Webデザインやガジェット、格安SIMの情報ブログ

ノートPCのディスプレイを後付けでタッチパネル対応にする「Neonode AirBar 15.6インチ用」レビュー

液晶ディスプレイを後付けでタッチパネルのように操作できるUSBデバイス「Neonode AirBar 15.6インチ用」を代理店のテックウインド株式会社より提供いただきました。外観や使い勝手についてレビューしていきます。

※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。

スポンサーリンク

Neonode AirBarのスペック

AirBarはノートPCのモニターを後付けでタッチパネル対応にする製品。USB接続したセンサーを使い、タッチした位置を取得して画面に適用しているようです。

製品仕様やスペックは下記の通りです。

商品名 AirBar(エアバー)
型番
  • AIRBAR133(13.3インチ)
  • AIRBAR140(14.0インチ)
  • AIRBAR156(15.6インチ)
対応PC 13.3インチ ~ 15.6インチ 16:9 ディスプレイ搭載のノートパソコン

  • ※本体設置のため、ディスプレイの下端から22mmの高さが必要になります。
接続端子 USB Type-A
電源方式 USBバスパワー
対応OS Windows 10
本体色 マットブラック
本体重量
  • 約50g(13.3インチ)
  • 約55g(14.0インチ)
  • 約55g(15.6インチ)
本体サイズ(ケーブル除く)
  • 約325.0mm(幅) × 17mm(奥行き) × 5mm(高さ) (13.3インチ)
  • 約339.0mm(幅) × 17mm(奥行き) × 5mm(高さ) (14.0インチ)
  • 約373.0mm(幅) × 17mm(奥行き) × 5mm(高さ) (15.6インチ)
USBケーブルの長さ
  • 約252.0mm (コネクタを除く)(13.3インチ)
  • 約252.0mm (コネクタを除く)(14.0インチ)
  • 約245.0mm (コネクタを除く)(15.6インチ)
付属品 日本語セットアップガイド、クリーニングクロス、予備マグネット、本体収納ケース

Neonode AirBarの外観・デザイン

パッケージは製品がチラ見せするシンプルなデザイン。ラインナップは13.3インチ、14.0インチ、15.6インチの3種類があり、今回は15.6インチ用をご提供いただきました。

付属品はAirBar本体のほか、日本語セットアップガイド、クリーニングクロス、予備マグネット、本体収納ケースが入っていました。

本体サイズは約373.0mm×17mm×5mm、重量は約55gと想像よりも小型軽量で携帯性に優れています。右側にUSB-A端子が伸びていて、背面にはPC本体に貼り付けるマグネットが付いています。

表面はサラサラとしたマット素材。左側には「AIRBAR」のロゴ、右側に対応サイズが印字されています。

Neonode AirBarを使ってみた

今回は試しに17.3インチのLG Gramを使って試してみました。メーカー非推奨のサイズに取り付けるとどうなるか実験です。

AirBarをノートPCのベゼル部分に設置し、USBポートにケーブルを接続するだけで自動的に認識されます。面倒な設定などは必要ありません。

[video width=

AirBar本体にある白いラインをディスプレイの端に合わせます。17.3インチなのでもちろんサイズが合っていません。

試しに画面を触ってみると…ちゃんと反応してくれました! 後付けしたとは思えないほどタッチ感度も良好で、サクサク、スムーズに反応してくれます。

タッチ前提ではないモニターなので指の滑りはイマイチですが、ちょっとタッチで操作したいときは充分使えるクオリティだと感じました。

しかし、画面サイズに合わない製品を使った影響で不具合が発生しました。ペイントを使って指で文字を書こうとすると、タッチしている場所とズレています。

画面サイズに合わせて座標を変更しているようなので、みなさんは購入時に間違えないようお気をつけください。

気を取り直して、以前レビューした15.6インチ798gの薄型軽量モバイルモニター「GeChic On-Lap 1503H」に設置してみました。こちらは画面サイズにピッタリです。

モバイルモニターはノングレアタイプなので、指すべりもよく使い勝手も良好です。

位置ずれもなく手書きで文字を書く程度なら問題なく行えます。ただ細かいタッチ検出までは行えず、大雑把な判定になるためイラストなどを描くのは難しく感じました。

2本指で操作すると指が死角になったり、ピンポイントで小さなアイコンをタップするとうまく反応しません。細かい作業をする場合はペンタブのほうが使い勝手は良いと思います。

このあたりは指の太さや操作方法によっても異なるので、今後発売されるモデルで改善されたら嬉しいです。

まとめ

ノートPCのディスプレイを後付けでタッチパネル対応にする「Neonode AirBar 15.6インチ用」をレビューしました。

USBポートに接続するだけですぐに使える手軽さが魅力でした。タッチパネルの精度はそこそこですが、ネットサーフィンをしたり、地図の拡大・縮小などについては問題なく行えます。

画面サイズに対応した専用のサイズを選ばないと正しく動作しないため、今後ノートPCを買い替えるときは注意が必要です。サイズが合わないときは私のようにモバイルモニターで使うのもアリだと思います。

価格は1万円オーバーと結構高めに感じますが、タッチパネル対応のPCに買い換えるよりは安く済みます。ノートPCでタッチ操作が欲しい人には検討する価値のある製品です。

コメントを残す

writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。