【横浜】「カップヌードルミュージアム 横浜」でオリジナルのカップヌードルを作って、開発の歴史を学んできた
横浜観光でまず最初に訪れたのは、横浜で年間100万人が訪れる人気観光スポット「カップヌードルミュージアム 横浜」です。チキンラーメン、カップヌードル創業者の安藤百福氏の開発までの歴史を見て体験できるミュージアムで、大人も子供も幅広い世代を通して楽しめるスポットでした。
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チキンラーメン・カップヌードルの歴史と体験が楽しめる博物館
カップヌードルミュージアムは昨年の3大都市旅行でも訪れていますが、カップヌードルミュージアムは入り口だけ入ってすぐ帰ってしまったので、ちゃんと中まで見るのは今回が初。
建物の中は天井が高く開放感溢れる空間。記念撮影スポットもいくつか用意されており、家族連れやカップルで賑わっていました。
マイカップヌードルファクトリーでオリジナルカップヌードルを作成!
チケットカウンターで入場券を購入します。大人500円、高校生以下は無料で入れます。
真っ先に向かったのが、自分だけのオリジナルカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」です!整理券で順番待ちになる人気のコーナーだけあって満席でした。
自分でデザインしたカップに、4種類の中から好きなスープと12種類の具材の中から4つのトッピングを選べます。
作り方の公式動画もあったので載せておきます。
まずは自動販売機で専用カップを購入します。税込300円。
購入後にすぐカップを消毒+蓋をしてもらいます。
手をしっかりと洗い、空いている席に案内されます。
今日の日付を入れて賞味期限の目安にします。賞味期限は制作してから1ヶ月とのこと。
あとはペンで好きなデザインにカスタマイズしましょう。絵心のない私は悪戦苦闘…。
かわいい鹿をモチーフにしてみました。
せっかくなのでお面を被って記念撮影。通報されなくて良かった…。
- ※良い子は真似しないように!
デザインが完了したら、お姉さんにカップを渡して麺や具材を入れてもらいます。
その時の動画がこちら。
カップヌードルミュージアムで製作工程を学ぶ pic.twitter.com/tJgTy3P7lI
— とくめい (@tokumewi) 2018年5月20日
スープと具材4種類を選びます。ギリギリまで悩みましたが、私はこんな組み合わせにしておきました。
スープ | カップヌードルカレー |
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具材 | エビ、コロ・チャー、ひよこちゃんナルト、モッツアレラチーズ(期間限定) |
通常のカップヌードルよりも具だくさんで、好きな具材が選べるのが嬉しいポイント。作っていく工程が見えるのもワクワクします。
具を入れたらフタをしてシュリンク包装をしてもらいます。専用の機械に通されて、透明のフィルムが密封されていきます。
専用のエアパッケージをもらい、ポンプで空気を入れるとバックのように肩掛けできるようになります。よく考えられている~!
同じフロアには小麦粉からチキンラーメンを手作りできる工房もありました。小麦粉をこねて伸ばし、蒸して味付けをして乾燥させるまでの一連の流れを体験できるそう。
体験料は中学生以上500円、小学生300円です。 所要時間は90分と長めなので、時間に余裕があるときに行ってみたいですね。
世界中の麺料理が楽しめる「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」
続いては4階にある世界各国のさまざまな“麺”を味わえる屋台風の飲食スペース。お昼前だったこともありほぼ満席状態でした。
日本ではなかなか食べられない麺料理も多くあり、どれにしようか迷います。。
日本のメニューとして出ているナポリタンやトマトジュレなども行列ができていました。
悩んだ末に無難なパスタを注文。300円なのでそこまで期待していなかったですが、トマトの酸味が効いた美味しいパスタでした。軽く腹ごしらえするにはちょうどいい量です。
カップヌードルのアイスや、好きな具材が選べるミニチキンラーメンなど、食べてみたい商品が多すぎて困ります。このあと横浜中華街へ行く予定だったので、次回また訪れたときに食べてみようと思います。
この日は謎肉祭としてコロ・チャーマシマシのカップヌードルも販売されているようですが、1日29食限定のため売り切れてました。
インスタントラーメンの歴史が学べる「インスタントラーメンヒストリーキューブ」
2階にある「インスタントラーメンヒストリーキューブ」では、過去に発売してきたインスタントラーメンの展示が行われています。
壁一面ずらりと並んだラーメンの数は何と3,000点以上!
年間約1,000億食が食べられていると言われているカップラーメンもこんなに種類があったんですね。
懐かしいパッケージの数々に思わず「あ!これよく食べてた!」「こんな味もあるんだ」と興奮を隠せません。
オンラインストア限定販売された「カップヌードル ふりかけ」や、謎肉祭の素4連パックなどが展示されていました。
1つずつ見ているだけでも話のネタになって時間が潰せました。
百福シアターと百福の研究小屋で開発の歴史を知る
2階の百福シアターでは、安藤百福の生涯をCGアニメーションで振り返るコーナー。次々とアイデアを生み出す「クリエイティブシンキング=創造的思考」の原点となる”6つのキーワード”を分かりやすく紹介します。
シアター全体が真っ赤に統一されており、最大104名まで収容できるミニシアターが2箇所あります。約14分の映像を楽しめました。海外の方も楽しめるように、英語、中国語、韓国語の音声ガイド機を用意しているとのこと。
アニメーションを中心にポイントを絞って解説しているため、内容が分かりやすく大人でも楽しめました。
チキンラーメンの開発を行っていた「研究小屋」を忠実に再現。ムービーでも登場していた小道具まで細かく再現されています。
クリエイティブな発想を知る6つのエリア「クリエイティブシンキング ボックス」
あふれる好奇心と創造的思考 (クリエイティブシンキング) で次々と製品を生み出した、クリエイティブな発想を知ることができるコーナー。
まだ無いものを見つける | 世の中にはまだ無いが、「あったらいいな」というものを探す |
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なんでもヒントにする | アイデアのヒントは身のまわりに転がっている |
アイデアを育てる | 発明はひとりじめせずみんなに使ってもらう |
タテ・ヨコ・ナナメから見る | いろいろな視点を発見する |
常識にとらわれない | 生活の中でアタリマエと思っていることを疑う |
あきらめない | 一度や二度の失敗にもくじけない |
日常に転がっているアイデアや発明、発見の面白さを知るポイントを紹介しています。子供の創造性だけではなく、大人でも仕事や暮らしをより良くする新たな発見が得られそうです。
初代チキンラーメンのパッケージ。即席インスタントラーメンの歴史はここから始まりました。
なんでもヒントにする。壁に固定された物を触るとアイデアの元になった物や生き物が登場します。
アイデアを育てる。発明はみんなのためにある。閃いたアイデアは独り占めせずみんなで育てることが大切です。
タテ・ヨコ・ナナメから見ると文字が現れるオブジェ。
小さい人が大きく見える不思議なコーナー。常識に囚われず、当たり前に思えることも時には疑うことも重要です。
一度や二度の失敗にくじけない「諦めない強い心」を持った歴史的発明家や偉人が勢揃い。ココで多くの人が記念撮影をしていました。
ここでしか手に入らないお土産も沢山!「ミュージアムショップ」
最後は1階に戻って「ミュージアムショップ」を回ってみました。ここでしか手に入らないオリジナルグッズが多数販売されており、見ているだけでも面白かったです。
ひよこちゃん饅頭に、どん兵衛食べ比べセット、カップヌードルのメモ帳やマトリョーシカなど個性豊かなお土産がずらり。キーホルダーやストラップなど友人にあげても喜ばれそうな小物グッズもありました。
創業者「安藤百福」さんの情熱を見て触れて学べる楽しいスポット
カップヌードルミュージアムと聞くと「子供向けのオリジナルのカップヌードルを作れる施設」というイメージしかなかった筆者ですが、今回実際に施設を回ってみて印象が変わりました。
子供はもちろん、大人でも考えさせられるアイデアや発想の転換の連続で、久しぶりに心をガシッと掴まれた楽しいミュージアムでした。
友人や家族、カップルと一緒に行くと楽しいこと間違いなしの定番スポットでした。
まだ行ったことが無い方はぜひ遊びに行ってみてください。
施設情報
住所 | 〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4 |
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電話番号 | 045-345-0918 (案内ダイヤル) |
開館時間 | 10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで) |
アクセス |
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