au系の格安SIM「UQ mobile」を2年間使ってみて改めて評価したいと思う
auの通信網を利用した格安SIM「UQ mobile」を利用し始めてから今月末で丸2年を迎えます。
当時は徐々にネットの口コミで評判が集まっている段階で、本当に格安SIMへ乗り換えても大丈夫だろうかという不安もありましたが、今では乗り換えて良かったと思えるポイントが沢山あります。
そこで今回は2年間メイン回線として利用してきた感想や評価、この2年間の間に変わったことなどを改めてレビューしていきたいと思います。これから乗り換えを検討している方の参考になれば嬉しいです。
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UQ mobileについておさらい
UQ mobileを利用し始めてから約2年で様々な変化が起きました。良くなったことや改悪した所を含め、長期間利用してみての率直な感想をまとめてみました。
通信速度がとにかく速くて安定している
約2年前に書いたこの記事の時点で爆速状態を見せていたのですが、その速度を2年経過後の今でもずっと速度を維持し続けていることです。
https://creatorclip.info/2015/03/uq-mobile-unlimited-or-highspeed/
https://creatorclip.info/2015/06/uq-mobile-speedtest-review/
格安SIMでは利用者が急増した混雑時に速度が遅くなることが定説になっていました。しかしUQ mobileはKDDIの子会社が運営するため、本家au回線と遜色ない通信速度が出ています。
特にお昼のランチタイムは驚くほどネット回線が混雑するため、他社では画像を開くにも10秒近く掛かることもありますが、UQ mobileはそんな時でもサクサク読み込むため快適に利用できます。
モバレコさんに寄稿したときに上下最大500Kbpsのデータ無制限プランも試しましたが、YouTube動画の視聴やブラウジングなどもある程度快適に使えました。
これまでずっと格安SIM(MVNO)の通信速度を計測して比較してみた結果、長期間に渡って上位をキープし続けているのはUQ mobileやワイモバイルのサブブランドのみでした。
https://creatorclip.info/2020/04/mvno-speedtest-2020-04/
格安SIMにして値段が安くなったとしても、使い勝手が悪くなったり不便になっては意味がありません。実際、安さだけを見るともっと安い格安SIMは多く存在します。でもそれだと混雑時に遅くなることも多いです。
大手キャリアと比較してもスマホ代が半額以下に抑えられて、今まで通りの使い方で料金はグッと節約できるのは魅力的。乗り換えた上で安くなり、さらに快適に利用できるのが理想です。そんなわがままを叶えたいのであればUQ mobileをオススメします。
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SMS・テザリングに標準対応
ドコモ系格安SIMとドコモ販売の一部機種ではテザリングが無効化されており、テザリングを起動した瞬間にAPNがドコモ標準のSPモードへ強制的に切り替わる仕様になっています。
UQ mobileでは動作確認端末であれば問題無く利用できるため、速度が速い回線をスマホだけではなく、タブレットやPCなどでも活用できます。
他社のデータ通信専用プランと同じ価格ながら、LINEの認証などに使われるSMS(ショートメッセージサービス)にも対応しております。別途申し込みなどは不要で、SIMが届いた瞬間からすぐに使えます。
高速・低速切替、データチャージ、データ通信量の繰り越しに対応
UQ mobileで高速・低速通信の切替や、余ったデータ通信量を翌月末まで繰り越市に対応しています。
低速状態でも一定の通信量だけ高速通信が使える「バースト機能」をはじめ、プランRなら速度制限時でも最大1Mbpsで通信可能。速度制限に掛かっていてもYouTubeなどの動画視聴も問題なく行えます。
https://creatorclip.info/2015/11/uq-mobile-data-function/
https://mobareco.jp/a91630/
自分の場合だと動画視聴などをするときは、別途Wi-Fiルーターなどに繋いで視聴しているため従来の「データ高速プラン(3GB)」でも十分足りています。
容量が足りなくなった時は、100MBから追加でデータ通信量を購入できます。100MBだと220円(税込)、500MBだと550円(税込)なので、こまめに購入するよりも多く購入したほうが安くなります。
2年縛りなし!データ容量に応じて2つのプランから選ぶだけ
UQ mobileの料金プランは、データ容量に応じた2つのプランから選ぶだけのシンプルさが気に入っています。2年縛り解約金も廃止されたため、以前よりも気軽に解約や他社へ乗り換え(MNP)することができます。
通話が多い方は通話オプションを別途追加すると、通話料を節約することができます。ワイモバイルのように基本プランに組み込まれていないため、通話定額が必要ない方は月額料金を安く抑えられます。
スマホプランS | スマホプランR | スマホプランV | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 |
高速データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
超過時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月額料金 | 特徴 | |
---|---|---|
通話パック(60分/月) | 550円 | 最大60分/月の国内通話が定額 |
かけ放題(10分/回) | 770円 | 10分以内/1回の国内通話かけ放題 |
かけ放放題(24時間いつでも) | 1,870円 | 国内通話が24時間かけ放題 |
- ※価格は全て税込表示
詳しいプラン内容はこちらをチェックしてください。
https://creatorclip.info/2020/10/uq-mobile-plan-v/
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Try UQ mobileを使うと格安SIM・スマホを無料で試せる
実際の使い勝手や通信速度を体験してみたい方には、UQ mobile公式が行っている「Try UQ mobile」がオススメです。
通信エリアはau本家と同じ人口カバー率99%を実現し、地方や駅の地下などでも繋がりやすく圏外になる可能性は極めて少ないです。
ネットでの評判だけではなく、自分の住んでいる地域や行動範囲で使えるのか試してみたい方は一度申し込んでみて下さい。クレジットカードやPCメールアドレス、キャリアメールまたはSMSがあれば誰でも簡単に申し込めます。
- ※過去にサービスを利用していたことがある場合でも、利用から180日以上経過していれば再度申し込めます。
UQ mobileが向いている人、向いていない人
これだけ良いところを並べてオススメをしてきましたが、中にはUQ mobileのプランと相性が悪い方もいるので、自分の使い方を見直して検討してみてください。
- UQ mobileが向いている人(メリット)
-
- 格安SIMで混雑時の速度低下に悩まされている
- 通話料が高く、料金を安くしたい
- auのスマホをそのまま利用したい
- 格安SIMとスマホ本体をセットで購入予定
- 実店舗でサポートを受けながら契約したい
- 速度制限に悩まされている
とにかく通信速度については格安SIMの中でも1~3位に食い込めるほど評判が高く、数多く利用してきたMVNO回線の中で信頼できる存在です。
会社によってはスピードテストだけ速度を上げていたり、特定のアプリケーションのみ制限を掛けることもありますが、UQ mobileは数値通り体感速度も速いです。
auで使っていたスマホを再利用できるため、新たにスマホを購入しなくてもSIMのみ購入して初期設定したらすぐに使い始められます。
- UQ mobileが向いていない方(デメリット)
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- 少ない容量でもっと安く使いたい
- 高速でデータ通信をたくさん使いたい
- 自分の好きなSIMフリースマホを選びたい
選べるプラン(データ通信量)が他社より少ないため、自分に使い方に合った容量でなければ他社の方が安くなるケースもあります。
以前のプランと比べて2年縛りや解約金が廃止され、ますます使いやすくなったUQ mobile。あらゆるプランを見比べてきたなかでも、通信速度やエリア、実店舗でのサポート体制などどれをとっても不満がないサービスだと感じました。
これから格安SIMを始めたいかた、既に格安SIMを利用していて不満がある方はぜひ一度UQ mobileを試してみて下さい。
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