#八王子変態端末オフ5 イベントレポート。MVNO沼にハマったきっかけについて登壇してきました
2017年10月21日(土)に開催された八王子変態端末オフ5に参加・登壇をしてきました。今回は初めての八王子で勢いのまま登壇まで行ってきたので軽くイベントレポートとしてまとめておきます。
「八王子変態端末オフって何ぞや」という方はTwiplaやTogetterまとめをご覧ください。
http://twipla.jp/events/260237
https://togetter.com/li/1163720
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八王子変態端末オフとは
「八王子変態端末オフ」とは、毎年秋のシーズンに開催する大規模ガジェット系イベントのこと。場所は数々の変態端末を生み出してきた「株式会社エイビット本社屋内ホール」で開催されています。
会場は満席で私が会場に来たときには開始の挨拶が終わった段階でした。登壇者なのに場所に迷い遅刻してしまったのはホント申し訳なかった…。
ホワイトボードには本日の掟としていくつかのルールが記載されています。
- ローミングしていない技適なしスマホ・アブは電源を入れないでね!
- 喫煙所はありません。(外でも近所では避けてください)
- 写真を取る時はひと声かけましょう
- 1人でWi-Fi(無線LAN)をいくつも立てないで下さい(1人1APまで)
- コスプレは止めませんが、そのまま外へ出ないこと(着替え場所はないです)
YouTubeのライブ動画配信も行われております。参加出来なかった方はこちらをどうぞ。一部エックスモバイルの登壇が通信不具合により切れてしまっています。
初めてイベントで登壇してみて
以前の秋葉原変態端末オフは参加したものの、登壇がメインの八王子変態端末オフの方は初参加でした。しかもその場の勢いのまま登壇までやると宣言したからには、しっかり構成を考えてスライドを作ろうと考えてました。
当初予定していた黒ぽん氏の予定が急遽キャンセルになりトップバッターとして参加。会場に到着して15分程度ですぐに自分の番が来たので内心すごく焦ってました。
登壇に使用したスライドは以下に置いています。
終始グダグダな感じでしたが、ウケを狙ったところでちゃんと笑ってもらえて登壇した甲斐がありました。予定時間ぴったり30分で収まったのも偶然でしたね。
登壇した後に山根さんからSIMカードを管理しやすいようにとSIMホルダーを頂きました。SIMピンを収納できるスペースなどもあり実用的な商品ですね。
エックスモバイルの木野社長と和解
エックスモバイル社長による「格安ケータイ会社をつくるとこうなるんだ.com」では、「1年間この時を待っていた」という発言から始まりました。
自社の製品「スゴイ電話」をがっちりマンデーに取材された時の映像を放送し、どうやってもしもシークスという格安ケータイ会社を立ち上げたのか、壮大なストーリーを淡々と話していきます。
エックスモバイルは2013年10月10日に設立した会社で、これまで約20億円の資金を調達してきた凄い会社です。
これから起こる10のこととして10項目が並びましたが、1番目の項目で「死にかける」から始まっており、思わず笑いがこみ上げてきました。
Twitterでブロック→解除され相互フォローに
実を言うと昔はエックスモバイルについていい印象が無かったので、Twitterなどでネガティブな発言をしたことがあり木野社長にブロックされた過去がありました。
当初発言した内容については間違えているとは思っていませんが、口汚い発言で木野社長に不愉快な思いをさせたことは事実です。ネットで顔が見えないとはいえ発言について謝罪し、お互い仲良くしていきましょうと和解しました。
もしもシークスの木野社長と和解しました #八王子変態端末オフ5 pic.twitter.com/6pWhcrN7d2
— とくめい🦌 (@tokumewi) October 21, 2017
矢崎さんによるiPhone XとAXON Mの発表会ネタ
Engadget編集長の矢崎さん(ACCN)による登壇では、iPhone Xの発表会の参加レポートと裏話、AXON Mを触ってきた感想などを紹介していました。一部オフレコの内容が多く、話したいけど話せないネタなどを聞くことが出来て参加してよかったと思います。
なぜか矢崎さんの部屋に山根さんもいるのが印象的でした。
Apple共同設立者の一人であるスティーブ・ウォズニアック氏とのツーショットなど、他にもすげー豪華なゲストと一緒に写真を撮っていたり、内部の写真など普段では見れない貴重な写真を多数紹介していました。
端末研究科 山根博士の「記事に書けない変態端末」
山根博士の登壇では記事に書けない変態端末のネタをご紹介。
日本でもドコモから発売される「AXON M」の発表会の話をしてくれました。変態端末としても人気の高い「MEDIAS W(通称屏風)」の後継とも言われるモデルで、2画面の折りたたみ式スマホです。
基本性能はMEDIAS Wと比べて格段にアップしており、Android 7.0以降の標準機能としてマルチウィンドウをサポートしているのでより高度なマルチタスクが行えるようになりました。
HUAWEI Mate10の実機に触れた!
発表会のときにミュンヘンで行われたHUAWEI Mate10の発表会にも参加しており、なんとMate10の実機まで手元にあるそうな。今回は特別に実機を見せてもらいました。
ZTEの社長さんとお会いしたときも「AXON Mどうだった?」と聞かれる始末…w
こちらがMate10の実機。まず見て思うのが圧倒的なベゼルの細さ。これまでのHUAWEI製品以上にベゼルが細くなっており、縦長のディスプレイは片手でも持ちやすい形状です。
側面から背面にかけえて緩やかなカーブを描いており、小さめの手でもしっくりと馴染みます。サイドから背面まで金一色でギラギラとしているので、ちょっと好みが分かれそうな派手さです。
個人的にはiPhone 7以降同様にイヤホンジャックが廃止された点が残念でした。
抽選会では豪華景品も
抽選会では様々な方から豪華な景品から懐かしい商品まで多数登場しており、エイビットさんからはUSBドングルやホムテル3Gなどが提供されていました。
私はロジクールのゲーミングマウスが当選しました。やったぜ。
この他にもLISMOのグッズや日本Vodafone(現在はドコモのMVNOや車載向けで活動しているんだとか)のナップザックなど、どこから手に入れた不明な商品ばかりで盛り上がっていました。
恒例の端末撮影会
毎回恒例となっている端末撮影会では、みんなで持ってきた変態端末を騎乗に並べて端末を撮影する一大イベント。
突如現れたデコレーションされたBlackBerry。いつ見てもインパクトがすごい。
主催者の河童丸氏が持っている7インチWindows PC「GPD Pocket」にDDI Pocketのシールが貼られているセンスに脱帽。
最強と名高い「タフパッド FZ-E1(通称鈍器)」も登場。重くて分厚くてゴツく、現代のスマートフォンに対するアンチテーゼとも取れる変態端末に相応しい製品でした。
エックスモバイルの紹介でも登場したホムテル3Gが既に複数設置されており、「イエデンワコールセンター」が開設されていました。今回当選した方の台数も合わせると10台以上集まった計算です。
その他にもINFOBARの変形ロボ「au×TRANSFORMERS PROJECT」も登場。クラウドファンディンサービス「Makuake」上で募集された製品がまさかここで見られるとは…。
そろそろ端末並べる背景にブルーシートを敷いて警察の押収品っぽくしたらインスタ映えも狙えるかもしれません(?)
最高に面白くてぶっ飛んだオフ会でした
以前の秋葉原変態端末オフもみんなで端末をつまみにお酒を飲むのも楽しかったですが、登壇メインで話をじっくりできる八王子変態端末オフも非常にためになる(?)話を沢山聞けて遠くから参加した甲斐がありました。
主催者の河童丸氏もこの大規模な人数をまとめるのは大変だったと思いますが、皆さんで協力して無事何事もなく終了したのは良かったです。また次回参加できそうであれば積極的に参加したいです。
参加者それぞれの端末に対する愛を感じました。似たり寄ったりになりつつあるスマホ市場の中で、これだけぶっ飛んだ製品を見られるイベントはそうそうないでしょう。
参加した皆様、主催者や登壇者の皆様、そして会場を貸してくれたABIT様ありがとうございました。