那覇市内のホテルが1名最大5,000円引きになる「令和4年度 那覇とまーるクーポン（宿泊限定版）」を使って、「ホテルナハ港」という昭和レトロなホテルに宿泊してきました。

数あるホテルの中でも特典が一番豪華であったこと、梅雨なので歩いて行ける範囲の場所が決め手でした。ホテル自体は古めで高級感はありませんが、ちゃんと清掃も行われていてぐっすり眠ることができました。

• ※那覇とまーるクーポンの新規ID取得は終了しているため、残念ながら同じ価格で宿泊することはできませんが、自分への記録用に記事に残しておきます。

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ホテルナハ港のアクセス

ホテルナハ港は、沖縄都市モノレール（ゆいレール）旭橋駅、那覇バスターミナルから徒歩7分の場所にあるホテル。

那覇ふ頭ターミナルまで徒歩2分と近く、コンビニもホテルから1分の場所にあります。波の上ビーチや奥武山公園まで徒歩圏内で、国際通りや那覇空港までは若干遠いです。

車で来る場合は近隣有料駐車場やコインパーキングを利用します（1台800円）。団体利用の場合は送迎無料サービスが利用できます。

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ホテルの外観・フロント

ホテル外観は昭和の雰囲気たっぷりの印象です。早速入っていきましょう。

玄関から入るとロビーの向かい側にフロントがあり、笑顔で挨拶していただきました。身分証明書を提示してホテルにチェックインします。

今回の宿泊費は、那覇とまーるクーポンを利用して税込550円。宿泊費の精算は現金のみなのでご注意ください。

ホテルのスタッフさんから館内の説明を聞き、お部屋の鍵を受け取ります。

最近はカードキーのシステムが多いですが、ここでは懐かしい棒状のキーホルダーが付いたタイプ。

鍵と一緒に館内のルールやWi-Fiのパスワードが記載された紙をもらいました。ホテルのチェックインは15時～24時まで、チェックアウトは翌朝10時まで。

浴衣やドライヤーは、必要な人だけフロントに声をかけて借りるシステムでした。

フロントの横には朝食会場があります。コロナの影響で今は食堂は閉めているんだとか。

エレベーターに乗って部屋に向かいます。ボタンを押す前にアルコールで手指を消毒しておきましょう。定員は4名に制限されているようです。

エレベーター内には管内情報が張り紙されていました。

那覇とまーるクーポンの特典

今回は那覇とまーるクーポンを利用して宿泊したので、下記4つの特典を受けられます。

チェックイン時にウェルカムドリンクのサービス。さんぴん茶や緑茶から選べて、オリオンビールの350ml缶も付いてきます。

夕食は迷った結果、ピパーチキッチン2,000円分の食事券を選びました。よく見ると有効期限が7月末まで使えるので、晴れた日に後日食べに行こうと思います。

朝食は朝6時～9時まで（最終8時45分）です。朝食はコロナの影響でお弁当の配布のみとなります。チェックイン時に受け取り時間を予約して朝食会場まで取りに行きます。

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シングルルームのお部屋

エレベーターから出ると学生寮のような廊下が現れます。

部屋の鍵を差し込んでドアノブを回すと開きます。鍵を回しながらドアノブを回す必要があり、片手で開けられないのが若干不便でした。

ドアにはチェーンロックが掛けられるほか、横に照明のリモコンとスイッチがありました。

今回は1人で泊まるのでシングルルームに。一般的なビジネスホテルより廊下があるだけ広く感じます。

ベッドの寝心地・使い勝手

ベッドはシングルタイプで可もなく不可もなく。スプリング式のマットレスのため、寝返りを打つと少し上下に揺れるのが気になるかもしれません。

お部屋の空きコンセントはベッドサイドの1箇所のみ。他のコンセントは冷蔵庫やテレビで使用されていました。

スマホやパソコンなど複数デバイスを充電したり、ドライヤーを使用するときは困ることがあるかもしれません。

ベッドの真上にはエアコンを完備。夏場はガンガンに冷房を効かせて眠れますね。

館内の無料Wi-Fi接続も試してみたところ、下り51Mbps、上り16.8mbpsと意外と速かったです。部屋の場所によっては電波が弱くなることがありましたが、動画視聴なども十分満足に行えました。

冷蔵庫とテレビ・テーブルを完備

ベッドの横にはテレビと冷蔵庫、パイプ椅子が置かれています。

冷蔵庫は小さめの冷凍室もあるので、アイスを買って冷やしておけます。

窓の手前にちょっとしたテーブルがあり、ここでPC作業をしたり食事が行なえます。デスクライトはテーブルに埋め込まれており、場所を移動させることはできません。

テーブルの下は照明のデスクライトのスイッチ、アラームなどが付いています。ホテルの内線を使ってフロントに繋いだり、各部屋で通話が行なえます。

余談ですが、テーブル下にあったタウンページが2008年で時代が止まっていました。ホテルの内装同様に年季が入っています。

窓からは那覇ふ頭ターミナルが見えます。眺望に期待してはいけません。

ハンガーラックで服を掛けておける

ベッドの足元にはハンガーラックや靴べらなど。足元に使い捨てスリッパも用意されています。

お風呂場・トイレ

お風呂はユニットバス形式。トイレとお風呂どちらも若干狭めですが、普段から安いホテルなので妥協できるレベルです。

アメニティは歯ブラシ、使い捨てのシャンプーと固形石鹸、うがい用のコップが置かれていました。トイレの横にはフェイスタオルとバスタオルもあります。

蛇口は洗面台とシャワーが兼用で、お湯と水をそれぞれ出して湯加減を調整します。

シャワーのお湯は熱くなるまで時間が掛かるため、お湯をしばらく出しっぱなしにしておく必要があります。一度調整したら温度や水流もちょうど良くなりました。

ちなみに、2階には団体で入れるシャワー室もありました。団体の合宿や社員研修とかで使われるのでしょうか。

コインランドリー

2階にはコイン式の洗濯機（1回200円）と乾燥機（10分100円）もありました。洗剤はフロントで購入（1回20円）する必要があります。

まとめ

夜はぐっすり眠って、朝食のお弁当を食べてチェックアウト。宿泊する前はそこまで期待していなかったものの、館内は古くてもキレイに清掃されていて快適に過ごせました。

今回は那覇とまーるクーポンを使ってワンコインで宿泊できましたが、普段は5,500円のプランとして提供しているようです。（ホントかな？）

ゆいレールの駅から若干遠く、国際通りや空港にアクセスするのに時間が掛かるので観光で来ると不便かもしれません。カプセルホテルやネカフェ宿泊は嫌だけど、宿代を節約したい人にはオススメできます。