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ドコモ版「Xperia 1(SO-03L)」2ヶ月使用レビュー。縦横比21:9のディスプレイは新感覚の使い心地

2019年6月14日(金)にドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアで販売された「Xperia 1」は、縦横比21:9の超縦長ディスプレイを搭載したソニーのフラグシップモデルです。

Xperia初のトリプルレンズカメラを搭載し、標準・超広角・望遠の3つのレンズをシーンに応じて使い分けることが可能。Cinema Proという映像制作アプリを使うと、シャッタースピードやISO感度をマニュアル指定してシネマティックな映像を撮影できます。

すでにドコモでは販売終了になったらしく、今更感もありますがせっかく借りる機会があったのでレビューしていきます。

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Xperia 1の外観・デザイン

Xperia 1を持ってみると想像以上に縦に長く感じます。

6.5インチと聞くとタブレット並の感覚ですが、横幅72mmは従来のスマートフォンに近いサイズです。縦の長さはZenFone 3 Ultraとほぼ同じくらい。

重さは178gと大きさの割に軽く感じました。同じ画面サイズ(縦横比率は異なる)のiPhone 11 Pro Maxは226gということを考えると持ったときの印象はだいぶ違っています。

近年のベゼルレスデザインの流行により、画面上部にノッチやパンチホール(切り欠き)が設けられることが多くなってきました。

それに対してXperia 1では、ベゼル上部にインカメラを配置して映像の没入体験を損なわないように配慮されています。

上下のベゼルはそこそこありますが、左右は細めでスマートな印象を受けます。普段からGoogle Pixel 3を使っていると上下のベゼルもそんなに気にならなくなります。

ガラスの板を持っているようなデザインは、Xperia Zシリーズに近い雰囲気。

正面から見ると板のような形状で持ちにくそうな印象を受けますが、背面のガラスパネルや側面は丸みを帯びていてフィット感は良好です。

光のあたり方によって色合いが変化していき、美しい質感に思わず惚れ込みました。この独特なパープルのカラーは他社にはないセクシーさを感じさせます。

光沢のあるガラスは指紋や汚れが目立ちやすいので、人によって好みが分かれるかもしれません。

サイドから見たときの質感がとってもエッチです(?)
サイドフレームは本体カラーに合わせており、グレーのみ艶のあるシルバーで光沢感があります。

背面上部にはXperia史上初のトリプルカメラを搭載。
iPhone 11 Proと同じく標準・望遠・超広角の組み合わせで撮影シーンに応じて使い分けることができます。レンズの上にはLEDフラッシュライトとRGBC-IRセンサーを搭載。

レンズはそれなりに出っ張りがあるため、ケースなしだと左右にガタガタ動くのが気になりました。レンズに傷がつくのを防ぐ意味でもスマホケースはあったほうが良いと思います。

背面下部には大きなdocomoロゴが主張してきます。せめてXperiaのロゴより小さければあまり目立たなくなるのですが…。

側面上部にはSIMトレイ+microSDスロット。SIMピンを使わず爪で引っ掛けて開けるタイプ。

側面下部にはマイクやスピーカー、Type-Cポートを搭載。左右にあるラインは電波を入りやすくするためのアンテナラインです。

残念なことにイヤホンジャックは非搭載。Bluetoothイヤホンを使ったり、Type-C変換コネクタを使って有線接続をするしかありません。

左側面にもアンテナラインが付いています。

右側面にはボリュームと電源ボタン、指紋認証センサー、カメラボタンを配置。

Xperia 1のスペック

Xperia 1のスペックを表にまとめました。詳細の仕様については公式サイトからご確認下さい。

Xperia 1のスペック(ドコモ版 SO-03L)
本体サイズ 約167㎜×72㎜×8.2㎜
重量 約178g
カラー ドコモ版:ブラック、パープル
au版:ブラック、ホワイト、グレー、パープル
ソフトバンク版:ブラック、ホワイト、パープル
ディスプレイ 約6.5インチ 4K(3,840×1,644)縦横比21.9、画面占有率82%、有機EL、HDR10
OS Android 9 Pie
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 855(2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4 オクタコア)
メモリ(RAM) 6GB
内蔵ストレージ(ROM) 64GB(国際版のみ128GB)
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
メインカメラ 標準(約1,220万画素 / 26㎜ / F1.6)メモリー積層型イメージセンサー
望遠(約1.220万画素 / 52㎜ / F2.4)
超広角(約1.220万画素 / 16㎜ / F2.4)
シーン認識撮影 / 瞳AF / スマイルシャッター
インカメラ 約800万画素(F2.0)ディスプレイフラッシュ
バッテリー容量 3,200mAh
充電ポート Type-C
ワイヤレス充電 非対応
おサイフケータイ 対応
SIMカード nanoSIM
通信速度(受信時 / 送信時) 1,576Mbps/131.3Mbps
通信周波数 ドコモ版
FDD LTE:B1/3/19/21/28
TDD LTE:B42
WCDMA:B1/6/19
TDS:-
GSM:不明
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0
防水・防塵 IPX5/8/IP6X

スペックをざっと確認すると、OSはAndroid 9.0(Pie)、CPU(SoC)はQualcomm Snapdragon 855、メモリ(RAM)は6GB、内蔵ストレージ(ROM)は64GBとハイエンド仕様です。

国際版は内蔵ストレージが128GBのため、国内版のみ減らされたのは少し残念です。容量が足りないときはmicroSDXC(最大512GBまで対応)で容量を拡張することも可能。

充電端子はUSB Type-CでUSB PDによる急速充電に対応。ワイヤレス充電(qi)は非対応になりました。バッテリー容量は3,200mAと標準より少し大きめですが、大画面かつ4Kディスプレイのため消費電力も大きく感じました。1日外出して行動するときは、モバイルバッテリーを持って出かけたほうがいいですね。

画面のオフにした状態でも時刻や通知がチェックできる「アンビエント表示(Always On Display)」をオンにしていると、電池消費が激しくなるため注意が必要です。

国内版らしくおサイフケータイ(Felica)や防水・防塵、フルセグにもしっかり対応。最近、プロ仕様のSIMフリーモデル「Xperia 1 Professional Edition(J9150)」が発表されましたが、こちらはおサイフケータイやフルセグに非対応です。

ベンチマークソフトの結果

スペックを数値化するベンチマークソフト「Antutu Benchmark」「Geekbench 4」「3DBench」のスコアを掲載します。

Antutu Benchmarkは古いバージョン(7.X)と新バージョン(8.X)を使用しています。採点基準が変更されて新バージョンのほうが測定結果が大幅に伸びています。

Antutu Benchmark
旧バージョン(7.X)の測定結果
Antutu Benchmark
新バージョン(8.X)の測定結果
Antutu Benchmark ver 7.X Antutu Benchmark ver 8.X
343,931 503,183

GeekBench 4の測定結果
GeekBench 5の測定結果
3DMarkの測定結果
GeekBench 4 GeekBench 5 3DMark
シングル:2,929
マルチ:10,414
シングル:717
マルチ:2,458
OpenGL ES 3.1:5,679
Vulkan:4,666

Xperia 1の特徴、メリットとデメリット

Xperia 1をしばらく使ってみて感じた、メリットやデメリットをまとめるとこんな感じ。

■メリット
  • 縦横比21:9の4K HDR対応ディスプレイ
    • 臨場感あふれる高画質な映像が楽しめる
    • マルチウィンドウでながら作業が捗る
    • クリエイターモードでより綺麗な映像に
  • 基本スペックが高くあらゆる動作が快適
    • Snapdragon 855 + 6GB RAMで高パフォーマンス
    • ゲームエンハンサーで通知をオフにしてゲームに集中できる
  • Dolby Atomos ドルビーアトモス 」に対応し立体感のある音に
    • ハイレゾ音声の再生に対応
    • ダイナミックバイブレーションも使っていて楽しい
  • 超広角・標準・望遠のトリプルレンズカメラを搭載
    • スマホでは初の瞳AFに対応
    • 歪み補正で超広角撮影でも歪みの少ない写真が撮れる
    • 映画のような動画が撮影できる「 Cinema Pro シネマプロ 」に対応
■デメリット
  • 縦に長過ぎて上半分は指が届かない
    • 片手モードを使ったり両手操作で解決
  • 指紋認証の精度が低い
    • 端末の再起動や顔認証との併用で解決
  • バッテリー持ちはあまり良くない
    • アンビエント表示(Always On Display)をオフで改善
  • 他社製品と比べてカメラ画質がイマイチ
    • 撮影時のプレビュー画質が悪い
    • 暗所撮影だとノイズが乗りやすい

縦横比21:9のディスプレイは格別

縦横比21:9のディスプレイは、スマホとタブレットの間を埋める丁度いいサイズだと感じました。

Googleマップで経路を確認したり、ネットで調べ物をしたり、SNSなどの縦スクロールコンテンツとの相性も抜群に良いです。

屋外だとディスプレイが暗く感じますが、ディスプレイの設定をスタンダードモードからクリエーターモードに変更することで最大輝度が上がって見やすくなりました。

21:9の比率は映画のスクリーンとほぼ同じ。対応するコンテンツは黒帯無しで迫力のある映像が楽しめます。

しかし、従来の16:9の比率だと左右に大きな黒帯が出てしまうため、その恩恵をあまり活かせていないのが残念です。

HDR対応の有機ELディスプレイは映像もすごく綺麗に見えます。他社メーカーより色合いを盛りすぎず自然な色合いで、黒が引き締まったディスプレイ品質はトップクラスに良かったです。

ただ、4K解像度が必要なのかはよく分からないです。
肉眼では他の機種と見比べても明らかな違いを感じられなかったので、フルHDもしくはWQHD解像度あたりに抑えても良かったのかもしれません。

音質にも拘っているが、スピーカーの位置が惜しい

最新音響技術「 Dolby Atmos ドルビーアトモス 」に対応し、スマホにしては力強い音を楽しめます。詳細設定からダイナミック、映画、音楽、カスタムの4つのモードから選べます。

強いて言えばスピーカーの位置がサイドフレームではなく、どちらもディスプレイ側に付いていたらなお良かったです。

映像に合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーション」は最初は面白がっていたものの、微妙に映像と合ってないことがあり徐々に使わなくなりました。

サイドセンスは”慣れ”が必要

サイドセンスはベゼル部分を「トントン」とダブルタップして、アプリやショートカットを起動する便利機能。

起動には少しコツがいるようで、慣れるまではうまく起動できないことも多かったです。

片手で行うとバランスを崩して落としそうになるので、使い勝手がいいかと言われたら微妙です。使いにくかったら設定でオフにすることもできます。

サイドセンスを使ってマルチウィンドウを簡単に呼び出せる

マルチウィンドウはサイドセンスから簡単に呼び出す事が可能。

縦長のディスプレイを活かしたマルチウィンドウは想像以上に快適でした。

上にYouTubeを開いても下でSNSを閲覧しても画面の窮屈さを感じず、どちらも十分な情報量が確保できています。

分割表示でキーボードを表示した際に、上半分が狭くならないようにソフトウェアで調整している点もよく考えられています。他のAndroid端末だと上画面が小さくなってしまい使い勝手が悪かったです。

マルチウィンドウは他のAndroid端末でも可能ですが、画面を分割しても使いやすいのはXperia 1の縦長ディスプレイの特徴と言えるでしょう。

基本スペックが高く、あらゆる動作が快適

基本スペックはハイエンド仕様のため、重たいアプリを複数起動してもカクつきや発熱が気にならないのが驚きました。

試しにPUBGモバイルをプレイしてみたところ、従来機種よりも広い画面で見渡せる範囲が広くプレイが非常にやりやすかったです。長時間プレイすると発熱はそれなりにありました。(ほんのり温かい程度)

ゲーム専用モード「ゲームエンハンサー」で通知をオフにしてゲームに集中できる点も、ゲーマーからすると嬉しい機能ではないでしょうか。

指紋認証の使い勝手が悪い

Xperiaの指紋認証センサーは電源ボタンと一体型だったのが、Xperia 1ではAppleの特許の関係から分離されてしまいました。

個人的には背面に配置するか、Samsung、HUAWEI、OPPOのようにディスプレイ内蔵式に変更して欲しかったです。

指紋認証センサーの不具合なのか、あるとき突然悪化して頻繁に失敗するようになっています。同じ指を何本か登録したり、再起動すると使えるようになりますが不便なので解消してほしいです。

認証速度は他社と比べると少し遅く感じますが、十分許容範囲内だと思います。

指紋認証以外にも「Smart Lock」から認証済みの顔(Face Unlock)を使うことも出来ます。うまく認証できないときは併用すると多少ストレスは軽減されます。

Xperia 1のカメラ性能と使い勝手をチェック

Xperia 1のカメラは標準・望遠・超広角のトリプルカメラを搭載。撮影シーンに応じてカメラを使い分けるのは、近年のモバイル業界のトレンドに追従してきました。

流行りのシーン認識にも対応しており、撮影する被写体によって最適な明るさや色合いに自動で補正してくれます。対応するシーンは以下の13種類。

対応するシーン認識
  • 料理
  • 逆光
  • 夜景&人物
  • 逆光&人物
  • 低照度
  • 夜景
  • ソフトスナップ
  • 赤ちゃん
  • ドキュメント
  • 風景
  • スポットライト
  • マクロ
  • オート

実際にいくつか作例を撮影してきたので掲載してみます。設定は全てオートで撮影しており、ブログ掲載用にリサイズのみ行っています。

元画像はGoogleフォトにアップしています。

風景・自然

十分な明るさが取れる日中の撮影では、色合いも自然で美しい写真が撮れています。晴天でも曇り空でもホワイトバランスがおかしくならず、見たままの風景をそのまま映し出せています。

近年のスマホカメラではSNS映えを意識して色合いを強調する傾向がありますが、Xperia 1は良くも悪くも自然な色味を再現しています。

望遠レンズで遠くのものを大きく写す

等倍表示
光学2倍ズーム
等倍表示
光学2倍ズーム

望遠レンズを使うと画質の劣化が少なく最大2倍までズームが可能。デジタルズームと併用すると最大10倍までズームができますが、画質は荒くなってしまいます。

今年はズーム性能がすごいHUAWEI P30 ProHUAWEI P30を使っていたため、ズーム性能はもう少し頑張ってほしかったです。

超広角カメラを使った例

標準カメラ
超広角カメラ
標準カメラ
超広角カメラ

超広角カメラを使うと、同じ立ち位置で撮影しても写せる範囲が広くてダイナミックな写真に仕上がります。旅行中に風景やビル群を撮影するのに重宝しました。室内の全体図などを写すにも便利。

初期設定の状態だと歪みが目立つので、設定の「カメラ設定」→「レンズ補正」から歪み補正優先をオンにすると歪みが少なくなります。

歪み補正オフ
歪み補正オン

歪み補正のオン・オフを比較すると違いは一目瞭然。歪み補正をオンにすると画角は多少狭くなるものの、歪みが抑えられて自然な写りになっています。

食べ物

食べ物のシーンでは明るい場所なら美味しそうに撮れています。

昔のXperiaだと色温度が低くメシマズカメラだと言われていましたが、最近のXperiaは食べ物の写真はかなり改善されているようです。

近くで撮影しようとすると、高確率で被写体の奥にピントが合ってしまうのも改善して欲しい点です。被写体にタッチしてピントを合わせる必要があります。

飯テロに必要なポートレートモードは、iPhoneと同様にある程度距離がないと使えず「被写体から離れてください」と表示されます。

色合いも自然で美味しそうに撮れるものの、遠くから撮らないとうまくボケないのは惜しいところです。

夜景・暗所撮影

暗所撮影では他社のハイエンドと比べて一歩及ばずといったところ。暗い部分を必要以上に明るく補正してしまい、看板などが白飛びしてしまいます。

従来機種と比べると暗所でのノイズが軽減しており、照明がある場所であれば他社に負けず劣らず綺麗に撮れてます。

カメラの撮影スピードが遅い、プレビュー画質が粗い

標準カメラを使っていて気になったのは、撮影スピードの遅さとプレビュー画質の粗さ。シャッターを切ってから次の撮影に移るまでに1~2秒前後掛かるため、連続でシャッターを切るときは待たされます。

また、画面に表示されたプレビュー画質が荒く、ピントが合っているのか都度ギャラリーを開いて確認しないといけないのは不便です。

以前は撮影した写真が緑の画像になる不具合がありましたが、ソフトウェアアップデートで改善されました。

カメラの画質に関しては概ね満足しているものの、標準カメラアプリの使い勝手をアップデートで改善して欲しいです。

動画は手ぶれ補正が弱い

動画クリエイター向けの「Cinema Pro」を使うと、ISO感度、ホワイトバランス、シャッタースピード、フォーカスなど設定をマニュアルで調整できます。(頑張れば)本格的な動画も作成できそうです。


実際に撮影してみた映像がこちら。動画の手振れ補正機能が弱く、スマホ用ジンバルなどを使用しないと酔いそうな映像になりました。

Cinema Proをちゃんと使いこなすには、ある程度知識や周辺機器を揃えて撮影したほうが良さそうです。

まとめ

Xperia 1を2ヶ月ほどメイン機として使ってみて、良くも悪くも癖の強いスマホだと思います。

現時点で唯一無二の端末は、ハマる人には超ハマるけど万人に愛される製品ではなかったです。個人的にはその癖が合わず、メインとして使うにはちょっと物足りなさを感じました。

それでも、アスペクト比21:9のディスプレイは想像以上に使いやすく、調べ物をしたり地図を見るときなど便利に活用できました。

Xperia 1は少し大きすぎるため、画面サイズを一回り小さくした「Xperia 5」や「Xperia 8」のほうが取り回しやすいと思います。

1から生まれ変わったXperia 1は、使っていて楽しいワクワクするスマートフォンです。悪いところも多いですが、そんなダメなところも許せるなら買って損はないでしょう。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。