格安SIM（MVNO）速度比較 2019年総まとめ！　年間300回以上測定してきた中のナンバーワンは…

2019年に測定した格安SIM（MVNO）の通信速度をグラフにまとめました。通信速度の安定した会社を探したい、今使っている会社がどれくらい出ているのか目安を知りたい方は参考にしてみてください。

昨年のデータはこちら。

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• ※この記事はグラフをJavascriptで描画しているため、AMPページではグラフが正しく表示されません。通常版ページでご覧ください。

2019年の測定結果を振り返ってみて

2019年は総務省の指導により携帯業界が大きく動いた1年だったと思います。

音声プランでも契約期間の縛りが撤廃されたり、端通信料金とスマートフォンの端末代金を分離したりと料金体系が大きく変化しました。乗り換え特典のキャッシュバックや端末割引の規制が強化されたため、あまり乗り換えるメリットが無くなってしまったのは残念です。

その他にも中古端末のSIMロック解除の条件が緩和されるなど、格安SIMへの利用を促進する動きも見せています。格安SIMの普及も大分進んできたので、私もそろそろ測定の引退時期ですかね…

測定条件

測定条件は以下の通り。毎月測定した結果を全て載せると読みづらいので下り速度のみ掲載しています。もっと詳細の速度を確認したい時は各月の結果をご覧ください。

UQ mobileの計測結果

圧倒的な通信速度の速さが売りの当ブログイチオシのUQ mobile。契約から数年間使っていますが、他社のように混雑時でも速度が落ちにくいのが人気の会社です。

ドコモの計測結果

速度比較用に大手キャリアのドコモ回線も契約中。毎月の料金が高いこともあり、お昼や夜の時間帯でも安定した速度が出ています。

ワイモバイルの計測結果

ワイモバイルも本家ソフトバンク回線と遜色ない安定した速度が出ていました。筆者のメイン回線として活躍しており、10分無料通話がコミコミなのが使いやすくて気に入っています。

IIJmio Dプランの計測結果

IIJmioのDプランは昼の速度があまり出ません。朝と夜は調子がいい時に測定すると10Mbps以上出ることもありますが、大抵は1Mbps程度しか出ないのが残念です。

IIJmio Aプランの計測結果

なぜか12月の朝の測定だけものすごい数値が出ていますが、それ以外は大きな変化はありません。Dプラン同様に他社と比べるとちょっと遅く感じます。

mineo Dプランの計測結果

mineoのDプランでは、昼以外の速度はまずまずの結果が出ています。お昼のランチタイムは正直使い物にならないので他の回線を利用しています…。

mineo Aプランの計測結果

mineo Aプランは、混雑時以外ならUQ mobileと互角を張れるほど速度が出ます。混雑してくると急激に速度が落ちて他社と大して変わりません。

mineo Sプランの計測結果

mineoのSプランは、3キャリアの中で1番マシだと思える回線でした。グラフは大きく上下しているので安定感はないですが、SNSなどを利用するくらいなら普通に使えます。

0SIMの計測結果

0SIMは全SIMの中でも最低クラスなのは相変わらず。この回線はメインで使うものではなく、LINEやSMS利用専用など用途を割り切って使うものだと思うので問題ないでしょう。

nuroモバイル Dプランの計測結果

nuroモバイル Dプランも、朝以外は0SIMとそこまで体感の差はないです。測定するタイミングによって数値がコロコロ変わるので使いにくく感じます。

nuroモバイル Sプランの計測結果

nuroモバイル Sプランは、Dプランよりも下りの速度が良くなっているものの、pingの値が悪くてレスポンスが悪く感じます。また、直近3日間制限の制限値が明確ではないので、いつ制限にかかるか気にしながら使うことになります。

b-mobile S 190PadSIMの計測結果

b-mobileはここ1年使っていて意外と良かった回線でした。お昼の混雑時でも比較的安定していて、段階制で料金が変動するプランもサブ機として使うのに丁度いいです。

OCNモバイルONEの計測結果

OCNモバイルONEは速度があまり出ないイメージでしたが、後半にかけて少しずつ良くなっている印象です。新コースはまだユーザーが少なくて快適とのことですが、また数ヶ月後には落ちてそうなイメージ…。

NifMoの計測結果

最近すっかり話題に上がらなくなったNifMo。Twitter担当の「ニフ姉さん」が退職になってしまったため、最低限のお知らせを発信するアカウントになって目立たなくなりました。速度もあまりパッとしない感じです。

LinksMateの計測結果

ゲーム用途に特化した面白いコンセプトのLinksmate。ドコモ回線の中ではトップクラスに速い会社で、12月に料金プランを100MB～1TBの33種類から選べるようにして話題になりました。ゲーマーのみならず速度重視の人にもオススメです。

LINEモバイル Dプランの計測結果

LINEモバイルのDプランは、去年に続いて速度が伸び悩んでいます。特に昼の混雑時が相当遅くなってしまうのでストレスが溜まります。SNS利用が中心の方には、データフリーで通信量を節約できるので人気があります。

LINEモバイル Aプランの計測結果

LINEモバイルのAプランは今年の5月に契約しました。契約直後は利用者が少ないので速かったものの、3ヶ月目からDプランと大差なくなりました。

LINEモバイル Sプランの計測結果

LINEモバイルSプランもAプランと同じような感じです。他社と比べてもかなり遅い部類に入ります。4月を境にお昼の速度が上がらなくなりました。

イオンモバイル タイプ1の計測結果

イオンモバイルは4月末で解約しています。2年ほど使っていて大きな変化がない会社だったので、2回線まとめて解約しました。
全国のイオンで契約やサポートが受けられるのは初心者に人気なんだそう。

イオンモバイル タイプ2の計測結果

こちらも先ほど言ったとおり4月で解約しています。わざわざ2回線契約していたのに、今年はタイプ1も2も大きな差はなかったです。

ロケットモバイルの計測結果

去年「そろそろ解約する」と言って1年が経過してしまいました。IIJ系と同じく朝は速くて、昼と夜が遅くなってしまいます。業界最安値の神プランは用途を絞れば使いみちがありそう。

エキサイトモバイルの計測結果

段階定額プランのエキサイトモバイルは、お昼の速度に大きくばらつきが出ています。夜は辛うじて1Mbpsは出ていますが、数値よりも遅く感じてしまいます。

楽天モバイルの計測結果

楽天モバイルは数値上ではそこそこ出ているように見えますが、実際の体感速度はかなり遅いです。混雑時に動画視聴やファイルのアップはいつまで経っても終わりません…。

BIGLOBEモバイル Dプランの計測結果

BIGLOBEモバイル Dプランは朝と夜の速度が速く、お昼のランチタムだけ速度がガクッと落ちています。夜の時間は速度にばらつきが出ています。

BIGLOBEモバイル Aプランの計測結果

BIGLOBEモバイルのAプランは、Dプランよりも通信速度がわずかに安定しています。朝の速度は下り100Mbps近く出ていますが、昼の時間帯にかけて徐々に下がっていきます。

過去の測定結果

これだけ多く契約していますが、実際にメインで使っているのはサブブランドが中心でその他は測定のために維持していると言っても過言じゃありません。

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過去の記事はこちらにまとめています。