自撮り棒や三脚マウントになる多機能カメラグリップ「Just Mobile ShutterGrip2」レビュー
クラウドファンディングのINDIEGOGOで支援していた「ShutterGrip2」が届いたのでレビューします。現在はMakuakeで支援者を募っており、記事公開時点で1,800万円もの支援を集めています。
本製品はスマートフォンに取り付けるカメラグリップで、一眼レフのようなグリップ感と物理シャッターボタンを搭載しています。コールドシューや三脚穴も付いているので、ライトやマイク、三脚を設置して拡張可能です。
グリップを回転させて動画撮影用のハンドグリップとして使用したり、グリップ部分を伸ばすと自撮り棒としても活用できます。
そんな多機能なカメラグリップの「ShutterGrip2」をしばらく使ってみたので、特徴や実際の使い勝手について紹介します。
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ShutterGrip2のスペック・使用方法
サイズ | 76mm×48mm×29mm |
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重量 | 68g |
バッテリー | ボタン型リチウム電池(CR2032) |
バッテリー寿命 | スタンバイ時:18ヶ月程度 使用時:6ヶ月程度(1日500枚の撮影を想定) |
対応端末サイズ | 60mm~85mm(iPhone 12、12mini、12 Pro、12 Pro Max、Galaxy Note10/10+などに対応) |
対応OS | iOS9以降、Android 5.0以降 |
Bluetooth | Bluetooth 4.0以降対応 |
接続可能距離 | 最大10m(遮蔽物がない場合) |
周波数帯 | 2.3Ghz~2.4825GHz ISM Band |
使用可能機種 | ボリュームボタンをシャッターとして利用できるスマートフォン |
三脚穴 | 1/4インチねじ穴対応 |
認証 | CE、FCC、NCC |
使用可能環境 | 温度:0~50℃ 使用可能湿度:10%~90% |
本体素材 | ポリカーボネート、シリコン、TPE、アルミニウム |
生産国 | 中国 |
ShutterGrip2のデザイン・特徴
パッケージは製品のイラストが描かれた簡易的な包装でした。
付属品はShutterGrip2本体、専用ポーチ、ハンドストラップ、電池取付用ドライバー、取扱説明書。
ShutterGrip2は、写真や動画撮影時にスマホを片手で握りやすくする撮影補助アイテム。三脚に固定するホルダーのようなデザインで、スマホを横向きに挟み込んでグリップとして使用します。
本体サイズは76mm×48mm×29mm、重量は68gと小型軽量で、持ち運びに適しています。スマホホルダー部分は横幅60mm~85mmのスマートフォンに対応します。
本体の質感は樹脂製なので高級感はありません。手にとった瞬間は「これが5千円近くで販売している商品か…」とがっかりしたものの、軽量化とのトレードオフなら仕方ありません。
大事なのは見た目よりも機能です。このグリップを使用すると、様々な撮影スタイルに合わせて形状を変えて使用できる仕組みが設計されています。
コールドシューや三脚穴で拡張可能
グリップ上部にはシャッターボタンとコールドシュー、底面には1/4三脚穴が付いています。ビデオライトやマイク、GoProなどの小型カメラをマウントして使用できます。
コールドシューのカバーを外すと、中から小さな六角レンチが出てきました。この六角レンチを使って各パーツを繋げるヒンジの硬さを調整することができます。
これだけ小さなパーツだと無くしてしまう可能性が高く、本体に収納して一緒に持ち運べるのは便利だと思います。それだけ頻繁に緩むことも無いとは思いますが…。
グリップを変形させてハンドルや自撮り棒としても使える
ShutterGrip2のスゴイところは、グリップ部分を回転させて動画撮影などで使えるハンドル型に変形します。
その状態からハンドル部分を伸ばすと、最長22.5cmの自撮り棒として使用可能。集合写真を撮ったり、より広い範囲を撮影できて便利です。
Bluetooth接続のシャッターボタン付き
シャッターボタンの装着位置を変えることで、手元でシャッターを切ることが可能です。
シャッターボタンはスマホとBluetoothでペアリングして使用します。音量ボタンをカメラのシャッターとして利用できるスマートフォンに対応しています。
バッテリーは搭載されておらず、ボタン型リチウム電池(CR2032)を使用します。輸送時にこの電池が引っ掛かったらしく、事前に電池なしで輸送してもいいかと確認メールが届いていました。
実際に使ってみた
早速スマホに接続して使ってみました。
使用方法はスマホをホルダーに挟み込んで、BluetoothでシャッターボタンをペアリングするだけでOK。
スマホを挟むときは、グリップを本体上部より高い位置からグリップを下げて、ハンドルとホルダー部分をロックして使用します。
グリップ位置を端に調整することで、片手でもしっかりと握ってシャッターを切ることができます。想像していたよりも握りやすく、ホールド力が段違いに良くなりました。
ハンドルに切り替えて手持ちすると、動画撮影などでも手ブレを抑えて撮りやすくなります。グリップ本体に付属のストラップを付けておくと、誤って手を離しても安心です。
自撮り棒については使用するシーンが少ないものの、咄嗟のときにすぐ使えるのは便利だと思います。
スマホを三脚に固定するとこんな感じ。欲を言えば、自撮り棒として伸ばした状態で三脚に固定できたら嬉しかったです。
スマホスタンドとしても使える
おまけの機能として、グリップ部分を開くとスマホスタンドとしても使えます。角度調整も自由に行えるので意外と実用的でした。
縦置き・横置きどちらも対応しているので、縦置きでライブ配信を行ったり、PC横に置いてテレワーク中のビデオ会議や通知を確認するのに便利です。
まとめ
自撮り棒としても使えるカメラグリップ「ShutterGrip2」をレビューしてみました。
機能性と携帯性を両立した使いやすいグリップで気に入りました。樹脂製なので耐久性が気になりますが、よっぽど雑に扱わない限りは問題ないと思います。
ShutterGrip2があれば、スマホで写真や動画を撮るのがより便利に、楽しくなるのは間違いないです。気になった人はぜひMakuakeでチェックしてみて下さい。