どっちがお得?ソフトバンク回線の格安SIM「ワイモバイル」と「LINEMO」の料金プランを比較してみた
- ライター:鹿
2021年3月17日(水)にソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO
」がスタートしました。
月額2,728円で月間20GBまで高速データ通信が使えて、LINEのギガノーカウント+LINEのクリエイターズスタンプが使い放題の特典が付いてくるプランです。
筆者もワイモバイルから番号移行で申し込み、到着を楽しみに待っています。
ワイモバイルについても2021年2月に料金プランを改定し、月額2,178円から使える「シンプルS/M/L」を提供しています。Yahoo!プレミアム特典や家族割などLINEMOにはない魅力もあります。
料金プランの見直しを考えている人は、ワイモバイルとLINEMOで迷っている方も多いのではないでしょうか。両者の特徴からどんな人にオススメか比べてみました。選ぶときの参考になれば嬉しいです。
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ワイモバイルとLINEMOの料金プランを比較。どんな人におすすめ?
まずはワイモバイルとLINEMOの月額料金とデータ容量を比較してみました。
ワイモバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
シンプルS | シンプルM | シンプルL | スマホプラン | |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 | 2,728円 |
高速データ通信量 | 3GB (1年間は+1GB) |
15GB (1年間は+3GB) |
25GB (1年間は+3GB) |
20GB |
低速通信時の速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
データ残量の繰越 | なし | なし | ||
データ残量のシェア | 月額1,078円 | 月額539円 | 月額0円 | なし |
対応通信方式 | 4G/5G | 4G/5G | ||
おうち割光セットまたは家族割引サービス | 1回線につき-1,118円引き※1 | なし | ||
特典 | Yahoo!プレミアム会員特典 | LINEのデータ消費がゼロ LINEクリエイターズスタンプが使い放題 |
||
申し込み方法 | 店舗・電話・オンライン | オンライン |
- ※価格は全て税込表示
- ※1:家族割引サービスは2回線目以降に適用されます。
ワイモバイルの特徴:データ容量が3種類から選べる
ワイモバイルのシンプルプランはデータ容量別にS/M/Lの3種類から選べます。
シンプルSは月間3GB(1年間は+1GB)で月額2,178円。容量超過後は最大300Kbpsで通信できます。自宅にWi-Fi環境がある方など、データ容量を少なくして節約したい人にオススメです。
シンプルMは月間15GB(1年間は+3GB)で月額3,278円。シンプルLは月間25GB(1年間は+3GB)で月額4,158円となっています。シンプルMとLは容量超過後でも最大1Mbpsで通信できます。
家族割引サービスや光回線とのセット割が強力で、1回線につき税込1,118円もの割引が受けられます。家族で複数回線を利用する方はワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルの申し込みは、全国にある店舗や電話、
LINEMOの特徴:月間20GBのデータ容量のみ。申し込みやサポートはオンラインで完結
LINEMOの料金プランは月間20GBのプランのみ。データ容量に対して価格が安いことが特徴です。
ワイモバイルの「シンプルM」と「シンプルL」プランの中間とも言える容量で、価格はシンプルMより安くなっています。
名前に「LINE」とあるように、LINEサービスとの連携に特化しています。LINEアプリからLINEMOの申し込みやサポートを行ったり、LINEのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が使えます。
LINEMOは料金を安くするため、申し込みやサポートをオンライン上で完結しています。何かトラブルがあったときは専用チャットに問い合わせる必要があります。
支払い方法がクレジットカードに限定していたり、キャリアメールが使えないなど、従来プランと比較すると不便な点もあるため注意が必要です。
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通話定額オプションの比較
ワイモバイル | LINEMO | |
---|---|---|
5分通話定額 | – | 通話準定額(5分) 月額550円→月額0円(1年間)※1 |
10分通話定額 | だれとでも定額 月額770円 |
– |
時間無制限 | スーパーだれとでも定額(S) 月額1,870円 |
通話定額(時間無制限) 月額1,650円→月額1,100円(1年間)※1 |
- ※価格は全て税込表示
- ※1:通話オプション割引キャンペーン適用時の価格。
ワイモバイルは10分通話定額の「だれとでも定額(月額770円)」と、時間無制限の「スーパーだれとでも定額(S)(月額1,870円)」から選べます。
一方でLINEMOでは、5分通話定額の「通話準定額(5分)(月額550円)」と、時間無制限の「通話定額(時間無制限)(月額1,650円)」の2種類です。
LINEMOは、契約から1年間通話定額オプションを550円引きする「通話オプション割引キャンペーン」を行っているため、初年度は5分通話定額が無料で使えます。
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契約者特典の比較
ワイモバイル:Yahoo!プレミアム会員特典が無料で使える
ワイモバイルユーザーは、通常だと月額508円掛かる「
Yahoo!プレミアム会員になると、雑誌・マンガが読み放題になったり、Yahooショッピングなどのネットショッピングのポイント還元率が大幅にアップします。
そのほか、バーコード決済のPayPayを利用するとキャンペーンのポイント還元率がアップしたり、携帯料金と合算してチャージできたりと、ワイモバイルユーザーならメリットがたくさんあります。
LINEMO:LINEの通信量ノーカウント+LINEのクリエイターズスタンプが無料で使い放題
LINEMOは「LINE」との連携に優れており、LINEアプリからLINEMOの申し込みやサポートを行ったり、LINEのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が使えます。
さらに、2021年夏からLINEのクリエイターズスタンプが無料で使い放題の特典が付いてきます。提供開始までは月額相当分のLINEポイント(240ポイント)を還元しています。
ワイモバイルからLINEMOに変更すると使えなくなるサービス
ワイモバイルと比較するとLINEMOの料金は安いです。しかし、ワイモバイルにあったこれらのサービスが受けられなくなる点は注意が必要です。
- ■ワイモバイルにあってLINEMOにないもの
-
- 店舗による申し込み・サポート
- 口座振替払い
- 10分かけ放題のオプション
- キャリアメール
- データ通信専用SIMと容量のシェア
- 留守番電話
- 家族割引
- 光セット割
- 学割
Yahoo!プレミアム会員特典(月額508円)が無料- Enjoyパック(月額550円)加入でポイント還元率がアップ
- PayPayのワイモバイルユーザー特典
- ソフトバンクWi-Fiスポット
ワイモバイルなら、店舗での申し込みやサポートが受けられるだけではなく、Yahoo!プレミアム会員特典やEnjoyパックの利用で大幅なポイント還元が付いてきます。
普段からYahooやPayPayのサービスを利用している場合、この還元がかなり大きなメリットになっています。もしこれらのサービスを利用していない人ならLINEMOでも問題ないと思います。
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