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【レビュー】FLEXISPOT E7:テレワークに導入したい障害物検知機能付きの電動昇降式デスク

電動昇降デスクやモニターアームを取り扱うFLEXISPOTさんより「FLEXISPOT E7」の脚と天然竹天板をメーカーよりご提供いただきました。

本記事では、電動昇降デスクの「FLEXISPOT E7」を組み立てから設置までの流れを写真で解説し、実際の使用感やメリット・デメリットについて解説していきます。

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電動昇降デスクって何?

電動昇降デスクとは、その名の通り電動で高さ調節ができるデスクです。別名スタンディングデスクとも呼ばれています。

昇降デスクには、今あるデスクの上に載せて使う台座式と、デスクそのものが昇降できるタイプの2つに分類されます。ボタン1つで気軽に変えられる電動式は、集中力が途切れることなくスムーズに立ち作業に以降できるのがメリットです。

多くのブロガーやYouTuberがこぞってオススメしている電動昇降デスクですが、筆者も以前にFlexiSpot E1という電動昇降デスクの脚を使ってDIYした経験があります。

提供してもらったE7についてもFLEXISPOT製。電動昇降できる脚と好きな天板を組み合わせて使える製品です。オプションで販売されている天板のほか、ホームセンターなどで自分で購入してDIYすることも可能です。

今回は純正の天然竹天板(140cm×70cm)とホワイトの脚をセットでご提供頂きました。

従来モデルと比べて昇降できる範囲が広がり、耐荷重も大幅にアップしています。さらに障害物検知機能まで搭載されてますます使いやすくなりました。

FLEXISPOT E7を開封

注文してから1週間ほどで天板と脚が到着しました。荷重125kgを支えるモーターが入っていることもあり、脚パーツの重さだけで34kgもありました。私は玄関先で箱を開封して部屋まで運搬しました。

箱を開封するとこんな感じ。

部品点数は過去のモデルより少なめ。昇降に使えうモーターも取り付け済みなので、台座に脚を取り付けたりモーターの配線をするだけの作業です。

開封する際は大量の段ボールや発泡スチロール、ビニール袋が出ることを覚悟しましょう。

デスクの組み立て・解体は電動ドライバーを推奨

組み立てに入る前に、前使っていたデスクの解体から始まります。正直この作業のほうがパーツが多くて大変でした…。

今回の組み立てのために用意したXiaomiの電動ドライバーが大活躍してくれました。見た目もミニマルかつトルクもしっかり出ているので初めての電動ドライバーにオススメ。

ビットも12種類入っているので、六角レンチも回すことができます。

気を取り直して組み立てていきます。

純正の天板だと下穴が空いているので、脚パーツを穴の位置に合わせて調整するだけで良いのが楽でした。DIYしたときは水平を測ったりして地味に大変でした。

各パーツが大きくて重たいだけで組立自体は簡単でした。各パーツをねじで留めていくだけですが、手回しだと留める本数が多いのでしんどいと思います。

特に重たい脚部分は慎重に。怪我のないように注意しながら作業してください。

コントローラーは左右どちらでも取り付けできます。

天板にもネジ止めする穴は空いていますが、後から付け替える可能性を考えて魔法のテープを使用しました。

完成したFLEXISPOT E7をチェック

最後に天板をひっくり返して出来上がり。…と一言で言ってしまえばそれまでですが、総重量50kg近いデスクを一人でひっくり返すのはかなりの重労働です。

純正天板はモニターアームも使用OK

竹の天板の質感と白の脚の組み合わせはおしゃれでいい感じ。今までは厚さ3cmの天板を使用していましたが、竹製の本製品は厚さ2cmに薄くなりました。

モニターアームなどクランプしたときに耐久性が落ちないか不安でしたが、今のところしっかりと支えてくれています。

デスクのリニューアルに合わせて購入したエルゴトロンのモニターアームは、高さも位置も自由自在に調整できて便利です。また後日改めてレビューします。

ボタン1つでスムーズに昇降可能

電動昇降させるには天板の下に取り付けたコントローラーを使用します。ボタンをタッチすると白いLEDが点灯します。あらかじめよく使う高さを記録して、ワンタッチで立ち作業に合わせた高さに昇降させることが可能です。

高さを上げるとこんな感じ。しっくりくる高さを探した結果95cmくらいが個人的にはちょうど良かったです。昇降範囲は53cm~123cmまで。一番低い状態だと子供でも利用しやすい高さになります。

以前使っていたE1では一番低くて70cmと少し高く感じていたので、脚を変更したことで使いやすくなりました。


実際の動作している様子がこちら。昇降させるときの音も静かなので、時間帯問わず利用できますね。

昇降させる位置はパネル右側にあるボタンで最大4つまで登録が可能です。

座り姿勢や立ち姿勢のほか、書き物をしたり物撮りをするときなど様々なシーンを登録すると便利です。

障害物検知機能

FLEXISPOT E7には昇降時に障害物を検知するセンサーが内蔵されており、昇降時に負荷が掛かったら昇降を停止して元の位置に上昇する機能が備わっています。

私がデスクを設置したのが窓際の一角なので、窓枠の部分に引っかかって天板が凹んだりすることもあるかもしれません。

実際に下にデスクワゴンを置いた状態でゆっくり昇降させてみたところ、障害物に軽く触れて圧力を感じると下降動作が停止しました。結構強めに押されるのでモーターの負荷がすごそうなのでもうやりません。

障害物検知の感度調整も3段階で行なえます。調整方法は上ボタン・下ボタンを同時に5秒間長押しです。

電動昇降デスクのメリットとデメリット

FLEXISPOT E7を組み立ててから1ヶ月ほどガッツリ使ってみて、電動昇降デスクのメリットとデメリットが分かってきたのでご紹介します。

メリット

■メリット
  • 身長や作業スタイルに合わせて高さを微調整できる
  • 立ったまま作業すると肩や腰の負担が楽になる
  • ボタン1つで簡単に昇降できる
  • 見た目がかっこいい
  • デスクで作業するモチベーションが上がる

電動昇降デスクは2019年から1年半以上使っていますが、一番の効果は腰痛の軽減です。

自宅では定価10万円オーバーの椅子を使っていてもずっと座っていると足腰が痛くなりやすく、座り姿勢から立ち作業に切り替えると負担が軽減されます。

ずっと立ったままだと今度は脚が痛くなるので、座り姿勢と適宜切り替えながら作業すると多少ましになります。一日のうちに立ったまま作業するのは15分くらいなので、眠くなる時間帯とか集中して作業したいときにオススメです。

自分の身長や作業スタイルに合わせてデスクの高さを微調整できるため、リラックスした姿勢で作業ができるのもメリット。

デスクワークを快適にするには椅子選びも重要ですが、机の高さもメチャクチャ重要なんです。机の高さが合っていないと無意識のうちに腰が丸まったり、肩に力が入ってしまうため体に負担が掛かります。

このデスクは家族と共用で使っているので、4つのメモリー機能を使って体格に合わせた位置にボタン1つで切り替えています。

デメリット

■デメリット
  • 配線整理が難しい(ケーブルの長さや配置に気を遣う)
  • 各パーツが重たいので移動や引っ越しが大変
  • 通常のデスクよりも値段が高い

電動昇降式デスクのデメリットは、配線整理の難易度が鬼のように上がること。

デスクトップPCを使っている人はケーブルが引っ張られないように設置場所や使用するケーブルを選ぶ必要があります。

ケーブルが短すぎると断線の原因になり、かといって長過ぎるとダラ~ンとだらしなく垂れ下がってしまいます。また近いうち配線整理を頑張る予定なので、完成したらまた記事にしたいと思います。

組み立てのときにも話した重量については要注意。場所の移動や引っ越しをするときは解体も持っていくのもめちゃくちゃ大変です。

まとめ

FLEXISPOT E7は電動昇降デスクの中ではコスパがいい部類に入りますが、通常のデスクと比べると高価な部類に入ります。

値段が高くてなかなか手が出せない方は、もっと安いモデルもあるので比較検討してみるといいと思います。

とはいえ、価格が高いだけあって作りもしっかりしていますし、デスクに向かうモチベーションが上がったのは確かです。作業環境を改善したいとお考えの方はぜひ検討してみてください。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。