものでは3,000円くらいから数万ほどの高級なものまで数多くの種類が出ています。

そんなワイヤレスイヤホンの中でもちょっと変わった充電ケースがスピーカーになるイヤホンが登場しました。メーカー様よりご提供頂けたので早速レビューしていきます。

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Zoea-1の製品情報

サイズ 140mm×80mm×32mm
バッテリー イヤホン:3.7V/60mAh
充電ケース:3.7V/2,200mAh
Bluetooth Bluetooth ® 5.0+EDR
再生周波数帯 20Hz~20KHz
通信距離 約10m
連続通話時間 約5時間
感度 91+3dB/1KHz
スピーカー連続音楽再生時間 6~8時間
スピーカー消費電力 6W
付属品
  • イヤホン本体
  • スピーカー本体
  • 説明書
  • 充電ケーブル
  • オーディオケーブル
  • イヤーパッド(S/M/L)

Zoea-1を開封

パッケージはロゴなども印字されていない簡易包装でした。中を開けるとイヤホン本体とスピーカーとなる充電ケースがスポンジで固定されています。

箱の中にはイヤホン本体と充電ケース(スピーカー)、取扱説明書、充電ケーブルとオーディオケーブル、サイズ違いのイヤーパッドが2種類入っています。

イヤホン本体は予想よりも大きめでした。大きさというよりも厚みがあるので耳から結構飛び出てきそうです。ロゴの下にはペアリング状況が分かるLEDランプ、内側には充電ケースと接続する端子が付いています。

ロゴが印字された部分をタッチすることで各種操作が可能です。

音楽再生中にタップで再生/停止、長押しすると音量調整(左ユニットが音量+、右ユニットが音量-)、左のダブルタップで曲戻し、右のタップで曲送りといった感じ。3回タップするとAndroidならGoogleアシスタント、iOSならSiriが起動します。

イヤホンには予めMサイズのイヤーパッドが装着されています。耳のサイズに合わない場合、SサイズやLサイズに付け替えて使用すると良いでしょう。

スピーカーになる充電ケースは大きめ

充電ケースはスピーカーと兼用になっていて、充電ケースにイヤホン本体を仕舞ったときのみスピーカーとして利用できます。充電ケースのみでは無線接続に対応してないため、それぞれ同時に使うことは出来ないようでした。

充電ケースにはストラップが付いていて、カラビナなどを付けてぶら下げることができます。個人的にはストラップの輪っかをボタン式にしてくれると有り難いのですが…。

片手で持つとこんなサイズ。平べったいのでそこまで嵩張ることはないものの、ポケットに入れて使うにはちょっと大きすぎるような…。

中央にある蓋を開けるとイヤホンを入れるスペースが出現。蓋の部分は爪の引っ掛ける部分が小さく少々開けづらく感じました。

イヤホンを近づけるとマグネットでパチっとハマりました。イヤホンを取り出すと自動的に電源がオンになり、ペアリングが開始されます。後述するスピーカーに対応させるため、充電ケースに閉まっても自動的に電源はオフにならない仕様です。

充電ケースのバッテリーは2,200mAh。Bluetoothスピーカーとして利用する場合、連続6~8時間も音を鳴らせるそうです。スピーカーとして使うとイヤホンの充電が出来なくなってしまうので使用する際はほどほどにしておきましょう。

背面はゴムのような素材で滑り止めが効いています。

充電用のmicroUSBケーブルと有線で繋ぐオーディオケーブルが付属しています。

側面にある端子に差し込むことで、Bluetoothに対応していない製品でも利用できます。左にはスピーカーの電源ボタンが付いています。

実際に音を聴いてみる

イヤホンを耳に装着するとこんなイメージ。

装着感は見た目よりも悪くなく、通勤時に15分ほど付けっぱなしで歩いたり、軽く走りながら首を左右に振ってみても耳から落ちることは無かったです。ワイヤレスイヤホンは外れやすいイメージでしたが、いい意味で予想を裏切る結果となりました。

音質・接続の安定性について

試しにHUAWEI P30とペアリングをして聴いてみると、低音が弱く高音はそれなりに出ている印象です。音も若干こもって聞こえるので良くも悪くも値段なりと言えるでしょう。高級品と比べると明らかに見劣りすると思います。

遮音性は高いので、作業用BGMを流して作業に集中するような用途にピッタリです。動画視聴などで使うとほんの僅かに音ズレがある(他製品と同等レベル)ので、当たり前ですが音ゲーなどには向いていません。個人的には特に気にならないレベルです。

スマホをポケットに入れて接続していましたが、人が多く行き交う場所でも一切音が途切れることがなく使えています。側面のタップ操作は感度が良すぎるため、音量調整や曲送りなども慣れるまで大変でした。慣れてくると軽いタッチで操作できて便利です。

充電ケース・スピーカーについて

スピーカーについても、6Wというサイズを考えるとそこそこ良い音が出ています。
音を大きくしても音割れしにくいので、旅行先やアウトドアでBGMを流したいという用途であれば比較的コンパクトに持ち運べて重宝しそう。悪く言えばどっちつかずな微妙なサイズとも言えます。

まとめ

これまでにもワイヤレスイヤホンを色々試してきましたが、スピーカーとしても利用できる合体ギミックは使っていてロマン溢れる製品でした。

実用性に関してはケースの収納場所に困ることが多く、レジで会計するときなど一時的にイヤホンを外す瞬間にカバンからケースを取り出すのが手間取ります。イヤホン単体で使うときは充電専用ケースも別売りで販売しているので、利用シーンに合わせて購入すると良いでしょう。

完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う人や、イヤホンとスピーカーを両方持ち歩く方にとっては、用途に合わせて使い分けできるためオススメです。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。