HTC 10 HTV32のカメラ作例集。細部まで美しく撮れる「UltraPixel」の実力を試す
赤いアルミボディが美しい「HTC 10 HTV32」を手に入れてから綺麗に撮れるカメラがお気に入りです。
背面カメラが約1,200万画素、前面が約500万画素で特段画素数が大きいわけではないですが、独自技術「UltraPixel」によって細かい部分まで綺麗に描写できるのが特徴です。
HTC 10は昨年夏に発売されたモデルのため、今さらレビューする必要もないかなと思いつつも、まだまだ使える端末なので改めてレビューしてみたいと思います。
撮影は特に表記がない限り全てオートで撮影しています。高画質版は以下のGoogleフォトのリンクから確認できます。
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カメラUI・設定項目はシンプル
カメラのUIや設定項目は必要最小限。シンプルと言えば聞こえが良いが、シーンに応じて最適なモードを選びたいときもあるので、他社のメーカーを使っている方は物足りなさを感じることも。
その分カメラの起動→撮影が速く、ロック画面から約1秒ほどで撮影できました。
実際に使っている感じだとオートでかなり強力に撮影できるので、今のところ不便なシーンや困ったことはないです。
プロモードではISO感度やフォーカス位置のマニュアル調整などが行なえます。
設定項目はグリッドの表示や明るさの自動補正、笑顔シャッターなどのみ。
オートフォーカスはZenFoneシリーズ同様にレーザーオートフォーカスを採用。ピントが合いにくい夜間などでも高速でフォーカスが合うようになっている。センサー位置に指に掛かると警告が出るようになっています。
風景・街並み
旅行中に撮影する機会の多い風景や街並みの写真。今回は地元沖縄の絶景やアメリカンビレッジの味わい深い街並みを撮影してみました。
拡大して見てみると、木々や建物の細かい部分までブレずに描写できているのではないでしょうか。Galaxy S8のカメラ作例に近い少々派手な色合いになりました。
夜景
夜間撮影では暗い部分と明るい部分の差をはっきりと出すような傾向があり、観覧車のイルミネーションや看板のネオンなどは綺麗に描写できていると思います。逆に、人物や建物内の部分については黒つぶれになってしまいました。
食べ物
スマホカメラで1番多い撮影シーンといえば食べ物ですよね。ラーメンのスープのドロっとした状態やお肉のシズル感など、求めていたカメラの画質以上のクオリティで大満足です。
色合いはやや鮮やかになるため、撮影するシーンによっては彩度が強すぎる写真になることもあります。JPEG撮って出しでSNSにそのままシェアして飯テロできる手軽さは非常に魅力的です。
カメラ性能重視でスマホを選ぶ方にオススメ
HTC 10は端末デザインがカッコイイだけではなく、音やカメラにこだわり抜いたフラグシップモデルです。作例を見ても分かるように、フラグシップモデルに相応しい高画質な写真が撮れました。
セルフィー(自撮り)機能では広角の明るいレンズで複数人での集合写真もしっかり収まります。さらに背面・前面どちらも光学手ブレ補正に対応しており、片手で撮影するときにブレやすいセルフィーでもブレずに撮れます。
白ロム購入のSIMロック解除が今月末までのため、欲しい方はなるべく早めに購入しておくことをオススメします。
今年発売されたHTC U11ではさらに色の表現力や精細感が向上し、より自然に綺麗な写真が撮れるようになっています。予算に余裕がある方はHTC U11のほうがいいかもしれません。