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DJI Mavic Mini レビュー!トイドローンの限界を追求した飛行の安定性と画質に満足

Twitterなどでは報告していましたが、DJIから発売されたトイドローン「Mavic Mini」を中古で購入しました。(そろそろ後継機のDJI mini2が出ると言われているのに…)

発売から1年経過しているので、しっかりとしたレビューはしません。ジンバル付きのトイドローンを飛ばしてみた感想を簡単に紹介します。

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なぜMavic Miniを選んだのか

なぜMavic Miniを選んだのか。その理由は簡単で、Mavic Air2やProなどと比べて圧倒的に小型軽量で飛ばせる場所が増えるから。

Mavic Air2とのサイズ比較(右がMavic Mini)

Mavic Miniはわずか199gの軽量ボディで、200g以上のドローン(無人航空機)で適用される人口集中地区(DID)での飛行や高度150m以上の飛行などが規制対象外となります。

安全飛行フライトマップで飛ばせるエリアの確認

と言いつつも空港周辺や街中では許可なく飛ばすことはできず、それ以外の場所でも土地の所有者・管理者に問い合わせて許可を取る必要があります。トイドローンだからと言ってどこでも飛ばしていい訳ではありません。

私の住んでいる那覇市周辺はもちろん、南部はほぼ全滅で中北部でも公園や基地周辺、商業施設周辺など人の集まる場所は基本的に飛ばしてはいけません。

オプション品が揃った「フライモアコンボ」を中古で購入

バッテリー1つでは心許ないので、プロペラガードやオプション品が揃った「フライモアコンボ」をフリマアプリのラクマで購入しました。中古品でも傷一つない美品で、サードパーティ製のオプション品もおまけで付いて41,515円は破格でした!(通常価格は59,400円)

届いたセットはMavic Mini本体、プロポ(コントローラー)、バッテリー3つと充電ケース、予備のプロペラとプロペラガード、ドライバー、接続用の各種ケーブル、32GBのmicroSDなどなど。届いた瞬間からすぐに使い始められるセットになっていました。

専用のケースにMavic Mini本体、コントローラー、バッテリーと充電ケースがぴったり入ります。このケースが結構ゴツくて重いので、私は他のケースで代用しました。

↑これとか丁度良いサイズで持ち運びに良かったです。

DJI Mavic Miniの外観

プロペラは折りたたみ式で、畳むとコンパクトに持ち運べます。縦横のサイズはスマホと同じくらい。

手に持ってみるとホントおもちゃみたいな軽さで驚きます。

羽根を広げるとドローンらしい見た目になりました。プロペラの開き方は手前側のプロペラは真上から見たとき横に、後方のプロペラは後ろへ180度回転させる方式でした。

屋内で飛ばすときはプロペラガードを着けておくと安全です。その分重量が増して飛行時間は短くなりますが、横からぶつかったとしてもプロペラや家具を損傷するリスクが軽減されます。

側面にはOSMO Pocketのような小型3軸ジンバル付きのカメラを搭載。1/2.3インチCMOSセンサーでスマホの背面カメラくらいの画質で撮れます。

最大動画解像度は2.7K@30FPSまたはフルHD@60FPSになります。4Kで撮れないのは残念ですが、後継機では撮れるようになると噂されています。

お尻の方にバッテリーとmicroSDカードを挿入します。充電端子はmicroUSBです。SDカードが無くても録画は可能ですが、スマホに転送した画像は元画像よりも多少劣化します。

249gの海外版と比べてバッテリー容量は半減しており、海外版は公称値30分飛ばせるのに対して国内版は18分まで。体感では12~3分も飛ばせばバッテリー残量の警告が出ていました。バッテリーの充電は付属の充電器で約90分掛かりました。

想像以上に安定した飛行+画質も十分使える

天気が良かった日を狙って友人とレンタカーを借りてドローンを飛ばしに行ってきました。この日は風も落ち着いていて、ドローンを飛ばすには最高の環境です。

専用アプリ「DJI Fly」を使って機体とプロポを接続

機体とプロポ(コントローラー)の接続はスマホの専用アプリ「DJI Fly」を使って行います。

画面の指示に従ってプロポを展開し、下のスマホホルダーに挟みこんでケーブルで接続するだけ。Galaxy Note10+のような大型のスマホでも何とか挟み込めました。

操作スティックはプロポ本体に収納されているので、使うたびにネジのようにくるくる回して取り付けます。

撮影サンプル

実際にMavic Miniで撮影した映像がこちら。飛行の安定性や画質などの参考にどうぞ。


最初に飛ばした感想は、これだけ小さな機体でも「思っていたより綺麗に撮れているな」と感じました。

この日は日差しが強く、影になっている部分は黒つぶれしてしまいましたが、私のようにSNSにアップする用途であれば十分使える画質です。

素材をフリーの音楽素材と繋ぎ合わせると、シネマティックなVLOGなども簡単に作成できました。無料の動画編集アプリ「VLLO」で編集しています。

クイックショットを使うと簡単にオシャレな映像が撮れる


クイックショットの「ロケット」では、真上に向かってドローンが飛んでいき、カメラは真下を撮影します。4つあるモードの中では比較的省スペースで撮影できるので、周辺に障害物があるときはこのモードが良いと思います。


「ヘリックス」は被写体を中心に捉えて上昇しながら旋回するモードで、立体感・躍動感のある動画が撮影できます。

まとめ

お手軽にドローンを始めたい!と思うなら、Mavic Miniは初心者にオススメできる製品でした。ドローンに興味はあるけど、10万以上する製品を買うには手が出せない…という方に一度試してほしいです。

10万以上の本格的なドローンと比べると、4Kが撮れなかったり障害物検知機能がない、撮影モードが少ないなど制限はありますが、個人的には年に何度も飛ばすことはないだろうしこれで満足しています。

レビューした直後に後継機が出たらしばらく様子見します。いや、これは確実に出るだろうな…。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。