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Surface Goの外観や使い勝手をASUS Transbook 3 T303UAと比較してみた。 #Surfaceアンバサダー

Surfaceアンバサダー企画で「Surface Go」をお借りして早2週間が経過し、徐々に使い勝手やいい所と悪いところが分かってきました。

私がメインで使っている2in1タブレットの「ASUS TransBook3 T303UA」(以降)よりも一回り小さいコンパクトなサイズは気軽に持ち運べるタブレットとして優秀です。

今回は、形状の似ている2機種をPCやタブレットとして使う場合、どちらが優れているのかを比較検証してみたいと思います。TransBook 3のサイズ感はSurface Proにも近いので、Surface ProとGoで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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本体サイズ・重量の比較

本体サイズはA4とB5サイズくらいの差があります。TransBook 3には保護フィルムを貼っているのでテカテカしていますが、実際はSurface Goのようにアルミのサラサラした触り心地です。

開いて当ブログのトップページを表示してみました。同じような倍率になるように拡大率を調整しています。どちらもディスプレイの発色が良く、解像度が高いので見やすいです。ディスプレイのサイズ以上に解像度の差で、一画面に表示できる情報量に大きな差が出ていました。

情報量が落ちたとしてもこの機動性の高さは捨てがたいです。
これまでのSurfaceシリーズよりも一回り小さいサイズのため、iPadなどのようにいつでもどこでも持ち運び・取り出しやすいのが大きなアドバンテージとなっています。

このサイズでまともに動くWindows端末は貴重な存在です。
旅行やカフェでちょっと作業したいときに邪魔にならず、持ち運び用途にはベストなサイズだと思いました。

タイプカバー・スタイラスペンの使い勝手

タイプカバーを比較してみると、TransBook 3 T303UAのほうがキーピッチやトラックパッドの広さに余裕があり快適に作業ができました。とはいえ、Surface Goのキーも特に変わった配列でもないため多少の窮屈さに慣れていれば問題ないです。

タイプカバーは打鍵感が非常に似ている

ちなみに、前者は本体とセットで販売していますが、後者は別売りで税込12,744円と中々いい値段がします。後述するSurfaceペンと合わせるとミドルスペックの格安スマホが買える値段です。

両者を使い比べてみても打鍵感にほとんど違いは見られず、キーのサイズや配列の違いにもすぐに慣れます。ラップトップPCと違って、キーボードに角度が付けられるので手首の負担も少ないです。

Surface Penは高いだけあって書き心地がいい

キーボード同様にスタイラスペンもTransBook 3は本体に同梱、Surface Goは別売りで税込12,744円します。

実際に書き心地を比較してみると、Surface Goのほうが滑らかで芯の硬さが柔らかめなのが書きやすく、ASUS Penは線を素早く書くと途切れ途切れになることがありました。筆圧を強くするとペン先がブレやすいのも微妙です。

ペンタブレットとして使用を想定しているならSurface Goのほうがオススメです。

Surfaceペンは本体側面にマグネットでくっつくので、一緒に持ち運ぶときも紛失し辛いと思います。ASUS Penを持ち運ぶときはカバンのペン立て部分に収納していますが、高さがあるので移動中に抜け落ちてしまわないか心配になるときがあります。

キックスタンド・接続端子の比較

ヒンジ部分はどちらも適度な硬さががあり、無段階で調整できるのも同じ。
膝上での作業はコンパクトなSurface Goのほうが安定していました。TransBook 3 T303UAは平らな場所じゃないと左右にぶらついて安定しないのが難点です。最大で開く角度も、前者は165°に対して後者は155°です。

Type-Cポートで機能の拡張が前提

右サイドには各種ポート類が並びます。左のSurface Goは3.5mmイヤホンジャック、USB Type-C、Surfaceドック、SurfaceConnect。右のTransBook 3 T303UAはUSB Aポート、HDMI、USB Type-C(Thunderbolt 3)です。

Surface GoでマウスやHDDと接続する場合、Type-Cのハブを使ってUSBポートを増設しなければいけません。映像出力についても同様に、HDMI端子がないので別途アダプタや変換ケーブルを持ち歩くのは少々面倒くさく感じました。

側面から見るとSurface Goは後方に向かって台形型になっており、TransBook 3 T303UAよりもタブレットとして使ったときに適度な丸みを帯びて持ちやすく感じました。

microSDスロットはSurface Goがキックスタンドの内側、TransBook 3 T303UAは左側面に付いています。普段そこまで取り出すことがない人はどちらでも構わないですが、カメラなどの写真データを頻繁にやり取りするときはスタンド裏だと使いづらく感じそう。

Surface Goはファンレスで静か

側面上部にはSurface Goは電源ボタンと音量ボタン、TransBook 3 T303UAは電源ボタンと大きめの通気口が空いています。音量ボタンは左側面にあります。

前者はファンレス構造のため作業中でも静かに駆動しますが、重たい作業を長時間続けていると背面がかなり熱くなってしまいます。一方TransBook 3 T303UAはちょっとした作業中でも早めにファンが鳴り始めますが、発熱は極端に高くないように感じます。

持ち運び・機動性の高さはSurface Goに軍配

私が愛用しているユニクロのバックパックのタブレットスペースにぴったり収まります。Surface Goのサイズなら、リュックサックではなく小さめのサコッシュやショルダーバッグでも携帯できちゃいます。この機動力の高さが最大のウリですね。

純正充電器のサイズ

純正の充電器のサイズもSurface Goのほうがコンパクト。どちらもUSB PDに対応した充電器があれば代替可能で、充電器の出力はSurface Goが24W、TransBook 3 T303UAは45Wと必要とするパワーにも大きな差があります。

TransBook 3 T303UAはプラグ部分も折り畳めず、ケーブルも硬めで取り回しづらいです。Surface Goはモバイルに特化しているためか、ワット数が少ないUSB PD対応のモバイルバッテリーでも充電できました。

バッテリー持ちについて

バッテリー持ちについては使用する頻度や設定によって異なりますが、同じように使用したときはSurface Goのほうが持ちが良かったです。そもそもTransBook 3 303UAは全然持たないので、充電器やモバイルバッテリーがないと安心して外で作業できません。

どちらも設定を「高パフォーマンス」に設定すると、体感でSurface Goが6時間、TransBook 3は4時間程度持ってくれます。

欲を言えばもう少し持ってくれると嬉しいのですが、高解像度のディスプレイを搭載しているためどうしてもバッテリー持ちはそこまでよくありません。

両者どちらもUSB Type-Cによる充電に対応しているので、サードパーティ製品の充電器やUSB PD対応のモバイルバッテリーで問題なく充電が行えました。

CPUの違いで必要とする出力に差があり、Surface Goは30Wでもフルスピードで充電できますが、TransBook 3 T303UAは45W以上の出力でないと充電スピードが放電に追いつかなくなってしまいます。

スペック・パフォーマンスについて

Surface GoとTransBook 3のスペックをざっと並べてみました。

Surface Go TransBook 3 T303UA
本体価格 下位モデル:69,984円
上位モデル:89,424円
定価:107,784円
購入時:89,980円
本体サイズ 245mm × 175mm × 8.3mm 298.8mm × 210.1mm × 8.35mm
重量(タイプカバー込み) 本体522g/キーボード245g/合計767g 本体790g/キーボード310g/合計1,100g
OS Windows 10 Sモード(Homeに解除可能) Windows 10 Home
ディスプレイ 10型 PixelSenseディスプレイ(1,800×1,200) 12.6型 TFTタッチディスプレイ(2,880×1,920)
CPU Intel Pentium Gold Processor 4415Y Intel Core™ i5 6200U
メモリ 下位モデル:4GB
上位モデル:8GB
8GB
ストレージ 下位モデル:64GB eMMC
上位モデル:128GB SSD
512GB SSD
バッテリー駆動時間 動画再生:約9時間 約5時間(3時間で満充電になる急速充電対応)
充電規格 SurfaceConnect(24W)、USB Type-Cで充電可能 USB Type-C(USB PD・20V 2.25A=45W)で充電可能
60分で60%まで回復する急速充電に対応
Wi-Fi規格 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth規格 Bluetooth 4.1 Bluetooth 4.1
カメラ 背面800万画素/前面192万画素
Windows Hello 顔認証対応
背面1,258万画素/前面500万画素
Windows Hello 顔認証対応
スピーカー Dolby Audio Premium Harman Kardonとコラボした「ASUS SonicMaster Premium」
インターフェイス USB 3.0×1、3.5mmイヤホンジャック、HDMI、Thunderbolt 3対応Type-C×1、micro SDカードスロット、タイプカバー用端子 Surface Connect×1、3.5mmイヤホンジャック、USB Type-C×1、microSDカードスロット、キーボードカバー用端子

Surface GoのCPUは「Intel Pentium Gold 4415Y」が採用されています。Atomと比べて性能が大きく向上していますが、Core Mシリーズやiシリーズと比べるとそれほど処理能力は高くないものです。

実際に普段使っているツールやブログ更新作業などをSurface Goで試してみたところ、Photoshopで簡単な画像加工をしながらブラウザでWordPressにログインして文章の入力や更新作業などは問題なく行えました。

上位モデルであればメモリも8GB、ストレージも128GB SSDを搭載しているので思っていた以上には動作してくれます。Officeソフト(Word、Excel)も、よほど重たいファイルを開かない限りはもたつきも見られなかったです。

まとめ

Surface GoとTransBook 3 T303UAを比較してみて、どちらも長所と短所がはっきりと分かれる結果になりました。

外でちょっとブログを更新したり、Officeソフトで資料作成、ブラウザで調べ物をする程度ならSurface Goでも十分です。ガジェットを多数持ち歩く人にとってSurface Goのコンパクトさ、軽さは大きな魅力となるはずです。

TransBook 3は大きさが一回り大きくなるぶん機動力は落ちますが、各種インターフェイスが充実していたり本体性能の差で同じ作業をしていても効率よく行えます。パソコンの使用用途に応じてどちらが向いているかは変わってくるでしょう。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。